「第1段階、みきわめ」バイク免許取得記#4
MT普通二輪(免有)第一段階教習7限目
バイクに乗る楽しさを感じつつ、受けた7限目は初めての先生の教習でした。この方、少し癖のある教え方なのですが、その分自分の言葉を持っている方で、半クラとアクセルの連動について掘り下げた話が聞けました。
他の先生方は、たとえばクランクでは「クラッチとアクセルだけでコントロールします」としか言いません。ところが今回のW先生は、半クラッチとアクセルの組み合わせについて言葉を付け加えられる方でした。
「半クラの状態でアクセルを開けることでスピードをコントロールします」
「なるほど」
アクセルと半クラでスピードをコントロールするという説明の意味があまり良くわかっていなかったんですが、この説明で、半クラ状態で、つまりエンジンの動力が十分に伝わらない状態の中、アクセルを開けることで微妙なスピードコントロールを実現するということを理解しました。考えてみたら当然のことなんですけどね。
少し疑問が晴れた、と思いつつ、W先生、こんな質問をしてきました。
「なんで半クラでアクセルを開けると思います?」
長考する江藤。そして答えます。
「えーっと、トルクを伝えたいからですかね」
「トルクは最初からあるよね」
「はあ。え、なんでですか?」
「パワーを伝えたいんですよ」
「・・・、(トルクと違うのか??)・・・」
まあ厳密には違うのかもですが(笑)。
そんなW先生には一本橋でのアクセルと半クラの使い方も教えてもらいました。納得の教習でした。
MT普通二輪(免有)第一段階教習8限目
この日は同じ日に2コマ消化しますが、時間は午前と午後で離しています。そんな1コマ目。
今回の教習では2度目のN先生が担当でした。
最初はスラロームをしばらく一人でやったあと、オートマのビッグスクーターを運転しました。15分ほどでしたが、いつも乗ってる教習車とは違い、重くて取り回しが非常に難しくて難儀しました。クランクや8の字などの低速の操作が非常に難しく、スピードを出すと曲がれそうにないし、かと言って遅すぎると倒れそうになる。地獄でした。
先日も書きましたが、転倒しまくった4限目では、倒れるときの衝撃と、その後バイクを起こす際に酷使したことで、右の腰と腹筋、踏ん張った右足の付け根がうっすら痛くなっていました。このスクーターの運転中にその患部がひどく痛みました。無理にコントロールしようとして、余計な力が入ってしまったようです。
正直スクーターの免許を取る目的であれば落とされてもおかしくない出来でしたが、そのまま予定の教習時間を終了。マニュアルで良かったです(笑)。ビッグスクーターを運転した後にマニュアルに乗ると、その軽快さに驚かされます。一気に楽になった感がありました。
教習は最後にマニュアル車で、急制動からの一本橋を何度か練習して、坂道発進をやって終了。無事にはんこをもらいました。
MT普通二輪(免有)第一段階教習9限目
いわゆるみきわめでした。
午前中に教わったN先生がそのまま担当。ちなみにみきわめが3人いて珍しいと言われました。みきわめについては1号コースを走るというものでしたが、途中エンストしながらも概ね課題をクリアして特になにかを言われることなく終了しました。それまで一本橋は、その日の1本目は必ず乗れず、脇を通過していたのですが、これも安定して乗れるようになっていい感じです。うまく発進できれば問題なさそうです。
今回何度か一緒になった若い子もおなじくみきわめ良好をもらい、揃って第2段階に。4限目、5限目では落とされることも覚悟しましたが、1段階はストレートで終了できました。
良かったです。