衛藤 徹

大分(判田)出身、高知県在住。災害ボランティア。兼業で医療・IT関連の研究開発・統計解析・コンサル、個人事業(Bear System)代表、本業は兼業主夫(家事見習い)です。

衛藤 徹

大分(判田)出身、高知県在住。災害ボランティア。兼業で医療・IT関連の研究開発・統計解析・コンサル、個人事業(Bear System)代表、本業は兼業主夫(家事見習い)です。

マガジン

  • オイラの育児日記

    兼業主夫であるオイラが、必死に育児をする様を描きます。

  • 教科書に載らない近代史

  • システムに関する備忘録

    システム開発やトラブル対応をした時の非常に主観的な備忘録です。 参考にならないと思いますが、読んで頂ければ幸いです。

  • ここが変だよ高知県

    大分県出身で高知県在住のオイラが、高知県の変だなぁと想うことを書きます。

  • 霊長類ネコ科にはわからない物理学

    霊長類ネコ科の息子に説明しても理解してもらえない物理学に関する事を、日々の出来事を交えてテキトーに書きます。

最近の記事

サンタクロースに関する「真実」

サンタクロースは実在する。 息子にはそう説明している。 忘れないように、今まで息子に説明したサンタクロースに関する「真実」の内容を記しておこう。 ・本物のサンタクロースは一人である・サンタクロースは巨額の寄付金で財団を作っている・その財団で資産運用することでプレゼントの資金を調達している・デンマークのコペンハーゲンに本部を置くグリーンランド国際サンタクロース協会は世界中で180名ほどの公認サンタクロースを選定している・プレゼントはグリーンランド国際サンタクロース協会の各国支

    • 「団塊Jr.」達が子供を産めなかった理由

      「団塊Jr.」とは、文字通り、「団塊の世代」の子供達の世代のことだ。 戦後、「団塊の世代」に次いで人口が多い世代である。 みんな、不思議に思わないだろうか? 「団塊の世代」の子供達の「団塊Jr.」の世代があれば、「団塊Jr.」の子供達の世代があっても良いのでは無いか? 戦後、3番目に人口が多い世代があっても良いのではないだろうか? そのような世代がいれば、日本はこのような少子高齢化が極端に進んだ社会になってはいないのではないか? しかし、実態として、そのような世代は無い。

      • システムトラブルを解決させる男達のエレジー

        何だか最近トラブルが多い。 昔からトラブルメーカーと呼ばれることが多かったが、最近はトラブルに呼ばれることの方が圧倒的に多い。 トラブルと言ってもシステムトラブルのことである。 システムトラブルの対応は、主に夏休み等の長期休暇に多い。 システムを停止して改修や更新が出来るのは、こういった長期休暇だけだから・・・。 だから、こういう時には、私のようなトラブルに慣れた技術者が呼ばれるのです。 人は私のことをこう呼ぶ 土壇場の貴公子 背水のトビウオ カチカチ山クライマー 泥船キ

        • 高知名物 「はりまやだし」

          はりまや橋の東側にある、昔のはりまや橋(明治時代?)の欄干だ。 毎日何気なく見ている風景だ。 そこで、小さな女の子と母親が会話をしていた。 女の子「は・り・ま・や・だ・し」 母親「違うでしよ(笑)は・り・ま・や・ば・し」 女の子「違うもん!はりまやだし!」 母親「何言ってるの?はりまやばしでしょ・・・あれ?はりまやだし!?本当だね!」 私「!?」 親子が去った後、私はまじまじとその欄干に書かれている文字を確認した。 はりまやだし!? これ以降、私には「はりまやだし

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        • オイラの育児日記
          15本
        • 教科書に載らない近代史
          1本
        • システムに関する備忘録
          2本
        • 霊長類ネコ科にはわからない物理学
          2本
        • ここが変だよ高知県
          4本
        • 喘息について
          3本

        記事

          システムトラブル対応における最悪のパターンの想定と対策

          またシステムのトラブル対応に呼ばれた。 どうやらサーバーの熱暴走らしい。 いつものことだが、トラブル対応に向かう時は様々なパターンを考え、可能な限り最悪のパターンを想像しながら現場へ向かう。 何故なら、トラブルがその最悪のパターンであることが多いからだ。 今回もそうだった。 サーバールームに入り、問題のサーバーを教えてもらった。 サーバーを見た瞬間、原因が判明した。 私「正のフィードバック効果ですね。」 担当者「は?」 あれ? サーバー管理者なのに知らない? 私「

          システムトラブル対応における最悪のパターンの想定と対策

          Sad Emotion.

