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ヤマタノオロチとは何か②
私の住んでいる島根県出雲ではヤマタノオロチをよく見るという記事を投稿した。
ヤマタノオロチとは何か。
まずは、字から考察していきたい。
ヤマタノオロチは日本書紀では『八岐大蛇』
古事記では『八俣遠呂智』と表記している。
共通している一文字目の『八』には、日本書紀や古事記では「沢山の」という意味がある。
例えば、「八百万(やおよろず)の神」「八十神(やそがみ)」「八千矛神」(やちほこしん)
「八雲(やくも)」「八重垣(やえがき)」等。
アラビア数字の「8」を横にすると「∞(無限大)」になるのは偶然の一致なのか。
次に『岐』『俣』は両方「一つのものが複数にわかれている」ことを意味している。
よく考えてみると8つの『岐』『俣』があるということは、頭は9つになるはず。しかしヤマタノオロチは頭は8つなのでおかしい。8は沢山という意味に訳した方が良さそうだ。
さて、何が沢山にわかれているのか、次回は「オロチ」の意味を考察していきたい。