ウクレレ作り プロローグ
このゴールデンウィークは、ウクレレのことで頭がいっぱいだった。
きっかけはニュースアプリで、ウクレレを自作できるキット本の紹介記事を見かけたことから始まった。
ギターを少しかじったものの、難しいコードの壁を乗り越えられず、手頃なミニギターが欲しいなぁと思っていた私は、「これだ!」と食いついた。
ミニギターじゃなくてウクレレだけど、自分だけの一本が作れるなんて楽しそう!
ギターとウクレレでは弦の本数と押さえ方が違うけど、ウクレレの方が簡単そうだし両方覚えたらいいのでは?!
思いがけず突然に、火が着いてしまった。
その日の夜にアマゾンで注文し、5月1日に届いた。
さっそく開封し、中身をチェックすると・・・
なんとパーツが足りない・・・
問い合わせ先は土日祝日は休みで、ゴールデンウィークが明けないと繋がらない・・・
作り始めてしまおうかとも思ったけど、もし返品して交換しか対応できないって言われたらと思うと、手を付けられなかった・・・
ゴールデンウィークに作りたくて買ったのに!
しょうがないからその5日間は、作るコツや塗装の仕方を調べたり、塗料を買ったりして待った。
やっと5月6日になって、対応事務局に電話すると、足りないパーツだけ送ってくれるそう!
それを聞いてさっそく作り始めた。
まずは胴体とネックを接着する。
接着剤が乾いて、くっついた!
と思ったら・・・
ネックがずれて段差ができている・・・
最初からネックに開いていた穴の位置がおかしかったみたい・・・
ネックから胴体にかけて、指板というプレートを貼るので、ここは平らじゃないと駄目で。
カンナで削れば・・・と思ったけど、私にそんな技術はなく、ナイフとやすりで削る?とか色々考えたけど、やっぱり無理。
また対応事務局に電話したら、代わりの品を送ってくれると言われ、ホッとした。
というわけでなかなか進まないウクレレ作り。
今回は思い立ってからスタート地点まで色々あったというプロローグでした。
また作る工程を一から書きたいと思います。
楽器になり損ねたウクレレの本体は、いつか私がハンドメイドか何かのお店をやるとき(妄想)、ペイントして看板にしたいです。