hoich-toich

20代=マスコミの端くれで東奔西走、30代=経営分析と品質管理で右往左往、40代=見よう見まねの管理職で右顧左眄、50代=リストラ、営業で青息吐息、60代=転職後の悠々自適でのんびり趣味人生活。バイクにドローン、読書に映画と気儘ライフ堪能中

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空と雲と電波塔

    • 一語一得 生きるためにつかうことば

      「ゆるしてたもれ、ゆるしてたもれ」 吉川英治作 「宮本武蔵」より「花田橋」の章) 「一語一得」・・・この表題は、自分の生につながることばを記録するためにつけたタイトルだ。 だが、今回は中学生の自分のことば探しの前哨戦となったチャレンジ読書の思い出を記録しておきたい。今回の思い出では、このことばは自分の生の中で生かされているとは到底言えないことばだから。 吉川英治作「宮本武蔵」を読んだのは、中学生になったばかりのころだ。今はどうかわからないが、50年前の中学生は、背伸びした

      • ことばを紡ぐもの

        • 一語一得 生きるためにつかうことば

          「美しい人!あなたはいったい誰なの?」パンドラが尋ねた。「わたしは、これから”希望”と呼ばれるようになるものよ」 ナサニエル・ホーソーン作 「ワンダー・ブック」から「子供たちの楽園」より 専用の本棚に「世界文学全集」が揃いで置いてあったくらい、父母ともに本好きだったせいで、自然と本好きになった。そのころ特にお気に入りだったのは、小学館の世界全集のなかの一冊、「バーネット集」だった。 いまでは見かけることもなくなった「世界文学全集」。装丁も凝っていて、この全集は泰西名画が表

          ことばを紡ぐもの

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          一語一得 生きるためにつかうことば

          「はじめにことばありき」(新約聖書 ヨハネによる福音書より) 最初の記憶は、生まれて1歳になるかならないかのころ、母が子守歌かわりに読んで聞かせてくれた「聖書」のことばだ。 母は昔も今も信徒ではないし、父も無宗教で、親族一族の中でも敬虔なキリスト教徒はいないので、母がなんでそれをしたのか実に不思議だ。だが、記憶のもっとも最初のものが、このことばであることは間違いない。 いまだに「聖書」を通読したこともなく理解も乏しいが、このことばが「新約聖書」のヨハネによる福音の第一章

          一語一得 生きるためにつかうことば