![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106373637/rectangle_large_type_2_b18d265616e293e0864713b2fff9f4b9.jpeg?width=1200)
フランス映画「パリタクシー」感想つぶやいたら主演女優さんがリツイートしてくれた話。
びっくり。こんな奇跡みたいなことがあるんですね。
(あらすじのネタバレはありません。)
◇
ひさしぶり映画館に行ったんです。友人に誘われて行ったんで事前情報ゼロ。予備知識なしで観に行くのが好きなんです。観たのはフランス映画「パリタクシー」すごくすごくすごく良かった!(語彙…)
映画も演劇もですが、作品の魅力ってあらすじを語ってもうまく伝わらなくないですか(ちょっと若者風に言ってみた)。特にフランス映画の魅力って、ぶっちゃけ人と人との関係と間。これだと思うんですよね。これしかない。
生きる目的、愛、人生…。「お話」を通して我が身に置き換えてみる。あとからじんわり来る。だからもう観るしか無いんですよね。勧めてくれた人を信じてとにかく観るしか無い。観るしか無いんですよ。(大切なことなので3回言いました)
◇
観終わって帰って映画の感想書こうと思いました。そこでアイデアを思いつきました。
フランス映画に触れて、急に懐かしい気持ち。音楽のように耳にやさしく響くフランス語。20年前に少しだけ勉強しました。忘れかけてるフランス語の練習を兼ねてフランス語で書いてみようと思ったんです。
Aujourd'hui, nous sommes allés au cinéma. C'est un film français "Une belle course" réalisé par Christian Carion. C'est magnifique!!! Nous avons été émus aux larmes. Nous avons été vraiment surpris que Mme Line Renaud soit née en 1928. Nous avons passé une très belle journée. pic.twitter.com/boR4WlZuvQ
— phe|𝟙𝟙𝟘 (@i_diction) May 22, 2023
めっちゃ簡単な構文ばかり。「今日は〜しました」の連続。まるで小学生の日記みたい。当時ギリ合格だった仏検3級、今は絶対不合格だと思う。
今日な、映画観に行ったんじゃ。クリスチャン・カリオン監督の「パリタクシー」ってフランス映画。メッチャ良かった!!! 感涙したわ。女優のリーヌ・ルノーさんてホンマに1928年生まれなんやて。え95歳!?あとで知ってでえれえ驚いたわ。もんげーええ一日過ごしたで。 https://t.co/UcNnghjye4
— phe|𝟙𝟙𝟘 (@i_diction) May 22, 2023
主演女優のマダム、映画で92歳と言ってるけど本当は何歳の女優さんかしら…と思ったら1928年生まれ!映画は本当の年齢でした。
いや〜本当にお若い。とてもすばらしい女優さん。すごいな〜。
…と思っていたら。
![](https://assets.st-note.com/img/1684909403213-rEMkCNG6jU.jpg)
え?
あれ?同じ名前の人?
![](https://assets.st-note.com/img/1684901434046-mTwAAFXYsz.jpg)
わわ!ご本人!?
しかも「いいね」だけじゃなく「リツイート」して下さってる!
感想リツイートたくさんするタイプの方じゃなく、なぜか私のだけ…
これって、まるで奇跡じゃない!?
映画の続きのような思いがけない贈り物をいただいた気分。
Merci beaucoup !!
急にあせりだした。
(私を配給元の誰かと間違えてるんじゃない?)
(私のフランス語が間違っていたらどうしよう…)
ごめんなさい、私は普通の人です。この映画を観るまであなたを知らなかった。
女優、歌手…わりと有名人ぽい。 「Psdte」ってなんだろう?プレジデント?社長とか会長?
(すごい!国民的レベルの有名人!)
「日本だと美空ひばりさんとか黒柳徹子さんレベルじゃない?」誘ってくれた人もそんなこと言う。わたし今そんな有名人にリツイートされたのですか?
気が動転して思いつかなかった日本の映画サイトの紹介読んでみる。そのあとウィキペディアを日本語に翻訳して読んだ。アメリカ、パリ…この方もいろんな人生を送ってきてらっしゃるのね。
もう一度映画を見たくなった。
◇
とりあえず予告編を置いておきますね。
日本語版
よかったら海外版の予告編も。
英語版を置いておきます。
二つの動画をご覧いただいてお気付きかと思いますが、海外映画の予告編、日本語版は「あらすじ」重視。「なにがどうなる話」で映画を紹介しています。
海外版の予告編ではストレートに作品性というか、人間というもの、人間関係、人生とは…のように、人生や愛の機微について踏み込んできます。私はこちらの動画のほうが好きです。
ケーキ屋さんでケーキの外見と断面どちらを見ておいしそうに感じるか、みたいな違いを感じますね。(たとえが個性的な表現すぎ)
◇
人生のヒントをもらえるすばらしい映画は、勧めてくれた人を信じてとにかく観るしか無い。観るしか無いんですよ。観て。大切なことなので、3回追加で言いました。
映画の公式サイトはこちらからどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました。