変わらない店
※2021年11月9日投稿分
おはようございます。井手です。
昨晩から雨が降っていて、少し服が濡れると忽ちに体もひんやりしてしまいます。
さて、私は都会の裏路地には怖い印象があって表通りばかり歩きがちなのですが、昨日ばかりはある場所へ向かって枝分かれした外れた道へ入っていきました。
皆さんは渋谷にある「名曲喫茶ライオン」というお店をご存知でしょうか。
私が好きな作家のお一人で、井川直子さんの著書「変わらない店: 僕らが尊敬する昭和 東京編」にて紹介されている喫茶店です。
東京に来たら、この本に載っているお店へ行くことが数ある夢のひとつでもありました。
記念すべき一軒目でしたが、私が本で読んでいた想像を遥かに超える素敵なお店でした。
中心に巨大なスピーカーが聳え立っており、そこから迫力がありながら穏やかなクラシックの音楽が流れています。
店内は会話禁止、携帯使用禁止でそこに訪れる人たちは各々に純粋に音楽を楽しんだり、BGMとして読書をしていたりと、全員がマナーを守って楽しんでいました。
井川直子さんの本でも、その雰囲気と店の内観が教会に例えられていますが、まさにその世界観であの独特の雰囲気に包まれていました。
渋谷の賑やかな大通りからはうって変わって、厳粛でありながらどこか落ち着くような空間は、その中だけ時間の流れが違うかのように思える場所でした。
今まで出会ったことのないジャンルのお店だったので、私の知らない世界はまだまだたくさんあるなと心がウキウキした1日でした。
この日は、初めてのワインの試飲会にもいきましたがこちらもとてもいい刺激を受けました。
勉強することがたくさんですね。
うれしい悲鳴です。(笑)
それでは本日もよろしくお願いいたします。
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