日記 【つみたてNISAを始める】
こんばんは。本日、SBI証券に口座を開設していた。
オンライン上で基本情報を入力し、携帯電話からマイナンバーカードの写真とリアルタイムで撮影した自分の顔写真を送る必要がある。そこまで終わったので、後は審査を待つだけだ。
以前は楽天証券で個別株に投資するNISAを使っていた。ただ、会社員の間は株を自由に売り買い出来なかったので、実際には会社員を辞めた後の2019年後半からちゃんと使い始めた。NISAの年間売買額内でだが、投資の有名人にお金を払って日本株の勉強もして取引も試してみた。
しかし、個別株の取引を試してみての結論は、株の取引の利益が出るかは会社の財務がどうとかよりも「タイミングが全て」という事だ。個人でどうにか出来る範囲を超えている。プロとして証券会社やヘッジファンドで働いている人達でさえ振り回されているのだから、自分の出来る事は高が知れている。
そんな中、以前紹介したもふもふ不動産さんのNISAに関するYouTube動画を見て、私もつみたてNISAに変更する事に決めた。その理由は大きく3つある。
1. NISAでは損益通算と繰越控除は出来ない
先ず理由の1番目は、もふ社長さんも説明されているが、通常のNISAが使いにくいからだ。NISAでは、株の値段が上がって利益確定をすれば、その利益に掛かる譲渡所得税は通常の20.315%では無くて0になる。
しかし、株価が逆に下がった場合は、損だ。普通枠で株を取引していて損切りする場合、その損失を他の株で出た利益と相殺できる「損益通算」が使えるが、NISA枠で買った株はそれが出来無い。
他にも、普通枠では株の損失を3年間繰り越してその間の利益と相殺できる「繰越控除」という特例がある。これも、NISAでは使えない。
2. ドルコスト平均法
二つ目の理由は、つみたてNISAはドルコスト平均法という一定額を毎月投資して長期運用する事が可能だからだ。
このメリットは、値段が上がっても下がってもその商品に一定額を投資するというシステムだ。システムがあると、自分の感情の浮き沈みは問題にならない。成功しているトレーダーはシステムを作っているか、感情を切り離す事が上手に出来るかのどちらかだ。私は相場が上がったり下がったりする事に関して感情を切り離すのが難しく感じるのでシステムに頼る事に決めた。
ドルコスト平均法と積み立てNISAの関係については、こちらの【投資家】ぽんちょさんの動画がとても分かり易かった。
3. 株式市場が近く暴落する可能性がある
3つ目の理由もドルコスト平均法のメリットだが、その投資商品が高い月は少量しか買えないが安くなった時はその分沢山買える。
この特長によって、株式市場が暴落しても落ち着いていられる。今は私が投資するつもりの米国の株価が異常に高くなってしまっているので、個別の株を買う事が怖くて出来ない。今月は良いが、来月は暴落するかも、なんて去年からずっと思っているが株価は上がり続けている。
REIT投資の話にも書いたが、自分のタイミングの悪さはピカイチなので、私が投資した途端市場が暴落するのは容易に想像できる。
怖いからと言って市場に入らない(Exposureが無い)と、リスクを取る事による恩恵は受けられない。現金を現金のままで持っていたらお金は増えない。インフレが進めば、逆に現金の価値は下がって行く。かと言ってここまで株価が高騰すると、暴落がいつ起こっても不思議で無い。
そんな時こそ、この長期のドルコスト平均法が役に立つ。市場がもし暴落しても、安く買えると思うと落ち着いていられる。下がった株価は時間が掛かっても戻るだろうし、20年後には今よりは株価は上がるだろうと個人的には信じている。
という事で、口座設立終了のお知らせが終わったら、もふ社長さんと同じ商品に積み立て投資開始だ。