          仕事帰り、 車に乗り込みエンジンをかけ、 いつものように ラジオを流し始めた。 今日も疲れたな・・・。 車を走らせ始めると、ラジオから懐かしい曲が流れてきた。 突然、20年前にタイムスリップした気分になった。 そういえば、あの時もこの曲が流れていたな・・・。 あの頃、僕達はまだ20代だった。 若かった僕達は、自分のことで精一杯の毎日だった。 そんなある日、突然彼女から別れを告げられた。 あまりにも突然で、何が起こったのか理解出来なかった。 彼女は顔を背けたまま、急

          View of Silence.

          雨の中、私は街中を愛車VOXYで走っていた。 BGMは久石譲のアルバム「PRETENDER」に収録されている「View of Silence」。 大学生の頃によく聴いていた曲だ。 インストゥルメンタルだが、私にとっては特別な曲だ。 最近ではフィギュアスケートの羽生結弦選手が使った曲として一時期注目されたが、正直、若い人がこの曲を知っていること自体に驚いた。 この曲を聴くと、私はとても気分が落ち着く。 それと、同時に、学生の頃の様々な想い出や気持ちが蘇って来る。 「初心忘

          View of Silence.

          ゆとり世代を産んだ団塊Jr.

          同世代の知人から電話があった。 知人は「ゆとり世代」に対する愚痴を漏らしていた。 いや、ほぼ悪口といっても良い内容だった。 いやいや、ちょっと待て。 「ゆとり世代」を産み出したのはオイラ達だよ。 黙り込む知人。 言ってる意味が判って無いのかな? 私と同世代なら思い出して欲しい。 80年代末期に何があったのか。 オイラ達は軍隊教育のような校則を批判してたじゃないか! 無意味な校則を批判して自由を求めていたじゃないか! 金太郎飴のように画一的で従順な人を大量生産するような

          ゆとり世代を産んだ団塊Jr.

          飛行機雲と轟音のクライシス

          家に着き、車から降りた。 もう息子は小学校から帰ってるようだ。 家の中からアホな笑い声が聞こえる。 どうせ、タブレットで最近夢中になっている動画でも見ているのだろう・・・。 そろそろ、タブレットの使用にもルールを設けないけないかな? そう考えている時、遠くから「ゴー」っという音がしてきた。 飛行機かな? この時間だったら鹿児島行きの旅客機だろう。 そう思って自宅の駐車場の前から空を見上げた。 飛行機雲が見えた。 あれかな? そう思って家に入ろうとした時だ。 明

          飛行機雲と轟音のクライシス

          ヒゲとメガネと翼の折れたエンジェル

          ある方のメガネを新調した投稿を見て、私もメガネを新調したくなった。 このメガネも随分長い付き合いだな・・・ 早速、私は我が家の財務大臣である妻へ懇願した。 私「あー、このメガネもそろそろ替え時かなー?そろそろイメージチェンジしたいなー。ナイスミドルに相応しいメガネにしたいなー。このヒゲに似合うメガネってどんなメガネだろうね?」 妻「・・・」 あれ? 無視された? 華麗にスルーされた? 今流行りの忖度が必要なのか? 私「あー、メガネを変えたらきっと素敵な旦那様になるん

