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noteでエッセイ~完結しました!~

死ぬまでに書いておきたい二つの作品のうち、二つ目を書き上げました!
作品は、ノベプラさん、なろうさん、カクヨムさんで公開中です。
リンクをまとめてあるXのポストを貼っておきます。
見ていただければ幸いです。

「夢現~龍と蜂と檜~」

5章からなる連作ミステリーで1章ごとに完結します。
それぞれトリックも違う、本格系の作品。
(トリックを使った謎が提示され、探偵役がトリックを暴く、というスタイルの作品です。)
2023年7月から、休みを入れつつ書いていました。
元は、1990年代に書いた作品だったので、自分としては「長く付き合ったな~」という気分です。
最終章第5章は、ちょうどカクヨムコンの時期だったので、「最終日に最終回になるようにしよう」と考えて、見事、その日の午前零時の更新で完結したという。だから何という話ですが、自分としてはちょっとかっこよかったです。いいぞ、私。

この話、実は章ごとのタイトルも凝っていまして、
1章「密室の扉」
2章「犯人は二人」
3章「参謀消失」
4章「四人の男」
5章「五つの息子」
と、「扉」を「1」に見立てると、各章の順番に合わせた番号が入っているというつくりになっています。
自分としては、これもちょっとかっこいいところ。

もう一つ、自慢ポイントは、各回のタイトルです!
全部、二字熟語になっています!
なぜかというと、私が『あぶない刑事』が好きだったからです。
各回のタイトル、二字熟語でしたよね。
「夢現~龍と蜂と檜~」は全155話あるので、すべて違う二字熟語にするのは地味な苦労がありました。
でも、『あぶない刑事』への愛で乗り切りました!
ちょっとえらい私です。

この作品と、「幻怪夜話」という、中華風架空王朝を舞台にした怪奇小説は、どうしても書き上げておきたかったのですよ。
ああ、書き上がってよかった。

「幻怪夜話」

こちらの関連作品で、「仙境王還記~虹色鸚鵡と最後の王~」もカクヨムコンに参加しました。「幻怪夜話」は「仙境王還記シリーズ」の一つで、こちらもそのシリーズ。
「幻怪夜話」は2024年8月に完結しましたが、完結して初めてのカクヨムコンということで、お祭りに参加してみよう、と思ったのでした。
「夢現~龍と蜂と檜~」にしても、完結した年度は一つだけなので、参加できるものは参加したい、という気分でした。
期間中、体調的にもトラブルがありましたが、カクヨムコンというお祭り気分で乗り切れました。
ほんとうにありがたかったです。

「仙境王還記シリーズ」には、一つ、本になっている作品があるので、そちらのAmazonのリンクも。

紙の本はほぼ手に入らないと思いますが、電子書籍にしていただいているので、まだ紹介できるというありがたい状況。
ありがとうございます。


実は私には、長編小説を書くときに、公募の締め切りを基準に書き始めるくせがあります。
公募に出してしまうと、そのままメモリのこやしになりがちでして、たくさん書いたけれども、タイトル名すら表に出ない、という「それ、ほんとうに書いたのかい?」感があるのですよね。
あるとき、こうしているうちに「あれは書いておきたかった」というものを納得いく形で完成させないまま、歳を取ったり、あれやこれやだったりで、書けない状態になったりしやしないか、と気づいたのでした。
そこで、公募系のものはいったん置いておいて、「幻怪夜話」と「夢現」を優先することにしました。

書き上がってほんとうによかった!

実は、書き残した作品があることにあとで気づいたのですが、まあ、大本の作品は書き上がっているから、とりあえず祝ってよい、ということで。

「夢現~龍と蜂と檜~」が書き上がって最初の週の最後の平日。
少し振り返って、幸せな気持ちに浸っております。

余談ですが、小説家になろうさんには、完結ブーストなるものがあると聞いていました。
実際に、完結後数日の閲覧数はそれまでよりもずっと多く、これがそうか、と思っておりました。
「夢現~龍と蜂と檜~」はとくにそれがすごくて、昨日くらいまで、私の作品にしては驚くくらい読んでいただき、また、評価ポイントもいただきました。
エタらない作品を読みたい、という読者の方の思いなのかな、と想像しつつ、お読みいただいたこと、評価していただいたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!

小説はまだまだ書きます!
書くの楽しいですものね!

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