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今の自分と違い過ぎて闇に落ちる病

SNSやそれに似たもの(特にTwitter)には、いろいろな言葉・写真・動画が溢れている。「国民総コメンテーター」と言えるくらい、それぞれがそれぞれに語っている。

私もその1人だけど。

中には爆発的に拡散される「バズ」もあって、拡散される分だけ多くの人が見る事になる。自分がフォローしている誰かがRTして、それがタイムラインに表示されるという流れで。

笑える動画
旬をネタにした言葉
有名な人が撮った写真

などなど、毎日新しくポコッと生まれてはポチポチ押されて、ブワッと広がって、パッと目に留まる。擬音のバーゲンはともかく、実際そう。それが面白さだし、時には役にも立つ。

ただ、当然ながら逆の場合も。ネガティブに引っ張られて暗くなったり、或いはポジティブと比べて暗くなったり。特に後者は結構盲点だと思う。

流れてくる言葉などを目にする機会が増えた事で、本当かどうかは別として

誰かの毎日

が簡単に分かるようになり、

「今日はこれを買った!」
「ここに旅行にきてる!」
「今この人と楽しんでます!」

こういう幸せそうな報告を見る事もまた、だいぶ増えてきた。それを「ふーん」や「羨ましい事だなー」と、さらさらっとお茶漬け的に読める人もいるけど、水分禁止で食べる麩菓子的に読む人もいるわけで。その場合は、素敵な人の毎日を覗くたびに

「今の自分と全然違う……」

と思い知って、苦しくなったりする。苦しくなるなら見なきゃいい――そう分かっていても、なぜだか見てしまう。最近は、そんな

今の自分と違い過ぎて闇に落ちる病

に陥る場面に出くわすようになった。と同時に、相談も増えてきた。これは、長く続けば続くほどなかなか厄介。「羨ましい→今の自分と違う→絶望→頑張る気力がなくなる→浮かべないほど沈む」の繰り返しになりがちだから。

そうなる前に、そうなってからでも、出来るだけ避ける対策はしたほうがいいと思っていて。私自身も、今の自分と違い過ぎてなんたら病(端折るなら短い名前にしろよ)にならないために、

・特定の単語をミュート
・苦手なものをRTする人をミュート
・RTの非表示
・デフォルトでの画像表示をオフ
・そもそも人を選んでフォロー

といった事を徹底している。どうしても比べてしまいがちのタイプで、だけど言葉を見たりするのは止めたくない――という場合は、ベタだけどその辺の線引きをきちんと決めておくといいかもしれない。極端なネガティブをミュートにしている人は多いけど、極端なポジティブをミュートしている人は少ないと思うから。

まあ、エトナシサラはミュートにしないでほしいけど。

するなよ?するなよ?

したら号泣するからな!(知らんがな)

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エトナシ サラ
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