生き延びたいから脱皮する
第二子の育休終了とともに、新卒から10年間勤めた職場から転職します。
転職のhow toは別の記事に譲るとして、この記事では新しい職場への入社を控えた現在の気持ちを記録したいと思います。
転職の動機
退職エントリなるものを書くつもりはないため、箇条書きで簡単にまとめてみます。
他社でどこまで自分が通用するか試してみたい
ポータブルスキルと専門性を身に着けたい
キャリアを追いつつ育児時間を確保できるよう柔軟に働きたい
家庭内で多様なキャリアパスを形成したい
子供の選択を支援できるように収入を得たい
*子供が生まれるまでは収入への関心がほとんど無かったので、自分でも驚きました。
今の気持ち
1.新しい出会いへの期待
初めての転職、それも未経験の業種のため、しばらくは新しいメンバー・文化・環境・業務・知識など、未知との遭遇が続くと思います。きっとそれらはいずれも、わたしに様々な発見や学びをもたらしてくれると思うので、純粋に楽しみです。
2.共働き×複数子育児の両立への不安
第一子の復職は、わたしのみならず夫の勤務状況を含め、限りなく理想的な条件だったのに対し、今回はわたしの転職をはじめ、いくつかの障壁が見込まれるため、仕事と家庭を無事に回せるのか、少なからず不安はあります。
シンプルに子供が増えていますし、ゲームの難易度が上がっている感じです。その分、パーティー(わたしと夫)のレベルも上がっていると思いたいのですが…
ファミサポさんやシッターさん、シルバー人材さん等、これまであまり頼ってこなかった資源にも積極的に頼っていこうと思います。
3.意外と落ち着いている
とは言え、過剰に意気込んだり、逆に尻込みしたりしても、あまり良いことはなさそうなので、何が起きても「ふーん、そういう感じね」「おお、面白くなってきた」「なるほど、そういうこともあるのね」と、少し俯瞰しながら、努めて冷静・寛容に受け止めていきたいと思っています。
わたしはその当事者意識の高さから(自分で言います)、自然体だと目の前の事象に熱中しやすいので、あえて引くスタンスです。不慣れなところに適応する過程で一喜一憂していると、心の健康に悪いしね…
持続可能性を重視し、トライアンドエラーしつつ、焦らず腰を据えて取り組んでいきたい所存です。
けついのひょうめい
11月23日の生林檎博に参戦して以来、「余裕の凱旋」ばかり聞いています。かわいらしく「ほよ」なんて言っているのに、めちゃくちゃアツい仕事人の歌。一歩退きつつ戦線に繰り出そうとしている、今の気分にぴったりです。
前職は高校2年生の時分から夢だった職業であり、今も変わらず誇りを持っています。
そこから自ら離れるからには、絶対後悔したくない。前向きに門出を祝ってくれた人たちにも、ありがたくも惜しんでくれた人たちにも、これで良かったんだと思ってほしい。
昨日は無かった何某かを生み出せるよう、がんばります。
うーんわっしょーい