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沖縄で明日を"占い”ながら生きる

究極、極限まで金がなくなっても、自由であるべきという考えのもとに、どうしても自由を手に入れたかったのあります「幸せが先か自由が先か」くらないものです。

 

沖縄一日目、野宿 

ネットで知り合ったPに結局車で街案内されて、訳の分からない所に降ろされた、無駄にまた一人の人間の家族事情を知ってしまった、途中、Pやりませんかと言わた時には丁重にお断りし、「この人大丈夫かな」初対面ながらも余計な心配をしたりなんかしながら、g/7千円は高いなあ…と思いながらもweedを手に入れBOSEの持ち運べるスピーカーで雨と一緒に南アフリカのDJが作ったMIXを性懲りも無く聴きながら爆睡野宿で蚊に刺されまくるも結局爆睡。

 

沖縄二日目、1216、残金三千六百円

ドミトリーに荷物をおくやいなやとりあえず街を徘徊し、ドミトリーに戻り昼寝を決め込むわけです。

だけどやはり心許ない残金が不安で、日払い求人を調べていると

「未経験OK!月・週・日払いから選べる「エンターテイメント型ライブハウス」の音響・照明&ホールスタッフ!!」

 「うん?」とよくよく調べ進めれば、時給八百五十円で、日払いで、即採用で、ドミトリーから約1kmの立地で、要するに労働してお金もらって音楽を聴けということを言っているし、どうせ短期だから、とりあえず行くしか無いと心に決め、営業時間の20時前後に電話か、直接店に行くかのどっちかだなと思い、寝床をノソノソギーギーと音を音をたてながらリビングに戻り、こち亀を読み、足の爪を剥がし、マンチーを耐えながら、ドミトリーのリビングで、外は沖縄の夏の雨、雷、目の前を通る人、床板の軋む音、またこち亀…


明日を占わず、現実の歩を進めていく。


自分の何かが確実に変わっているのがchilの中で穏やかに理解できて、遠くにいるあなたを想うのです。

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とはいえお腹が空いた。究極明日の朝まで食べれない可能性がある。即座に、ドミトリーの管理人に聞いておいた近くの安くて量のある定食屋へと向かう。

結局沖縄ソバが普通の東京でもあるような定食よりも高いからなんとなく「豚生姜焼き定食/六百五十円」を頼み待つこと5分後に大盛りの米と、大ぶりに切ってよく味が染み込み膨らんだ人参と玉ねぎと、一口大の細切れの豚バラ肉がつゆとおろし生姜に使って出てきた、スープはトロリとした熱々の卵スープだ。

何かを確信し食べ始めた生姜焼きは途中間がすっぽり消え突如として見る画面には生姜焼きは消えた大皿とご飯とスープの器、そして果てしない満足感。即座に店を出て外の自販機でモンスターを一気に半分くらいを一気飲みで、全てはオールOKになった!

あ、やはり明日を占ってはいけない。

今この瞬間を唯一の時だと思うほどに今に没頭しなければならない。与えられた短期、中期、長期の課題をその日その日で明快に考えたアバウトながらも繊細な計画で、その瞬間瞬間を味わい尽くしながら遂行していくだけだ。

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「導かれるままに、手を引き手を引かれ最高に決行していくのだ」

 
Music : Ramsey Lewis - Maiden Voyage
2019.8.2


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