理想のおばあちゃん像と絵本「海のアトリエ」
理想のおばあちゃん像がある☺︎
海が大好きで、毎日海に散歩に行く。
夏はスイスイ泳いだりしながら、海辺で拾ったものを飾ったり、めずらしいものを大切に持っている。
近所では「あのおばあちゃんは海のことたくさん知ってる」「あのおばあちゃんと海に行くと楽しい」と言われている。
孫ほどの年齢の子どもたちが、放課後になると「おばあちゃん、海行こー!」と誘いにくる。
海の色でいっぱいの絵を描くことを楽しんだり、海で遊んでいる人たちの楽しそうな瞬間を写真に残している。
お家には、海にまつわる本や絵本、インテリアでいっぱい。
心地いい空間が広がっている◎
・・・
20代前半のころ、「わたしは将来絶対にこうなりたい!」という強すぎる望みはなかったけど、なんとなく「こんな風に歳を重ねてこんなおばあちゃんになっていきたいな」というイメージがあった。
いつも頭の片隅にあるおばあちゃん像。
その感覚に似ている、素敵な絵本を見つけた♩
海のアトリエ/堀川理万子
学校に行くのが嫌になった女の子が、海辺の絵描きさんのお家に行くことになる。
海のすぐそばで、心地よさを大切にしながら過ごす絵描きさんと過ごす日々。
あたりまえのようで特別な、ゆったりとした時間を感じられる絵本。
海に行くと、みんな素になる。
女の子はおばあちゃんになるまで、その絵描きさんと過ごした日々のことをずっと大切にしつづけている。
わたしはいま、30才。
おばあちゃんになるまではあと倍くらいの時間がある。
ブレることのないおばあちゃん像をたいせつにしながら、たくさんの人と海を繋ぐヒトでありつづけたい☺︎