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誕生日でした
生き辛い(いきづらい)世の中で。
今日までサバイブしてきた「ひとつの証」として、誕生日があるとも思っていて。こないだ、無事にそれを迎えられた。
詳しい日付は現在伏せていて明かせないから、過ぎてからの報告になった。どうか許してほしい。「こないだもなかった?」と思った人もいるかもしれないけど、あれは私が生んだキャラクターの誕生日。
今回は「中の人の誕生日」だ。
自分のやってきた事を笑ってはいけない
「よくここまで来られたな」
RPGのダンジョンの最奥でボスに言われるような台詞だけど、本当にそう思う。年齢に対して、人間的なレベルはスライムクラスなものの、ひのきの棒とぬのの服で、どうにかこうにかやってきた。
禍福は糾える縄の如しなんていう、ちょうどいい人生にはなってくれなかった。どちらかと言えば、福(服)は着せてもらえず、禍(蚊)に刺されてばかりだった。ていうか、今年はウイルスの禍(蚊)が世の中の話題の全てをかっさらっているし。
そうでなくとも、長年のいじめ、暴力、差別。数えるのも途中で止めたくらいに受けて、一生消えないトラウマが植えつけられたし。
正直、人生くそだと思っている。
そんなくそに耐えられない苦しさから、何度も嘘をついてきた。人に言えない事だってしてきた。意図せず心を傷つけてしまった時もあったかもしれない。今考えると、とても心苦しくて、ただただ恥ずかしい。
買ってから数十年何もしていない布団のように、叩けば咳き込むほど大量の埃が舞うだろうし。痛くない腹どころか、ほんの少し探られるだけで激痛が襲うだろうし。道のりは、決して品行方正ではなかった――と書いていて、なぜか頭の中で
揚げたらら
いっぱい食べよう
みんなでね
が浮かんだな。(方正違い)
ガキの使いの笑ってはいけないシリーズ、個人的には褒め川柳や替え歌のコーナーが好きで。これは共感してくれる人も多い気がする。
「たまごちゃん」も「俺けっこう行っちゃうけろども」も「これころかんきゃんきょキャベツを」も「とっても豆腐がありまして」も「肉汁たっぷりおいしいよ」も「冷奴を焼いてほしいの」も、腹を抱えて笑った記憶がある。文字では伝わりにくいのが、少し歯がゆい。
ってなんの話だったかな。
行き当たりばったりで書くからすぐ脱線する。
そう、品行方正ではなかっただ。
振り返れば後悔ばかりだし、ドヤって武勇伝のように語れない。「あの時ああしてたら」「あれをこうできてれば」というタラレバ炒めを、今更の皿に乗せて、日々もしゃもしゃ食べている。
まさに、そうして後悔するような事をしてきた自分のやり方を、笑いにしてはいけないし、笑ってはいけない。そう思う。
せっかくだから
そんな私にも、一応誕生日があって。こないだ迎えて。あらためて思うのは「今こうやって書けているのは奇跡だな」という事。
前回のnoteにも書いたばかりだけど。
自分が頑張ったからではなくて、あくまでもおかげさま。執筆するモチベーションを上げてくれるのも、読んでくれたり、応援してくれたり、推してくれたり、感想をくれたりする人がいてこそ。
なければ、とっくに辞めていた。
いなければ、とっくに消えていた。
なので、せっかくだから「一緒に」祝いたい。もちろん、気分や気力が人それぞれだろうから、無理にとは言わない。決して今日でなくてもいい。当日限定なルールもない。一緒に祝いたいなと思う時が来たらでいい。
もしよろしければ。
もし迷惑でなければ。
もしプレッシャーでなければ。
気が向いたら。
一緒にカップを鳴らそう。
お酒は飲めないから。
私は珈琲で。
まとめ
「誕生日でした」と一行で済む報告が、無駄に長くなってしまった。
兎にも角にも、noteの2周年記念と連続しての大切な日。おめでたい気分だから、宴にしようと思う。祝ってもらえるのは素直に嬉しいから、遠慮もしないから、くれるもんはもらうから、もうどんと派手に祝ってほしい。
限りの月の誕生の刻に、一緒にこうして同じ文章を見ていられるのを嬉しく思う。ありがたく思う。幸せに思う。
ウイルスがはびこり、世の在り方が急変して、嫌でもいろいろな面で変わってきて。「全然ついていけない……」と感じている人もいるかもしれない。
だからこそ、私自身は約10年前にSNSのようなものを始めてずっとやってきた事を、曲げずに続けようと考えている。
相変わらず
これだ。
いつ画面を開いてもあって、いつ来ても言葉があって、同じ事ばっかりを言っていて、目新しくはないけど、特に何をするでもないけど、著しい変化もないから、なんとなく安心できる。そういう自分で居続ける所存だ。
何度も言っているけど「自分だけおいてけぼり……」と感じさせないのは相変わらずな人だけだろうから。
「おいてけぼりじゃない。サラさんもなんだ。一緒なら怖さも少しだけ和らぐかな。無理しすぎずにいよう。焦りすぎないでいよう」
そういう安心に、わずかでも繋がるように。
前にも後ろにも進むに進めないような、この
行き辛い(いきづらい)世の中で。
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