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限りある時間

昨日は、毎月1日のシネマデー+日曜日、
ということで、小6の息子とふたりで映画館に行きました!

観た映画は、
『室井慎次 生き続ける者』(後編の方)。

この前編も、少し前に息子とふたりで観に行きました。


この映画は、私が大好きな
「北の国から」の情景を思い出させる、
秋田の田舎を舞台にした、
親子や地域の人たちとの人間模様を描くドラマ。
(エンディングのさだまさしも良かった)

映画を通して流れる時間のテンポも、
わたし好みのゆっくりさで、

各シーンやセリフとじっくり味わい、
室井さんと子供たちとの家族愛に、
涙が出るシーンがたくさんありました。


最初は、自分の過去への罪滅ぼしとして、
自分にできることは何かを考えて
始めた里親としての活動だったけど、
今は、違う。

「今は、君たちのことを考えたり、
 悩んだりすることが、楽しい」

文字で書くと、
さらっと言ったように読めるかもしれませんが、

このセリフと言ったときの柳葉さんの言い方、
彼ならではの熟練の演技が本当に良かったんです。

みんな、色々な悩みを抱えてながら生きているけど、
生きてるから悩める。
悩めることが幸せ。

それに気付けると、
もっと人生の深みを味わえる。


「家族でいられる時間は、いつかは終わる」

これも、みんなで食卓を囲んでいるときの
室井さんのセリフです。

映画を観終えたあと、
息子とおもちゃ屋を散策中、

私「○○くんは、中学生になっても、
 ママと映画を観に行ったりするかなぁ?」

息子「するよ?!」

と、そりゃ当然するでしょ、
と言わんばかりに断言してましたが、

3月生まれで、小6の割には、
中身が幼い息子。
(今もシンカリオンのロボットが大好きで、
去年のクリスマスプレゼントは、一周回って仮面ライダーのベルト(笑))

シンカリオンが好きな息子も、
ママと映画観を一緒に楽しめる息子も、

永遠ではない。

5年後には、
もう今の息子に会うことはできないし、

取り戻そうと思っても取り戻せない、
大切な「時間」。


最後に、息子の好きな
サーティワン。

これまでカップで注文することが多かったからか、

「コーンでもいいの?」

と言うので、「いいよ」と
初めてコーンで注文して
ふたりで食べて帰りました。

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