いちごのお菓子の名前はフレジエ、いちごをもたらした人の名前もフレジエ。
ケーキの名前は,Fraisier(フレジエ)と言いますが、ガリゲットやプルガステル種で有名ないちご栽培地ブルターニュ地方に最初にいちごをもたらしたのが、チリからやってきた航海士、Amedee-Francois Frézier(アメデ・フランソワ・フレジエ)という人だとかで、なんと名前がフレジエさん!
フレジエは、フランス語で元々いちごの木のことを言います。私たちが食べている部分は、fraiseフレーズと呼びます。
日本と違って、フランスではいちごの季節しかこのケーキを作りません。季節素材に対するリスペクトは、さすが農業国フランスです。
フランス、調べてみるとわりといちごの生産地が多いのです。先日のパリのお菓子屋さん、Mori Yoshidaの吉田シェフとのZoom対談で、いちごは南から北へ栽培時期がずれるから、その期間中フレジエはつくれるんだよ、と言っていたのを思い出します。
(このお菓子は、当教室のベーシッククラスの定番です!)