          ヒゲとメガネと翼の折れたエンジェル

          地域の夏祭りと子供達とヒゲの呪い

          地域の夏祭りであった。 夏祭りと言っても、近年始まったお祭りであり、神事というよりは地域の交流会のようなイベントである。 このお祭りは、小学校とPTAが協力して毎年行われており、地域と町内会と子供達が交流する、地域にとってとても大切なイベントである。 今年も家族とこの地域の夏祭りにやって来た。 息子は小6になると、親とは別行動をしたがる。 これも成長か・・・。 なかなか写真を撮らせてくれない息子を追いかけながら撮影し、とても疲れた。 というか、暑い!! 息子を追いかけ

          地域の夏祭りと子供達とヒゲの呪い

          息子からの電話

          昼間、突然自宅の電話が鳴った。 ナンバーディスプレイを見ると、知らない番号だ。 誰からだろう? 私は、普段あまり鳴ることの無い自宅の電話を、恐る恐る取った・・・。 電話の主は息子だった・・・。 私「もしもし?」 息子「あっ!えっと、父さんかな?」 私「ああ・・・、そうだが?どうした?突然?」 息子「あっ・・・。えっと・・・。母さんはいる?」 私「ん?あ、ああ・・・。ちょっと待っちょれ・・・。」 私は家の中に向かって大声で叫んだ。 私「おーい!母さん!母さん!!サトシ

          息子からの電話

          Anpanman Beginning.

          1946年12月8日、一人の男が高知駅に降り立った・・・。 「真珠湾攻撃の日に戦地から故郷に戻るとはな・・・。皮肉なもんだな・・・。」 そう思いながら男は駅のホームを歩いた。 突然、冷たい風が吹き、男の体中凍えさせた。 「おおの・・・、冷いちや・・・」 南国土佐とはいえ、高知の冬は寒い。 男は体を擦りながら駅舎を出た。 そして男は愕然とした。 「な、なんじゃ!?こりゃ!?」 そこは一面の焼け野原だった。 それまで、高知駅に向かう蒸気機関車から見える景色は長閑な見慣れた

          Anpanman Beginning.

          高知県内の中小企業や個人商店における廃業の危機

          高知県内の事業者は後継者不足で、多くの中小企業や個人商店が廃業の危機にあります。 他県では後継者のいない優良な企業や個人商店に対して、同業他社が事業譲渡やM&A等を持ち掛けて、事業の継続を促したりしています。 それは、金融機関や自治体もバックアップしたりしています。 店舗の閉店や会社の廃業は、後継者問題だけでは無く、原価の高騰や品質の維持の問題もあるので、そのような単純な問題では無いと思います。 ただ、県民に愛されている店であっても、閉店せざるを得ないというこの状況。 県

          高知県内の中小企業や個人商店における廃業の危機

          高知県におけるお受験

          息子さん、いつの間にか小学6年生になってた訳で・・・。 ついこの間入学したばかりだと思っていたのに・・・。 さて、高知県で小学6年生になると周囲がざわついてくる訳で・・・。 高知県は、地方にしては珍しく「中学お受験」が盛んな土地柄なのです。 それも、私立の中高一貫校を目指す子供(というか、親)が多いのです。 偏差値教育が嫌いなので敢えて偏差値とかは言いませんが・・・ 塾の先生や親が目指すのは、 ・土佐中学・高校 ・学芸中学・高校 ・土佐塾中学・高校 ・土佐女子中学・高校

          高知県におけるお受験

          プレイボーイとドン・ファンとオイラ

          何気ない朝の風景・・・。 新聞に目を通すオイラ。 テレビから聞こえて来るニュース。 小学校に行くために、ニュースを聞きながら、急いで朝食を食べている息子さん。 毎朝繰り返される風景だ・・・。 朝食を終え、歯磨きをしながら、小学生へ行く準備をする息子。 そして、何の前触れも無く、唐突に質問をして来る息子・・・。 これもいつものことだ。 息子「ねぇ、ちちぃ、『プレイボーイ』ってなあに?」 オイラ「!?」 妻「(笑)」 ああ・・・。 テレビで『紀州のドン・ファン』の事件を報

          プレイボーイとドン・ファンとオイラ