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「バリキャリ」でも「ゆるキャリ」でもない幸せキャリア

今働いている外資系コンサルには先月入社したところなのですが、先日職場の同僚と初めて対面で会った時、おそらく、経歴などのイメージから、私は「バリキャリの人」と思われていたようです。話の中で「すごいバリキャリの人が入社してきた、と思っていましたが、会ってみたら全然違ったのでびっくりしました。いい意味でギャップあります」と言われました笑。

自分は「バリキャリ」なのか「ゆるキャリ」なのか、考えてみましたが、
「キャリアのために育児(やプライベート)を犠牲にする」→バリキャリ
「育児(やプライベート)のためにキャリアを犠牲にする」→ゆるキャリ
と定義すると、その二者択一のどちらでもなく、むしろ、どちらも手に入れたかったので、「バリ」と「ゆる」のインテグレーション、もしくはどちらでもないかな、という結論です。

キャリアの価値観は十人十色、それぞれ目指す姿、理想のキャリアの築き方があっていいし、「バリキャリ」「ゆるキャリ」どちらを選んでも、それを自分の正解にしていけばいいと思います。人生すべてにおいて、何かを選んだとき、それを選ばなかった道を捨てている、というのは真実ですが、仕事と育児、それはどちらかを捨てられるものではなく、どちらも犠牲にしないように、自分が納得できる時間やエネルギーを、いつどこにかけるか、そのバランスを模索しながら、落としどころをさぐっていくようなものです。

仕事では限られた時間で集中して成果を出し、少しずつキャリア成長を遂げられるよう努力してきました。ずっと全速力で走らなくてもいい、途中休憩したり歩いたりしてもいい、でも前に進むことはあきらめない、そんな感じです。

家事や育児にかける時間やクオリティに妥協はありますが、後悔はありません。育児に関して、1日の中で決して長くはないけど、子供が私を必要としているとき、私が子供を必要としているときは、子供との対話やスキンシップの時間をぎゅっと取ることは今でもしています。

そして、子供もずっと赤ちゃんではないので、その成長度合いや変化に合わせて、職場環境や仕事にたまに調整をかけながら、ギアをあげたり下げたりしていくことが大切です。

結論、毎日幸せな気持ちで1日を終えられる、そんな人生が続くことが幸せキャリアだと思います。

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