大会のない今だからこそ、変化を恐れずに鍛錬あるのみ
目標としていた東京マラソンの中止発表から早いもので2か月が経とうとしています。
東京マラソンだけでなく、いくつかロードやトラックレースを予定していましたが軒並み中止となり、去年29レース出走していた自分としてはかなり暇で退屈な週末を過ごしています(じゃあ、もっとnote書けや!って話ですが・・)。
急遽エントリーした7月の函館マラソンで2時間35分カットへの挑戦をしようと思っていますが、9割5分中止になるでしょう。
そんな先行きが不透明の中で、目標を見失いモチベーションを保てなくなってきたランナーさんはたくさんいると思います。
私もほんの一瞬だけ気持ちが折れかけました、、、が
今現在、個人的には自分への期待値以上にモチベーションを保って練習できていると感じています。
大した内容ではないですが、どこかで悩んでいるランナーさんに少しでも参考になればと思い書かせていただきます。
モチベーション維持できている3つの理由
1.変化する身体を楽しめているから
冒頭に去年29レース出た(出てしまった)と言いましたが、どのレースもタイムを狙って、毎回調整してから出場してしまっていました。
その何が問題かというと、単純に貯めができないってところです。
良く水槽に例えられるのですが、走り込み等の鍛練期は水槽に水を貯める作業、大会シーズンは貯めた水をちょこちょこと流していく作業って感じです。
年間通して大会に出過ぎてた自分は(大会を練習の一環として記録を狙わずに出るのならいいですが、、、)この貯水期間が全くなかったんですよね。
1年を通して練習をしても成長があまりない、変化を感じられていなかったのです。
コロナウイルスの影響で2月以降大会がなくなってから、週2回のポイント練習は変わらずですが、その前後のjogの量がまず増えました。その結果3月は社会人生活で1番距離を踏めました(この辺の走行距離の話は追々書きます)
そして補強トレーニングも継続して行うようになりました。筋肉痛になっても大会が無いので何も気にする事ないし、走りの動きが明らかに変わっていくのを身をもって感じられて楽しすぎるんです、、、自分の走りの欠点や弱い部分って必ず誰しもあると思うので、まずはそこの部分からやっていくと明確に変化を感じられると思います。
万が一やってみた事が身体に合わずに良くない変化になってしまうかもしれません。
でも大丈夫。大会は無いんです。練習も自分が納得できれば良いんです。変わっていく事をとことん楽しみましょう。
3ヶ月とは言いません。まずは2週間。変われますよ。
では、どんな補強をすれば良いの??って思われ方もいらっしゃると思いますが、
そんな時は⬇︎YouTubeでしょう。(最近はじめて、日本のトップを走り続ける「HIKAKIN」さんや「はじめしゃちょー」さんの動画を見ました…時代にかなり乗り遅れてます笑)
2.ランニング系YouTuberさんの動画が素晴らしくためになるから
多くのランニング系YouTuberさん(ランチューバー?RunTuber?と言うらしい)が補強トレーニングや動きづくりの動画をあげて下さっています。
自粛ムードの中で自宅等で様々な工夫して、視聴者のランナー目線に立って配信いただいている方々には本当に頭が下がります。ありがとうございます。
補強の種類や負荷等はそれぞれに合う物があると思うので、色んな方のチャンネルに行きまずはやってみる事が大切です。
自分に合っているトレーニング内容を見つけるのはもちろんですが、ランチューバーさん毎のトークのスタンスや編集方法で皆さんの好みも分かれると思いますので、好みの人を見つけるのも面白いですよ。
個人的に今参考にしてるランチューバーさんは主にお二方いまして、
◎1人目が「ガチランのクロロ」さん
https://m.youtube.com/channel/UCvXEM1kgAEVD_qeD9-AkQ0A
→サブ2,5を達成している方で、誠実で真面目な印象を受けています。
ケトルベルを使った補強はなかなかに珍しく参考になります。
先日のびわ湖毎日マラソンの動画は、YouTubeで初めて感動しました。
自分も同じ舞台に立ちたいと気持ちを奮い立たせてくれる素晴らしい動画です。
◎2人目が「リバランのこわだ」さん
https://m.youtube.com/channel/UCve7H6bxFOZcb6NIo5xPtpA
→2020年(今年)の箱根駅伝にて神奈川大学の9区として走られた方です。
補強やドリルの動画は大変失礼ながら上手ではないです。。。が私も下手なので逆にすごく親近感を覚えました。視聴者に寄り添いライブ配信でもコメントをたくさん拾っていく誠実さも好印象です。
何よりも箱根駅伝をついこないだ走ったばかりの経験を聞けるのが良いですね。
お2人の動画、是非見てみてください !
3.未来のかっこいいゴールシーンを想像(妄想)することができているから
これはまあそのまま、読んで字のごとくですね。ポイント練習のきついところや、jogの途中で集中が切れそうになった時に自分が2時間30分切りでゴールするシーンを頭に思い描いてます。
結構頻繁に思い描いているのですが、不思議と飽きは来ません。
あまりにも現実から離れすぎたものだと、自分に置き換えづらいので、頑張れば!ちょっと背伸びすれば!で届くくらいの姿を想像してみましょう。
これがなぜ今レースのないときにできるようになったのかと考えました。
レースって基本的に100点の時なんかほぼ皆無で、どこか必ず失敗や後悔はありますよね。この失敗や後悔に結構脳が引っ張られがちで、いざ練習の時にかっこいい自分の姿を!と思っても「直近のあのレースの・・・」とかどんどん想像している自分が暗い方向に行っちゃいます(個人的にはです)
それがレースに出てないので、良くも悪くも自分のマイナスイメージがほぼ無いんです。練習はタイムを追うというよりも、その日の目的を充実にクリアしたかどうかなので自分は悪いイメージで終わることはまずないです。無理やりにでも良いイメージで終わらせます(笑)
練習万歳\(^o^)/って感じですね。
以上3つがモチベーション維持の理由でした。
ここまで書いてきて気がついたのですが、自分はレースを競技力向上につなげるのがとことん下手みたいですね...
レースがないことが逆にプラスに働いているようで、レースの使い方が個人的な課題のようです。レースのある日々が戻ってきたらそこと向き合います。。
最後に
秋になるのか冬になるのか、はたまた来年になってしまうか、それは誰にもわかりませんが、各地の大会でランナーが笑顔で集える日が来ることを願い、今日もソーシャルディスタンスを保ち己を鍛えていきましょう。
この状況で色んな所で使われている言葉かもしれませんが、高橋尚子さんの座右の銘である
何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く
を胸に刻んでいきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後はもっと更新頻度上げつつ、サブ3目標やマラソンに初挑戦する方に向けた為になる情報をお届けできればと思っています。
でもマラソン練習に答えはないし100人いたら100通りのパターンがあると思うので、こんな奴もいるんだと参考程度に読んでいただければ幸いです(^-^;