息子の髪を切りながらホリエモンのことを考えた

先日、息子の髪の毛をカットした。

そのカットについて、ホリエモンが「すし職人の修行時間、あれなんなんすか?無駄すぎないすか?」と炎上していた懐かしい時間を思い出して、現在東京都知事選に出る噂なんか出ていることから(個人的には出馬されないと思っているのですが、火のないところには、でちょっと期待している)、いろいろ考えとことをずらずらと書いてた。

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個人的には堀江貴文という人間は好きです。

学ぶべき部分が多々あるので、僕のような凡人は本当に著書やSNSでの発言からも学ばせていただいています。

ただ最近のコロナについての外出自粛についての発言は「意図はわかるんやけど、言葉の使い方がもったいないなあ」と思うのと、政治にかかわるのであれば「N国党もついてくるの?あそこはうさんくさいと思っています」と距離をとるスタンスを取られているものの、過去のつながりなどから多少不安がある、いう立ち位置です、わたし。

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まだ子どもが小さいのでカット自体は自分でしている。

もちろん、美容師の免許がある、とかなにか経験があるわけでなく「勘」でカットしている。

自分自身、昔バンドをしていた時期があり、当時はお金がなさすぎて自分で直感でカットしていた。当時はウルフカットが流行していたり、パンクバンドをしていたこともあり、大概の違和感は「それっぽい気がする」で納得できた(周囲がどう思っていたのかは聞いたこともない)。

なので、「なんとかなるもんだ」というのが心根にある。

と、最近家内に「もう美容室行かせてあげえや」と頻繁に言われ、「まだお金がもったいない!」とケチ臭い反論をする中で気づいた。

自分自身、はじめて散髪屋にいったのは、小学校に入ってからだ。イズミヤの下にあるキッズって散髪屋で散髪のあとにペコちゃんのイラストが印刷されたあめちゃんをくれるお店だった。

なので、

・小学校がはいるまで

・「なんとかなるもんだ」の親のカットでなんとか生き抜くんだ。

という思いがある。

小学生になる娘はさすがに美容室に行かせてあげるべきかと思っているが、いまのところ「髪の毛伸ばしたい」という思いがあるらしく。前髪をそろえる程度なので、その程度であればこれまでの経験でなんとかお茶を濁せている。

息子はあと2年程度は自分でカットしようと思っているのだが、「周囲のラインを整える」ということだけを続けた結果、全体的な髪のボリュームは増加を辿り膨らみ続け、マッシュルームカットがデフォになってきて「あら、かわいいぼっちゃん」という評価を受けることが多いので、この在宅ワークがメインの時期、家での時間はたっぷりあるので思い切ってちゃんと知識をつけてカットしてやるぜ!と思い立った。

なにがいいたいのかわからないかと思いますが「トップ、中腹、前髪」をどういったバランスでカットすれば違和感がないのかがまったく理解できていなかったであれこれとYOUTUBEを見て勉強して、「ああ、この髪の毛をパチンとするやつがいるのか」と100均に行ったり、これまで鋤きすぎてしまいそうで封印していた鋤きばさみなどを用意して、2日ほどシュミレーションを重ねてカットした。

「子どもは集中力が続かないので、手際よくやりましょう」とYoutubeの画面の中でおしゃれな美容師たちは口をそろえたが、こちとらド素人、ちょっとカットしてはおどおどしながら鏡をチェック。随時途中経過を家内にチェックしてもらう。という工程をふんだのでかなりの時間を要した。

うちの息子は、カットの時間については兄弟げんかなく「自分の好きなYOUTUBEを見れる時間」と認識しているのでまったくごねることなくカットできた。

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結果としては大成功。

すっかり男前。

失敗したときの保険に、ちょっと長さを残したのでめっちゃ短くしたわけではないですが夏にむけて涼しげな雰囲気も出てきた。今までがマッシュルームだっただけに。

人間というのは欲深いもので、「あ、あそこもうちょっとカットしてあげなあかんかったな」とか思う部分が出てくるんですが、家内は大絶賛。そして欲を見せはじめる私に対して「これ以上調子に乗ると、きっと切りすぎてどえらいことになるから、今回はこれで十分」と、すぐに慢心して失敗する私の性格を理解してくれていて大変ありがたい。

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もちろん、理容、美容の免許をとるためには、人の肌に刃物をあてるし、毛染めなど化学的な素材を使用するので、勉強の必要性は理解できるし敬意をもてる。染色にいたってはつい最近「自分に合わない毛染めをつかって顔が変形した」というのを仰天ニュース的なものを見たのでやはり知識は必要だなあと思った。

でも。

「困ったなあ。すぐ専門とするひとのところにいこう」というのはちがうなとおもった。もちろん、ビジネスにおいては素人がうんぬんかんぬんしているよりも、エキスパートに頼ることも大切な場面が多々あるけれど、生活においては、一旦考える時間も、試してみるチャンスも、失敗しても支払う代償が少ない場面も多々あるじゃないか。

かかったコストは100均でのお買い物数点と、勉強時間数時間程度。時給換算するとそりゃあお店に行くのがコスト安くつくけど、今後続いていくスキル(都度見直し時間は発生するでしょうが)を身に付けれたし、在宅中心のこの時期に、これまで通勤時間になっていた時間を当て込めた程度のこと。

プライベートと仕事なので一緒にはできないけれど、すし職人の修行をばかにして「どうしてその頂上に行くのに、その道しかないと思っているのと?」と提したホリエモンはやはり価値のある発言をされていたと思う。

「いろんなやりかたがある」んだ。

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東京都知事選、本当に出馬してくれたら面白いなあと思う。

コロナ騒動で自民党が「小池さんでいこうぜ」とかなってると以前ニュースで見かけた。このままだと小池さん続投になりそうだけど、あのひとほんまダメだと、大阪から眺めております。

いつのまにやら「小池さん、よくやってる!」て世論になってるのでなんでなん?あの人の初動、くそじゃなかったです?責任ありそうな決定の部分になったら「国が決めること」と繰り返して。

結局、緊急事態宣言のスタートだけじゃなくてゴールまで「国が・・・」と。

レインボーブリッジ赤く?みんな大阪の通天閣のパクリとしか感じないんじゃないの?意味ある?

こんな事態に「大阪とはりあう」みたいなアクションが多くて面倒くさい。

まあそれに限らず、就任早々から中身のないパフォーマンスだけで、当事者の都民でない自分でもしんどかった。

このひとと、東京都民はまだ付き合っていかないといけないの?

かわいそうすぎへんか。

ホリエモンが来週発刊する本の「東京への提言」を項目で見た程度ですが、これくらいの勢いがあるひとが、アメリカのトランプさんみたいに常識のない発言をしながらもビジネスをベースにした改革をしていかないとどうしようもないんじゃないの。

周囲、あとに続くひとがしりぬぐい大変そうで、ストレスで体調くずしそうやけど、それくらいのひとがいないともうどうしようもない。

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このままだと、日本はどろぶねで、こどもたちは早々に世界に出ていくことになるんだろう。

くそー、子どもの成長は望みたいけれど、少しでも一緒に、すぐ会える距離で生きていきたいなあ。

そのために、日本がんばってほしいなあ。

そんなことを考えた、子どものカットについて勉強した時間でした。


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