首都圏で探す香港 その11【香港焼味酒家 赤坂離宮】
こんばんは。本日は香港名物の一つ、“焼味“(シュウメイ)と呼ばれる、ローストダックやグース、豚の腹のカリカリローストや叉焼等の焼き物を専門に出すお店に行って来た。
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香港の街角にはこの焼味のレストランやテイクアウトのお店が沢山あって、ガラス越しに茶色い鶏や赤茶色の豚のローストがフックに引っ掛かっているのが見える。私が香港で住んでいた小さな街にも焼味のテイクアウトのお店が2つあった。
テイクアウトする場合は欲しい種類と量を伝えると、お店の人が肉切り包丁でザクザクと切って発泡スチロールの入れ物に入れてくれる。私はローストグース(アヒル)が大好きなので、1ヶ月に1度は買っていた。だが、去年の7月に日本に戻ってから、ローストグースどころか、鶏や豚でさえ広東式焼き物を食べれていない。
香港焼味酒家は、去年の6月22日にオープンした虎ノ門ビジネスタワーというビルに入っている虎ノ門横丁にある。赤坂離宮という、赤坂に本店がある超高級広東料理のカジュアル版出店だ。
ちょっと見にくいが、奥の方に鶏や豚の焼き物が引っ掛かっている。店内は、2人がけのテーブルが4つと、6人がけだけれど2人ずつアクリル板で仕切ってある大きなテーブルがあった。横丁なので、例外もあるが多くのお店はこじんまりとしている。
以下がランチのメニューとテイクアウトのメニューだ。
私は3種焼味盛り合わせご飯と旬野菜の中国風炒めを頼んだ。本日の3種類は、叉焼とローストダック、タイ風豚トロ焼豚だった。
じゃーん。10分も経たずに注文が全て揃った。なんて上品な香港焼物だろう。お皿は気をつけないと割れてしまいそうな薄さで、華奢で素敵なデザインだ。柄も全部お揃い。盛り付けも小ぶりで美しく、私が香港で食べていた様な庶民的な焼物とは一味違う。
そして、見た目を裏切らず味も上品で美味しかった。ローストダックは、梅のソースが掛かっていた。スープには、冬瓜が入っていた。旬野菜は香港でも良くあるレタスの炒め物の様だったが、今まで食べたレタスの炒め物の中で一番好みの味だった。
ディナーには、なんと煲仔飯もある。ちょっと寒い日に来て食べてみたい。
お値段は全部で2,920円だったので、かなりの豪華ランチだ。私みたいに野菜も食べたい人にはお高くなるので1人ランチには厳しい。
ただ、とても美味しかったのと、東京では焼味を買える場所は貴重だ。なので、今度はご飯無しで香港皮付きバラ肉の焼き豚とローストダックをテイクアウトしてみたい。
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