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無敵の暇つぶし
「自分の趣味ってなんだろう?」
ふと考える時がある。
一瞬「料理かな?」と浮かんで、首を振って消した。大抵の料理は作れるし、調理するのは嫌いじゃない。趣味かなと思った時も確かにあったけど、理想の味を追求するわけでもなければ、作れなければそれはそれで別に問題ない。となると、少し違う。
私にとって、趣味の定義は「時間を忘れて楽しめるもの」だ。これ、全員が全員あるわけじゃないし、必須のものでもない。ただ、
あれば無敵
になれたりするから、見つかるに越した事はないと思っている。
となると、そんなマリオのスターみたいなものを「どうやって見つけるんだ」という話になるけど、見つけ方はいろいろある。
・身近な人に趣味を聞いてみる
・本屋さんで趣味になりそうなのを探す
こういう方法も全然アリで、だだっ広い世界を見渡してみると「あ!こんなものがあったんだ!面白そう!」も、ごろごろしていたりする。それこそ、人の数だけあるかもしれない。
ぶっちゃけ、それらに触れるには今は一番いい時代とも言える。
世界を旅して回るのは不可能だけど、SNS系を見て回るのは可能だから。荷造りのない旅が、なんとまあ片手で出来る。私も「良さそうなのないかなー」と、寝っ転がりながら今でも探していたりするし。
何かを得るには苦労すべし
と全く思わない私にとっては、ほとんど苦労ゼロで得られたりするこの探し方は非常に効率がいいし、ウルトラ便利。「なるほどな」とそそられたら、是非やってみよう。「思てたんと違う」となれば、いつ止めてもいいんだし。
*
――というわけで、冒頭に戻るけど。
「自分の趣味」は、具体的になんだろう?
ベタなところで言えば、先ず映画。しばらく見ていないから、鑑賞しまくりたいし。好きな映画は「ジョンQ」や「ソードフィッシュ」や「SAW1」や「キサラギ」や「ロスト・ボディ」で、久しぶりにまた見たい。
最近はゲーム欲もあって、作業の合間に「風来のシレン」や「ドラクエ11」や「ロマサガ2・3」や「マイクラ」をがっつりやり込んだりしたい。
ゲーム関連だと、ゲームセンターCXという番組も大好きだから、シーズン1から見直したい。有野課長が、番組ADたちとレトロゲームのクリアを目指すもの。「ハトヤ合宿でのマリオ3の高速飛行船」や「くぐれ!のマリオワールド」や「生挑戦でのマイティボンジャック」や「カイやれ!のカイの冒険」や「当時のAD中山とやった"過労"伝説」。最近だと「ベギラマの奇跡が生まれたドラクエ」など。どれも何回リピしても面白いし、リアルタイムで課長と一緒に声出してバンザイしたのは今でも覚えている。
なんやろな。
改めてあれこれ挙げてみると、1日200時間ないと寸法合わないな。
「くだらない事」と笑うだろうか?「大人になってまだそんな事」と呆れるだろうか?なんと思われようと、好きなもんは好きだから別にOK。楽しみが続くなら、喜んでバカを引き受けよう。喜んでガキのままでいよう。なんだかんだで、楽しんだもん勝ち。
*
そもそもが「時間を忘れて楽しめるもの」だから、壮大で立派で拍手が起こるようなのじゃなくていい。
先ほど言ったように「映画を漁る」でもいいし。「ゲームで遊ぶ」でもいいし。「テレビをぼうっと見る」でもいいし。他には「散歩して写真を撮る」でもいいし。「SNSで仲間を作る」でもいいし。「ひとカラで歌いまくる」でもいいし。「好きな芸能人をガチに推す」でもいいし。それこそ、無限にある。
とはいえ、どれが見つかるかは分からない。いつ見つかるかも分からない。だから、そこに固執しないで「見つからなくて当たり前。見つかったらラッキーラッキー」くらいに思っておくのが、焦りを呼ばないコツかもしれない。
そして、もしもハマる何かを探り当てたら、その時はもう、しゃぶり倒す勢いで楽しみまくろう。一滴残らず吸い尽くす
「無敵の暇つぶし」
という名の毎日が、どんどん積み重なって「なんだかんだあったけどまあ今は悪くない人生かも」になると思うから。
願わくば「このnoteを読む」や「エトナシサラさんを推す」もその1つに加えてくれますように。ほんの数分でも、あなたのマリオのスターになれるなら、私は嬉しい。
そう、私はスターだかr(読者に口を塞がれる)
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