【活動】エシカル消費をもっと進めるために、渋谷区内の小学生といっしょに考える授業を行いました!
こんにちは、渋谷エシカルウィーク事務局 篠原です!
2024年12月10日に渋谷区立長谷戸小学校の5年生で行われるテーマプロジェクトにおいて「エシカル消費」がテーマになったということで、エシカル消費を知るだけでなく、実際に生徒たちが主体となって広めるためにどういうことができるか一緒に考える授業を行いました!
さらに、恵比寿駅がお膝元の株式会社アトレさまにもご協力いただき、アトレおよび各店舗におけるエシカル消費の具体的な取り組みを紹介していただきました。
エシカル消費ってどんな取り組みが行われているのか
エシカル消費が何を指すのか、すでに生徒の皆さんの理解は進んでおり、授業冒頭にアイスブレイクとして用意したエシカル消費のクイズは見事みんな正解していました。
次に、実際にエシカル消費を広めるためにどのような取り組みを我々が行ってきたかを紹介。昨年の渋谷エシカルウィークを行った背景や目的、得られた効果などを説明したところ、皆さんとても真剣に聞いてもらい、質問もたくさん頂きました。
例えば、
「エシカルウィークを行なって良かったことは何か」
という質問に対しては、参加者の声を紹介しこの取り組みで初めてエシカル消費を知った方や、実際に昨年の取り組みの中でエシカル商品を購入してくれた方などのお話をしました。
一方「自分が学んだことを家庭で話しても親や兄弟はあまり関心を持ってくれない」といった声もありました。自身が持つ問題意識を周囲に理解してもらうことの難しさ、ひとを変えていくことの大変さの壁にすでにぶつかっている生徒さんもいて、なんとも心苦しい気持ちになりました。
また「エシカル消費はいつまでやればよいのか」といった純粋な質問もあり、これは生成AIのバーチャルキャラクターAIしのはらくんにも回答してもらいました。エシカル消費に期限はなく、実際は意識してやる必要がなくなる未来になるだろうと話をしました。
子どもたちの反応
子どもたちからたくさんの質問やアイデアが出て、当初の予定をかなりオーバーしてしまいました。それくらい子ども達にとっても自分ごと化された課題となっていることに複雑な思いはあるものの嬉しさもありました。
特に自身のエシカル消費を進めるアイデアをすでに持っている子たちにといっしょに継続的な連携・行動を起こしていこうと先生方とも約束しました。
エシカル消費の未来を担う世代に
今回の授業は、子どもたちにエシカル消費を推進する方法をわかりやすく伝えると同時に、何を課題ととらえ何を啓発するのかを私達の経験をもとにお伝えする取り組みとなりました。
引き続き子どもたちが自ら考え、行動する力を育み、小学校を越えた枠組みで変化を起こすことでエシカル消費はもっと広がるという経験と自信を持ってもらえるよう継続して支援していきたいと考えています。