日記 【100万分の1とタレント・スタック】
こんにちは。本日は、スコット・アダムスさんの以下の2冊の本で学んだ、「タレント・スタック」と言うコンセプトをご紹介する。
スコット・アダムスさんの本に出てくる、有益だと感じたコンセプトは、以前こちらのnoteで記した。
最近Wikipediaで知ったのだが、スコット・アダムスさんはメンサという、IQが非常に高い人達の集まりに属していた事もある。賢い方だとは思っていたが、そう言った事をひけらかす事もなく、とてもリラックスしている方なので益々好印象でファンになった。
さて、スコットは2013年にはこの“タレント・スタック“というコンセプトを本で発表していた。それより後になるが、日本でも堀江貴文さん、勝間和代さん、藤原和博さん等が「100万分の1の人材になる方法」と言って本や動画でお話しされている。
こんなに頭の良い人ばかりが同じ様な事を声を揃えて言っているなら、その話は信憑性が高く、素直に聞いた方が得だと感じた。
先ずは、日本の“100万分の1“というコンセプト。最初に、何かの分野で100人中1人の存在になる。例えば、日本語以外にスペイン語が流暢な人。そして、その人が会計の分野でも努力して、簿記の資格を取った。実際の簿記の資格取得者の割合は知らないが、100人中1人だとしよう。そうすると、100x100で既に1万人に1人の存在になる。もう一つ何か、プログラミングが出来るとか、法律の勉強をしたとか、100人に1人の何かを身につけられれば、自然と100万分の1の存在になる。
それに比べると、スコットの“タレント・スタック“は日本の”100万分の1”より緩い。彼は、何かで1番になるのは大変で、才能や運も必要かもしれないが、いくつものいろんな技術や知識をまあまあ出来る、くらいに身につけれるだけで自分の希少性や影響力が増していくと説明する。そして、タレント(才能や技量)をどんどんスタック(積み重ねる)しましょう、そうすると成功に近づいていきますよ、と優しく語る。
確かに、私も若い時は日本語・英語、金融、ITという、1番で無くてもそこそこの知識のお陰で日本の人材市場で重宝がられていた。ただ、香港ではそういった人は沢山居る。これで広東語が話せれば希少かもしれないが、今のままでは100万分の1には程遠い。それだけでなく、今では日本国内でも競争が増している。私の場合、サラリーマンとして働くには年齢的にハンデもある。それでも、タレントをスタックしていけばチャンスは増えるだろう。なので、新しい年になってやる気も沢山ある間、これからも貪欲に知識とスキルを積み上げていくつもりだ。