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日記 【岡山: 貯金箱博物館と最高の鴨ざる蕎麦】
こんばんは。少しずつ気温が下がって来ていますね。温かくしてお過ごし下さい。
さて、週末に岡山は倉敷で訪れた変わった貯金箱博物館を訪れたのでご紹介したい。先ずは見かけがこんな感じ。ゴミ屋敷(すみません)では無い。屋根に犬が沢山乗っている。犬の資料館とおもちゃ博物館も同じ場所にあるが、私は貯金箱博物館だけ見る事にした。
入場料は普段は300円らしいが、半分(多分犬の資料館とおもちゃ博物館)が改装中で見れないので200円に負けてくれた。建物の中は、外見にも勝るカオスだった。
2階に上がると、味のある貯金箱達がケースの中や、上下、所狭しと飾ってある。
↓キョンシーが!
一応?カテゴリー分けされているので、機会があったら訪れてみて確認してみて欲しい。ご利益があるかもしれない。
私は、この博物館で働く人にランチのオススメのお店を聞いて、素晴らしいお店を紹介して頂いた。最初は名物らしい味噌カツのお店の話をしていて、B級グルメ的な美味しいお店はないか聞いてみたのだ。「うどんとか、蕎麦ですかね?」と聞かれたので、「うどんとか蕎麦もいいですね」と言ったら美味しいお蕎麦屋さんがあると教えて下さった。
味噌カツの予定だったんだけど、と思いながら地図でお店の場所を確認すると、倉敷美観地区の中では無く、住宅街の中にある。倉敷美観地区の混み具合を考えると、人の居ない場所でランチを食べた方が良いと考えて紹介されたお蕎麦屋さんに向かった。これが、大正解だった。
この道一筋四十年と張り紙がある。そば処 田(でん)さんだ。
お昼の時間だったが、人は私以外に二組しかいなかった。私は誰も座っていないカウンターに座る。メニューは土・日・祝日限定メニューの天ざるそばにも惹かれたが、店主おすすめの鴨ざるそばにした。鴨は可愛いし美味しくて大好きだ。
蕎麦が登場。新そばである。みずみずしい外見。鴨も美味しそうだ。
これが、本当に美味しかった。お蕎麦自体が既に違う。香りも食感も味も良い。そして、鴨のつけ汁は、すっきりとして、甘く無く私の好みの味付け。鴨のつけ汁にありがちな、鴨の余計な油が沢山汁に浮いてたりしない。少しの油も、流石京都の最高級鴨だからか、嫌な味がしない。今まで食べた鴨ざる蕎麦の中で文句なく一番美味しい。
余りに美味しいので、お蕎麦をお代わりした。最初から大盛りにしておけば良かったが、しょうがない。お代わりも食べ終わった後、残った汁にそば湯を足して飲んで更に感動した。そば湯まで美味しい!蕎麦が美味しいんだから当たり前か。とても濃いそば湯だった。
お代わりも含めて2,000円の、大満足のランチ、倉敷に住む人に話しかけてオススメを聞いてみたからこそ行く事が出来た場所だ。後で調べてわかったのだが、ここはミシュランガイド岡山2021のビブグルマンで選ばれた一店だった。全然B級グルメじゃない!けれど、紹介して頂いた博物館の方に感謝である。