税金をごまかして作られたチーズとは⁈
昔は、税金の金額の目安は色々なもので決めれていたんですね。京都だったら玄関の大きさとか聞いたことがあります。だから間口は狭く、奥が細なが~くなったとか。フランスだと、窓の大きさとかよく聞きますが、フランスのアルプス地方、サヴォワ地では、なんと搾乳の量で決めていたとか。
ルブロッションというフランスのアラプス地方、サヴォワのチーズがありますよね。あれは、ルブロッシェールreblocher=もう一度乳を搾るという動詞から名前がきているそうな。
14世紀、税額は1日のミルクの収穫量から計算されていたそうです。そこで農家は監査官の目の前では、乳を全て絞り切らず、監査官が帰った後残った乳を全部しぼり、それでこっそりチーズを作ったから、もう一度乳を搾るという意味の動詞から名前をもらったのだそう。
ルブロッションを使うジャガイモの料理、タルティフレットはよく教室でも作りますが、ルブロッションをトロトロに溶かしてジャガイモなどにかけるルブロショナードなる食べ方は、現地で知りました。
(ルブロッションを温める専用のトースター)
(サヴォワのチーズ料理には、サヴォワのワインがピッタリです)
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