出国前のきもち。
9月6日、ジュネーブに向けて出国しました。
実は、この日までにかなりネガティブになっており、行きたくない、と思ったほどです。
後で思い出して、自分で自分を笑えるように、書き留めておきます。
母と久しぶりに会う。
母は、なんとなくコロナ厳戒態勢なので気軽に実家に帰る事も出来ず、結局、出発日の午前中に、私の家の最寄り駅で久しぶりに会う事に。
母は、自由に、好きなように生きている私の気持ちは実のところ理解できないんだと思います。
私の母はとても保守的です。それが悪いとは思わないし、それで助けてもらったことも沢山あります。
別に毒親とかではありませんし、私も嫌いではありません。
でも、色々な事があって、なんとなく「母と娘は難しいな」って思うようになった私。
なんとなく、子どもの時のような母への気持ちがない私。
たぶん、そういう女性は多いんじゃないでしょうか。
ほんの30分くらいですが、お茶して、珍しく写真を撮って、別れました。
お祝いをもらい、中に手紙が入っていました。
なんて言うんでしょう…変な言葉も、否定的なことも書いてありませんが、なんとなく、スッキリしませんでした。
もうそれはしょうがないんだろうなぁ…と。
滅多にもらうことのない親からの手紙なので、ジュネーヴ行きの荷物に入れることにしました。
普通の事が普通じゃなくなる不安
会っていた友人、うちの庭に来るのら猫、そして、夫。
今まで会うのが普通だったのに、それが出来なくなる、という事が初めは実感が湧きませんでしたが、飛行機のチケットを取ってから、なんとなく、実感が湧き、それからの日々は、毎晩泣くようになりました。
空港でも泣き、出国ゲートを入っても一人で泣き、飛行機が離陸するときも泣き、自分でも呆れるほどです。
不安が大きすぎてネガティブに
こんなに不安になるとは想像もしていませんでした。
もうちょっとライトな気持ちかと。
何が不安って、語学の準備が十分ではないので、とにかく不安。
散々泣いたのは、語学の問題が大きいです。
語学の自信があれば、きっとこんなに不安にはならなかったと思います。
もちろん、少しは準備していったのですが、思うように進まなかったのもありますし、それを努力不足といわれれば何も言えないのですが…
片道切符の飛行機は初めてです。
国内でもありません。
なんだか不思議な感覚でした。
これからどれだけ頑張れるか、未知の世界です。
何度、空港で「やっぱり行かない」と言ったか(笑)
こういうチャレンジをしている人を、シンプルにすごいなと尊敬します。
私もその仲間入りが出来るように、頑張らなくては。
目標があって、私はここに来たんだし。
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