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ひとつの品物がつないでいく想い
おはようございます。
折に触れ、ふと家族と関わっていないことに気づくことがあります。
年老いてきた母や父。
世話するほどではないけれど、確実に以前より小さくなっている。
そういうことに思いめぐらすと、亡くなった祖母のことを思い出します。
おもちゃを買ってくれた。
半纏を作ってくれた。
若い時に着ていたものだよ、と着物をくれた。
作ってもらった半纏や、思いの詰まった着物は捨てられません。クローゼットの奥に見つけるたび、切なくなります。
両親には特注の小物やお守りをもらいました。
全て、その人の想いが詰まっている。
そういった品物を見て想いにふけった後、笑顔になっていることに気づきます。
「さ、やろう」
とまた頑張れます。
自分の子どもが大人になったとき、どんな風に感じるだろう。
”つなぐ物”の存在がこうして想いをつないでくれるだろうか。
考えてもわかりませんが、なにか想いの詰まったものをいつか渡してやりたいと思います。
品物には想いが宿ります。
想いが宿ったものはいつまでも変わらず残ってくれたら嬉しい。
子どもや孫と、時を超えて繋がっていたい。
品物を通してそうした愛情が伝わる。
子どもたちも感じ取ってくれたらいいなと思います。