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映画感想文「Stand by Me」
映画「Stand by Me」を見て最初に感じたのは日本とアメリカの文化の違いについてでした。思い出という形で綴られる主人公の幼少期は、秘密基地でタバコを吸っている友人たちとの交流から始まります。小学生くらいに見える子ども達が、タバコを吸っている。もちろん彼らも不良の子達であろうとは思うのですが日本ではなかなか見ないような光景にまず驚きました。
彼らの少し上の世代、いわゆるギャングに居そうな
【ブログ】百合作品が好きというより
ツイートまとめ。
なぜ百合作品には人の心の内側を映し出すような作品が多いのか。という疑問が浮かんだのだけど、私のサンプリングが恣意的になっている感も否めないので、これは検証の余地が大きい。「百合にこういう作品が多いのか、こういう作品が百合に多いのか」でも変わってくる。単に同性愛と括ってよいものか。
一般的に、異性に対する恋愛感情は性欲と結び付けやすく社会的な繋がりも含めて「人を好きになる理由」
【好きなもの】仲谷鳰『やがて君になる 8』 ~後編~
どうも、エトナです。
前編をまだ見ていない方はこちらから。
そもそも『やがて君になる 8』をまだ読んでいない人はこちらから。
では、後編。43話からはじめましょう。
第43話 続・記述問題 開幕は白背景から。燈子との関係性が見えてああ夢だなと初めから判るシーンですが、夢とは願望、自分の中にある先輩としたい事の一つが「一緒に住むこと」なのかなと考える侑。そして昨日の「欲」を思い出してほ
【好きなもの】仲谷鳰『やがて君になる 8』 ~前編~
どうも、エトナです。
ついに最終話を迎えました『やがて君になる』。第1巻からめっちゃくちゃ大好きで、入れ込み過ぎて一時期離れてしまっていたこともあった私ですが、最終巻を読むにあたってかなりの覚悟を用意して迎え撃ちました。
結果、大きすぎる感情のうねりをぶつけられて体調を崩しました。この記事を書いている今も多少引きずっています。
ただ、最終話を迎えた喪失感もありましたが、この作品を好きでいら
【好きなもの】末次由紀『ちはやふる 42』
今日の記事はマンガ『ちはやふる』42巻です。内容に触れているので、未読の方は上のリンクで購入して読んでから、進んでくださいませ。
二一四首の冒頭にある、かなちゃんと千早の十二単の話。この伏線は本当に見事だと思いました。一つの短編、一つの話の演出としてオチにきれいに繋げてある十二単の話は、秀逸以外と言う言葉を向けるほかない。
これは割と全体を通しての演出なんですが『ちはやふる』はキャラクター
【好きなもの】杉谷庄吾『映画大好きポンポさん』
これは全てのクリエイター、あるいは夢追い人に向けて書かれた漫画だ。
そして、全ての人間は潜在的にはクリエイターであり、夢追い人である。
すなわち、この漫画は全人類に向けて書かれた漫画である。
こんにちは、エトナです。今回は漫画『映画大好きポンポさん』の紹介記事です。
杉谷庄悟先生の描く『映画大好きポンポさん』。
2017年にPixiv上で無料公開されツイッターで一気に拡散、瞬く間に50万PVを
【好きなもの】古舘春一『ハイキュー!!』
こんにちは。エトナです。
小説や映画だけでなく漫画やアニメなどサブカルチャー的物体なら割と何でも好きなんですけど、何にでも手を出しすぎて最近は読む漫画の数が減ってきてしまっていることに一抹の不安を覚えています。読みたい漫画はまだまだあるんですけどね。
そんな私が欠かさず単行本を買い続けている漫画がいくつかあって、その中で今、特に推しているのが『ハイキュー!!』です。
週刊少年ジャンプで連
【ブログ】『天気の子』 ネタバレあり感想
映画『天気の子』を見てきたので、その感想を書いていきます。
まず、とても面白かったことは前提として書いておきます。素晴らしい作品であると感じたからこそこうして筆を執っているのであって、批判するつもりなど毛頭ありません。この記事を読んだ人にもう一度映画館に足を運んでいただければと思っています。本当に、めっちゃ面白いです。一度は見る価値があります。見て、話す価値があります。
・セカイ系という評価
【ブログ】Vtuberになるのが思っていたより簡単だった件
バーチャルのアバターを使ってYouTubeで配信を始めたので、「趣味でVtuberをやっている者」を名乗れるようになりました。
今回はタイトル通り「やってみると思ったより簡単じゃん」ってことを伝える記事で、私が実際にやってみた方法の解説です。というか解説というほど細かいこと書いてません。日常的にPC触っている人ならすぐにできると思います。
・使用ツールアバター制作と出力には「Hitogata」を
【ブログ】小糸侑ととある感情を共有した話
まず初めに断っておくと、私は「やがて君になる」が本当に好きです。第一巻を初版で買って読んだ時にかつてない衝撃を受けて、「私が書きたい物語はこれだ!」と強く思いました。その時の感動は本当に大きく、第一巻は何度も何度も読み返して各キャラクターの感情の動きについて書き起こしたり、自分が作る作品の糧にしようとずっと考えていました。続くシリーズも初版で揃え、アニメの放映が決まり脚本が花田十輝先生だと知って
もっとみる【好きなもの】本間ひまわり@にじさんじプロジェクト
おはござ~!(・ワ・🌻)
2017年末から、バーチャルYoutuberブームが始まりました。キズナアイをはじめとするバーチャルYoutuberは新しいインターネットコンテンツとして日本中を席巻し、2018年は「真のVR元年」と言われるほどに世間が「バーチャル」を身近に感じるようになりました。
その中でも、2018年のバーチャルYoutuberブームを牽引したのが株式会社「いちから」が運営す