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汝、星のごとく。

㊗️本屋大賞2023

凪良ゆうさん、おめでとうございます。

いいですよーこの本!

ぜひ❣️

追伸。

本の内容は小説だし、エンターテイメントなので、何も知らなくて読んだ方がより一層面白いとは思います。

しかし、邪道とは思いますが、個人的な感想を、中身をほとんど触れずに、申し上げたくここに記します。

読んでいてとても重たくて、暗くて辛かった。でも、登場人物特にヒロイン側の心情にとても感情移入してしまいました。

小説と言うのは不思議なもので65歳の男が読んでも10代の女子高生の気持ち、20代の女性の気持ち、30代の女性の葛藤や決断、その他諸々の場面で、読む側のこちらの内臓もえぐります。
あたかも自分がその体験をしているかのように、胸が押しつぶされそうになり、何度も苦しみ悩みました。
とても貴重読書体験だったと思います。

自分とは全く違う世界を生きている2人の若者の世界に触れることで、家にいながらにしてたくさんのことを味わうことができました。
作中に、
凪良ゆうさんの、この物語に対する思いの強さが思いっきり出ているページがありました。
あぁ、多分これが書きたくてこの物語を書いたのだろうと,勝手に推測しました。
その文章に心底痺れました。
そこが読めただけで、本望でした。

『流浪の月』に感動して、この本を読みましたが、この本はその時と同等、いや、ある意味それ以上の感動と衝撃を受けました。

より多くの人に読んで欲しい内容だと思います。そういう意味で、知名度と話題性のある、本屋大賞の受賞は、この上なく喜ばしいと思います。

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