こんなのがアーティスト
>自由を求めるはずのフェミニストやリベラルは、ただの表現狩りの憲兵になり下がった。さらにコロナによって、先進国だと思っていたオーベーも、WHOも、正しくなかった、社会保障が進んでいるはずのスェーデンは老人を見殺す国だとわかった。今年は物事の裏面が暴かれ価値観ひっくり返る事ばかりだ。
このつぶやき…こんなのが「アーティスト」の国ですよ。
「コロナによって先進国だと思っていた欧米も正しくなかったことが分かった。価値観がひっくり返った」
…これ誰に対して言ってるんだろう?
「欧米だけが先進国で正しいって思ってるフェミニストやリベラル」?
そういうやつらが「日本はひどい」「日本は終わってる」と言うのが気に入らない?
いや、似たようなことは自分も言っていたけど「欧米だけが先進国で正しい」とは思わないしこれからも思わないでしょう。
だからと言って「日本だけが先進国」というわけでもなく、元々人権意識とか個人の主体性とか倫理観に欠けるし同調圧力からの弱者差別はひどい。
そんな国のコロナ対応で分かったのは、
「この国が欧米やアジア諸国よりもはるかに遅れてる」
危機管理も後手後手、金も出し渋る、つまり「思ってたよりずっとひどい国だ」ということ。
それなのにこういったアーティストたちから見ると、
「この国は欧米よりもまだマシであることが証明された」
と「逆になる」らしい。(また『逆』。この国の文化人は『逆にする』のが仕事なんだろうか?)
本気でそう思ってるのかどうか分からない。それより気になるのは、普段「エロ・不快」関係のアート表現でケチつけられてるからと言って、そのサヨクリベラルフェミ界隈に対する鬱憤を晴らすためにコロナ禍でわざわざ死者が多数出てる諸外国の「惨状」を持ち出してまだ何も終わってないのにこの国のコロナ対応が「マシ」とか言い切るのはアーティストとしてどうなのだろう?
今ひどいのがこの国を仕切ってるおかげで相当な数の人間が苦しんだり無駄に命落としたりしてるし、諸外国だって程度の差はあれ必死に市民救おうと莫大な予算と医療従事者投入している最中に「フェミニスト、リベラル憎し」で私怨まじりに毒を吐く「現代アーティスト」。
結果として現政権批判を封じ込めて既得権益が利するように手を貸しているとは思わないのだろうか。
あのアレも演説後のイタリア人記者からの質問で「あんたの国より死んでない」みたいなひどいこと言ったけど、これもきっと「キレイゴト言うな」と一蹴されるのだろう。
やっぱり「上が上ならアーティストもアーティスト」ですね…