型不要、重石不要のフルーツタルトを作ってみませんか?
フランスではタルトと言えば、フルーツのタルト!庭や周辺で摘んだフルーツを生地にそのまま乗せて、砂糖をふって焼くものが代々伝わる一般的な家庭のタルトです。型がなくても、自分で好きな形のタルト生地をつくって、フルーツのタルトを焼いてみませんか?
今回は缶詰の黄桃を使用し、細長のタルトを作ってみました。タルト生地がしけないように市販のカステラ2切れ分を散らしました。タルト生地は空焼きしますが、しっかり休ませてピケすれば、重石はいりません。
生地
薄力粉 100g
バター 50g
全卵 20g
塩 ひとつまみ
砂糖 大匙1弱
薄力粉とさいころ大にカットしたバター、塩、グラニュー糖をフードプロセッサーでさらさらにして、卵を入れて、ひとかたまりになったら、ラップなどで覆いながら麺棒で薄く延ばし、冷蔵庫に入れて2時間以上休ませる。
その他
バター 大匙1ほど(冷えたもの)
カステラ 2切れ
黄桃 缶詰のもの1缶(半割5個)
あればピスタッチオやアーモンドの薄切りなど
1、 生地を、好きな形に2ミリくらいの厚さに伸ばして縁を立てる。冷蔵庫からすぐだと生地が硬すぎるので、少し出してから待って、生地が曲がるようになったら作業する。
2、 1を裏に返して、立てた縁に指をあてて強化する。
3、 冷蔵庫で30分休ませてから、ピケして200度で15分空焼きをする。しっかりピケすれば重石は不要です。膨れた箇所があれば、フォークで押さえるといいでしょう。
4、 カステラはフードプロセッサーで砕く。
5、 3が焼けたら、バターをちぎって散らし、カステラで覆う。
6、 黄桃をカットして、タルトに並べる。あればナッツを散らす。黄桃の水分は、しっかり拭き取ろう!
7、 グラニュー糖(分量外)を少々表面にふって、250度で13分ほど焼く。