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海あそび舎がうまれるまで②


こんにちは☺︎ 海あそび舎のやぎさわしおねです。

海あそび舎のねっこを綴っていくこのnote。海あそび舎が生まれるまでのことを思い出しながら書いています。

 海辺の家との出会い

「海の近くで暮らしたいな〜」からはじまった、福岡県北九州市エリアでの中古住宅探し。

10軒近く内覧するも今ひとつピンとこないな〜と思いながら2ヶ月ほどたったころ、いつものように中古物件サイトの新着情報をみていたら「新着」「海が好きな方にぴったり」と書かれた家を発見。なんと!!即電話して、週末さっそく見学へ行くことに。

それが、今住んでいる芦屋町のお家との出会い。

家から海が見えるわけではないけど、歩いてすぐ海にいける。海抜は10mくらいあるし、一応安心。昔ながらの家が並ぶほそい通り道もなんとなく良い感じで、この雰囲気、すごく良いかも…!

これまで見てきた家とはちょっとちがう、なんとなく「その後の暮らし」のイメージができる家で、もしかしたらわたしここ住んじゃうのかも?という直感もあった☺︎

「あら〜!海の仕事すればいいじゃない!」

はじめて内覧に行った日のこと。

その家にはまだ売主さんが住まれていて、とてもにこやかにわたしたち夫婦を迎えてくれた。ふたりとも海に関する仕事をずっとしていると話すと「あら〜〜!それならここに住んで、海の仕事すればいいじゃない!ここの海を盛り上げてほしいわ〜〜〜(*^^*)」と。

それはそれは会って数分と思えないほど、パッとでてきたその言葉に、わたしは「え?!いやいやいやいやもう海のガイドはしないつもりやし、ダイビングガイドするのも今更・・ていうか海の仕事ってなに?!とりあえず海の近くに住めたらそれで十分なんやけど。でも・・なにかできたら楽しいかも」と

こころの中で、なにかふつふつとワクワクする気持ちがでてきてた。


今思えば、この一言がきっかけで、また海で何かできたら楽しいかも(でもそれって何?ここで何できるんやろ?わたしにできるのか?!)といういろんな気持ちが湧き上がり、海あそび舎の誕生につながった気もする。


あれよあれよと話はすすみ、最初の直感はそのままに、7ヶ月後、この家に引っ越してきて、芦屋町での暮らしがはじまった☺︎


今のわたしが海をガイドするならどんな形がいいかな?

中古住宅を購入・リノベすることになり、何度かお家におじゃましにいった。そのたびに売り主さんからこの海にまつわるいろんな話を聞いて、「この海を盛り上げてくれたら嬉しいわ〜〜!」と言われていると

むかし、沖縄・琉球大学のダイビング部のときに、たくさんの後輩を連れて海に行ったこと、多良間島の海で「海を魅せるダイビング」のガイド修行をしていたときのこと、自然学校で子供たちのスノーケリング・スキンダイビングをサポートするのがとにかく楽しかったこと、子供の頃にダイビングしたときイントラがすごくかっこよく見えたことetc いろんな海にまつわる楽しい記憶が蘇ってきて


さて今のわたしが(当時30才)ここでもし海のガイドをするなら・・・ゼロからその形を組み立てていいのなら、どんなガイドをするやろう?

と、考えるようになっていった


それを考えるのはめちゃめちゃ自由で楽しくて、でも「いやそれできるのか?!そんなガイドを面白いと思う人はいるんやろうか・・うーむ」と頭の中で自問自答。


そんなときにとあるきっかけが訪れる・・・つづく