春馬がいた時間から、私たちに教えてくれた大切なコト。

春馬が生きていた2020年が過ぎ去っていき、2021年が始まりましたね。
（呼び捨てしちゃって春馬くんファンの皆さま、申し訳ございません…。愛情をこめてファーストネームで語りかけるのが自分の本当の気持ちなのでご容赦くださいね）

12月11日に「天外者」を観てからというもの、ずっとnoteを書けないでいました。またレビューは書きたいと思いますが、思った以上に素晴らしく、彼のエネルギーと想いのこもった作品でした。

素晴らしい作品だからこそ、現世に居ないという悲しみが募ります…。
なんか他界した当初に気持ちが引き戻されたような感じでした。

折しも年末ということもあり、2020年についてもいろいろと考える時期でもありました。12月の冬至以降、占星術では“風の時代”に入り、今までの価値観が変化していくということをよく聞きます。

これまで大切とされていたモノやおカネより、形のないものが重要になってきたり、名誉や地位よりも“人柄”が大切になったりと、私が2020年に春馬という存在を通じて気づかされたこととリンクしているなぁと…。

私たちがこれからの時代を生きていくために、そして、大切なことを忘れないでいるために、期間限定の地上に降りてきてくれた天使なのかもしれないと感じています。

今もなお、半年経つというのに多くの方々が彼を想っている状況からも。

前置きが長くなりましたが・・・
私が春馬から学んだ３つのことについてシェアさせてくださいね。

①気づかいを形にすること。

春馬が天使である所以が、まさにここだと思うんです。
人って、『こうしてあげるといいな～』と気がついても、なかなか行動にできない方も多いですよね。でも春馬って、さまざまなエピソードが伝わっているように、共演者やスタッフにはもちろんのこと、知らない人でも目の前にいる人を助けるという芸能人としては考えられないような行動もするのです。

私が一番感動したのは、荷物の件。
知っている方も多いかもしれません。

新幹線の網棚に荷物を載せようとしていたら、知らない男性が手をそえて載せてくれた―それが春馬だったというお話が当事者さんのコメントで書かれていました。
あと、直虎の撮影時でもメイクボックスが重いから、何も言わずに運ぶなども。

この姿だけでも気遣いの人っていうのがよくわかりますよね。

こういう行動で気づかいを示すだけでなく、言葉でも伝えることもされていたのですが、これはまた別の機会にお伝えしたいなと思います。

とにかく、芸能界という特殊な世界にも関わらず、こんな純心な人ってなかなかいないし、そもそもこういった行動ができる人は希少かと…。

なので、次のことにもつながるのですが、
『誰に対しても気がついたら、自分ができることをする』
これを、あの直後から心がけていますが、とにかく自分の気持ちが心地よくなるんです。

もちろん、自分が無理のないできる範囲であることが重要。
小さな気づかいでも、相手も自分も心地よくなることをやり続けたいですね。

②利他の精神。

先ほどの気づかいもこれに当たりますが、とにかく仕事面での春馬の考え方って、これがベースになっているなと思うんです。

主演であっても『自分のための作品』ではなく、『作品が素晴らしいものとなるように周囲のことを考えながら自分が演じる。役割も務める』という、人によかれというスタンスで仕事をやり遂げてきたと思います。

その証拠が、作品そのものに溶け込み、「三浦春馬」じゃなくそのキャラクターを創りあげていたり、共演者を惹きたてたりしているところ。

多くの芸能人は、『自分』があって、それが引き立つように演じたりします。それが自分を売るための成功法則でもあるからです。

でも、春馬はそれをしなかった。
自我も強い子なんだけど、それは自分の中でのことで、まずは他人だったんですね。そこを理解して、もっと彼を引き立てるプロデュースができる人が周囲にいなかったことが、とにかく悔やまれます…(涙)

これからの時代には、この利他の精神って、とても大切だと感じています。

だって今、こうして春馬に惹かれる人がどんどん増えていますよね。
惹かれるということは、自分の中でも大切にしているということ。
私もこの部分を大切にしたいなと思ってます。

③自分への投資をすること。

お金とか地位とか持ち物など、目に見えるもので自分を高める時代が終わって、目に見えないモノが大切な時代に変わったということ。

そうなると、どんな自分でいるか？が大事かなと思うんです。

春馬って、あんなに忙しいのに自分自身に投資することには時間を使っていました。芸能人らしいセレブな投資が何一つないのが、春馬らしいところなんですけど…。

この2年間、オフが無いというのにも関わらず、英語を勉強したり、ボイストレーニングに通ったり、見せる殺陣と居合を学んだり、大型バイクの免許を取得したり、馬術もやってましたよね。

これ以外に本を読むとか、他にもやっていたと思うんですよ。
天外者を観れば、とてもよく分かります。

未来を見据えて、自分を高めるための投資をする。
これは最も効果の高いリターンがある投資なんですね。

私も今年、深めたい学びがあるのでやってみたいと思います(^^)

気づかい、利他の精神、自分への投資。

こうして言葉にするとそんなに珍しいことではないのですが、行動するとなるとなかなかできないでいるものです。

なので春馬を通じて、実感させられているのかなと。
こういう視点を大切に思わせてくれる春馬に感謝しています。

もし、皆さまも何か気づきがありましたら、やってみてくださいね。
ただただ悲しむのではなく、そういう前向きな行動をすることが、春馬も一番望んでいるんじゃないかなと思います♪