見る、乗る、撮る。SL大樹満喫旅。その①
初めまして、えとらんぜと申します。
この度noteを開設することにいたしました。
どうぞよろしくお願いいたします。
最近Twitterにまとまった事を書くことに少々のやりにくさを感じていました。
呟きというだけあり、思いついた事をポンポン投げ込むのにはいいのですが、考察したことなどを整理しながら自分の中に落とし込むために書き込むことには向かないなぁと思っていました。
こちらではTwitterとは違い、私がそのような事のために使っていこうと思い、開設した次第です。
筆無精な上に稚拙な文章しか作れない私ではございますが、時折暇つぶし程度に見ていただく機会があれば嬉しく思います。
・旅のいきさつ。
さて、今回は日光市へSL大樹に乗りに行った事をまとめようと思います。
先日、久しぶりに石坂浩二版の金田一シリーズを観ていたのですが、悪魔の手毬唄(1977年)を観ていた際に、ロケで使われた大井川鐵道を見て懐かしくなったのです。
私は大学生の頃に静岡県に住んでおりました。とはいえ東部に住んでいたため、大井川鐵道に乗った機会は卒業間際に一度だけ。しかしあの時に乗車した記憶は今でも鮮明に思い出す、忘れられない思い出です。
私は鉄道は好きなのですが、酔うことと、周りの目が気になる気の小ささから乗ることはあまり好きではありません。そんな私でも、あのSL旅は心の底から楽しいと思ったのでした。
蒸気機関車が引く旧型客車の雰囲気・乗り心地、木造駅舎を始めとする当時そのままの施設、お茶畑の合間を走ってゆくローカルさ、まるで大分麦焼酎二階堂のCMのように、赤みのかかったフィルターがかけられた世界だと思いました。
そして何よりSLおばさんと呼ばれる車掌さんの陽気さがとても良かったのでした。周囲の観光案内を面白くされていたり、ハーモニカを吹いたり、おもちゃの実演販売をしたり、古い車両に揺られて旅をするだけかと思っていただけに、思いもがけぬ面白さでいい思い出となったのでした。
大井川鐵道に行ってから早10年。いい機会だから久しぶりにSLに乗りに行ってみよう。
そんな時に鉄道系YouTuberのスーツさんの動画を拝見し、初めてSL大樹の事を知りました。東武が蒸気機関車を修復したということはニュースで見た記憶がありましたが、臨時列車で時々走るのだろう程度の認識でした。それが1日に数本、毎日のように日光を走っているというじゃありませんか。
私の住んでいる山形県山形市から栃木県日光市は高速道路を使って3時間半〜4時間程度と、適度な観光を盛り込んでも日帰りの出来る距離感にあります。
思い立ったら毎日がいい日旅立ち。私の好きな某漫画のキャッチコピーを引用させていただくと、まさにその通りの状況でございます。こうしてSL大樹に乗りに行くことにしたのです。
・乗車日まで準備すること。
SL大樹に乗るには乗車券の他に座席指定券が必要となります。こちらは事前にインターネットにて購入する事が可能です。編成や行先は日にちにより異なります。ホームページを確認し、間違いのないよう注意しなければなりません。使用車両についても丁寧に記載されておりますので、乗りたい機関車、乗りたい車両があれば、運行される日を選んで購入する事も可能です。また、購入が完了しましたらスクリーンショットを撮っておけば検札時にスムーズに処理され、便利かと思います。ついつい写真や動画を撮りすぎて、検札の際に電池切れ、なんていうトラブルにも注意です。
今回の旅のテーマは「見る、乗る、撮る」でございます。
一人旅なので、スケジュールにもある程度無理させることができます。しかしSL大樹に乗りに行くという目的がある以上、本筋から逸れた目的地に行くというのもコンセプトがボケかねません。そこで、東照宮などの社寺方面には行かず、下今市〜鬼怒川間付近に目的地を絞り、回ろうと考えました。
昨年9月、日光へは一度来ておりまして、その際に社寺や中禅寺湖方面には行っていたのでした。しかし、その時に回る予定だった日光街道の杉並木を明るいうちに見ることが出来ませんでしたので、それだけは今回行こうと思いました。
05:30【出発】
出発の朝を迎えました。気温は-4℃。うっすら雪の積もった、静かな朝です。少し明るいのは、雪が光を反射しているからでしょうか。
エンジンをかけ、暖気したのち、いよいよ出発です。
06:00【上山市】
ガソリンが空だったことを忘れていたため給油。事前にちゃんと確認しましょう。バイパス沿いのガソリンスタンドも、以前は24時間であったり、Googleマップで営業中と出てきた場所も、コロナ禍になってからは夜間の営業をされていないという場所も増えた気がします。気をつけないといけないですね。
古い車両に乗るのだからと、山口百恵ベストを聴きながら南下します。
07:30【安達太良サービスエリア】
安達太良サービスエリアに到着。山形から行くとちょうど2時間程度と、休憩を挟むのにはいい距離感にあります。円谷英二氏の出身地である須賀川市にちなみ、ウルトラマン像が名物です。日光まで一気に行けなくもないのですが、翌日の疲れ具合や、事故のリスクなどを考えると、こまめな休憩というのは大事だなぁと思う今日この頃です。朝早くて売店は開いていなかったため、行きで購入したコンビニのサンドイッチをいただきます。
09:15【日光市営駐車場】
下今市駅近くの、日光市営駐車場に到着しました。
こちらは駅から2分の距離にある無料駐車場となっております。だけに人気の駐車場のようで、私が着いたこの時間でも既に空きは2枠のみでした。
SL乗車だけではなく、もしかしたらこちらに停めたまま鬼怒川へ宿泊したり、日光方面に行かれる方もいらっしゃるのかもしれませんね。
こちらが空いていなければ駅併設の駐車場に停める予定でしたが、そちらは駐車料1000円がかかります。ラッキーでしたね。
仕方のないことですが、この時期はどこに行くにしても塩カルでこんな有様になってしまうので恥ずかしい限りです。
洗車場に寄ってからとも考えたのですが、洗車機の洗車場しか探せなかったので断念。この時期に雪と無縁そうな街に行く時は、事前に洗車場も調べていくといいですね。
既に遠くから汽笛が聞こえます。先発のSL大樹1号の発車に間に合ったようです。予定より少し早めに出発したのが功を奏しましたね。いよいよSL大樹とのご対面です。
今回はここまでです。
時間はいよいよSL大樹号とのご対面です。
長々とお読みいただき、ありがとうございました。
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