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新作小説の構想02

●普通じゃダメなの…

前回chatGPTの薦めにより「ティアムーン帝国物語」をベースに、三千文字x10話の中編の連載と決まった所です。

当然、そのままじゃ面白くない。
私の前作が女性主人公だったので、性別も変えていこうと思います。

それを反映すると…

1. ティアムーン帝国物語風:内向的な宮廷学者設定:
幼少期から病弱で、宮廷の書庫で過ごしてきた学者の青年。処刑を恐れる皇女(もしくは王族)に過去改変を頼まれ、逆転劇に巻き込まれる。彼の冷静さと知識が、宮廷内の陰謀を打ち破るカギになる。
魅力:
知識と機転で物語を切り開く主人公像は、行動主導型の冒険ものと異なり知的な展開を提供できる。

chatGPT

なるほど主役を学者にして、ヒロインに助言して未来を変えると…、イイんじゃないですか?!
漫画なら良いとしても小説(読み物)だと、なんか強いって設定より、こういった立ち回りのが映えますね。

姫と学者の図


それならもう一押し、差別化をと。

今回の「ティアムーン帝国物語風」の作品を進める上で、同様に独自性を出すための差別化要素をいくつか提案します。

1. 歴史改変の方法を「実際的な手法」にする

「ティアムーン帝国物語」では、処刑された王女が日記を使って過去に戻るというファンタジー的な仕掛けが使われています。これに対し、より現実的で実際的な手法を軸にすることで差別化できます。

具体案過去改変ではなく未来を予測して行動する
未来に起こるであろう処刑や失敗を、主人公(学者)が史実や統計、あるいは現場観察に基づいて「予測」し、王族をサポートする。
→ 例えば、学者が天文学や気象学、農学などを駆使して「飢饉が起こる」と警告し、早期に対策を取らせる。
→ 知識に基づく合理的な行動を軸にすることで、ファンタジーに頼らないリアルな緊張感を演出。
密書や陰謀の暴露
歴史改変は過去の大きな事件(例えば戦争や陰謀)を暴露し、それを利用して危機を回避する形で描く。例えば、学者が偶然手に入れた密書をもとに敵国の動きを暴き、王族の失脚を防ぐ。

2. 主人公を「全能ではない凡人」に設定する

前回のリアル寄り路線を活かし、主人公を「欠点のある凡人」として描くと、物語に深みが増します。

具体案性格面での欠点
主人公が優れた頭脳を持ちながらも社交的ではなく、周囲との関係構築に苦労する。また、王族とは意見が対立しがちで、協力体制が整うまでが険しい道のりになる。
能力面での制限
主人公の知識は豊富だが、身体能力や政治力が全くなく、他者の力を借りないと何もできない。例えば、軍人や貴族の協力を得るために、交渉や駆け引きに悪戦苦闘する。
失敗を描く
主人公が判断ミスを犯し、逆に王族や領民に危険が及ぶ。失敗から学ぶ過程を描くことで、キャラクターに共感を呼びやすくなる。

3. 宮廷を「閉鎖的で圧倒的な敵」として描く

物語の舞台となる宮廷そのものを、リアル寄りに描くことで差別化できます。王族や主人公が直面するのは、個人ではなく「制度の問題」や「宮廷そのものの腐敗」です。

具体案敵は「不合理な体制」
主人公と王族が戦うのは、個々の敵ではなく、腐敗した宮廷の構造そのもの。例えば、贈収賄が横行していたり、無能な貴族が重要なポジションを独占している。これを変えない限り、歴史は繰り返される。
内側からの改革の難しさ
王族と学者が権力構造を変えようとすると、他の貴族や派閥が抵抗。処刑回避だけでなく、宮廷内のパワーバランスを変える戦いが描ける。

4. 「ヒューマンドラマ」を強調

リアル路線を生かしつつ、キャラクター同士の関係性を濃厚に描くことで、ドラマ性を強調することができます。

具体案主人公と王族の信頼関係の変化
物語当初は王族が主人公を見下しているが、危機を乗り越える中で徐々に信頼を築いていく。これにより、処刑回避という目標が「二人の物語」として感動的に映る。
周囲のキャラクターとの葛藤
主人公と王族を取り巻くキャラクター(他の貴族、侍女、臣下)が、敵対や裏切り、あるいは友情を見せることで物語を彩る。
倫理観を問うテーマ
主人公が「王族を助けることで何が正しいのか」を迷いながら行動する。例えば、「王族を救うことが本当に国全体にとって良いことなのか」という葛藤が描ける。
  
5. 差別化のための世界観や背景の工夫

リアルな方向性を活かしつつ、独自の世界観を作り込むことで作品に深みを持たせます。

具体案中世風だけでなく、近代化が進む世界
宮廷内で旧勢力(貴族)と新興勢力(商人や技術者)の対立を描く。例えば、鉄道の敷設や銃の普及などが背景にあると、時代の変化を活かしたストーリー展開が可能。
宮廷と農村の格差を描く
王族の処刑を回避するには、農民や労働者階級を味方につける必要がある。そのために主人公が宮廷を出て、地方に行き、民衆と交流しながら改革の道を探る。


まとめ

今回の作品では、以下の軸で差別化を図ると、独自性が強まりそうです:歴史改変を現実的で知的な手法にする。
主人公を欠点のある凡人として設定し、成長を描く。
宮廷そのものを「閉鎖的な敵」として設定。
キャラクター同士のヒューマンドラマを強調。
世界観や背景に近代化や格差を取り入れる。

chatGPT

うんうん、内政改革の話ね。
と、なると舞台は200年代の中国だね。

姫と学者(改良版)

何でやねんっ!と、思われる方は次回へ。

*ご意見・ご感想頂けると、この「新作」も日の目を見る日も近くなると思います。

ティアムーンの漫画版読んでますが(2025/02/02)、今は学園ものとなっていますが、この変更はアリなんでしょうかね?
元の作品の魅力から遠ざかってる気がする・・・

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えとん
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