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always -silket cloth-国産のサステナブルな綿生地
皆さんは「綿生地」について改めて考えてみたことはあるでしょうか?
昨今、綿生地の大きなマーケットであるアパレル関係では、様々な生地が流通しています。その生地たちの多くは海外で大量に生産され、また大量に廃棄されています。
ここ10数年、国産の洋服を見かけたことがあるでしょうか。あえて探さないと出会うことはあまりないのではないでしょうか?
なぜこのような現状になっているのでしょう。
それは「廃棄することになったとしても大量に作ったほうが安いから」。
初めから売れ残ることも計算し、大量に海外で生産して国内で販売したあと、その売れ残りを専門の業者に激安価格で投げ売ったり、捌けなかったものに関しては廃棄。そういった流れにした方が「儲かる」そうです。
国内で「必要な分だけを生産」するのはコストがかかりすぎる。小売価格にすると何万円の高級品になってしまうのです。
そうやって生産拠点を海外にもっていくとどうなるでしょう?
国内の生産者さんが食べていけなくなり、廃業。作れるところがあまりないということで、メーカーはさらに海外に頼ってしまう・・・。
そういった現代の見てみぬふりしている暗い部分を少しでも明るくしたいなとalways -silket cloth-は生まれました。
これは京都の老舗綿生地工房におねがいして作っていただいた、サステナブルな国産の綿生地なのです。
1:always -silket cloth-って?
「always -silket cloth-」の名前は”いつも、いつまでも”使ってほしいから名づけられました。
シンプルかつ変化にとんだ柄で、飽きることなく使えます。
国内のとある工房で作ることで、安定して高品質な生地になっており、何十年と使えます。
しなやかだけれども透けないので、使い方は無限大。
使いやすいよう、柔らかみがありオーソドックスな色展開です。
大きさは3サイズで、毎日使えるハンカチサイズから着物を包めるビッグサイズまであります。
シルケット加工がされておりシルクのように艶やかで、一般の綿生地より高級感があるので、使うシーンを選びません。
日本の生産者さんを守ることにつながっています。
2:always -silket cloth-を作ってくださっている工房は
京都の老舗工房「上羽機業」さん。知る人ぞ知る工房です。
こちらは20年以上、たった3種の綿生地しか扱っていない工房です。
そのほとんどは風呂敷として使用されています。
ここである疑問がわきませんか?
「風呂敷の生地だけでやっていけるの?」と。
上羽さんの生地には、他の生産者が真似できない工夫がたくさん詰まっています。(どのような工夫かは別記事で書こうと思います。)
そのおかげで小さい工房ながら安定して高品質な生地を作り続けられるのです。
そうしてできた風呂敷は、呉服問屋のメッカである京都室町の皆さんに愛用されています。
呉服問屋ではたくさんの反物を毎日あちこちへ動かします。社内で動かすときも、社外へ運ぶときも、風呂敷は大変重宝します。
反物は1反1反が大変重く、柔らかく上等な絹ですがむき出しのまま扱われることが多いので、運ぶときも気を使います。しわや汚れが付かないように、風呂敷で包みますが、上羽さんの風呂敷を使っている会社がとても多いのです。
上羽さんの生地は程よく厚みがありしっかりしていて、たくさんの反物を一度に運ぶ場合も、しっかり支えてくれます。また結ぶにもごわつかずしっかり結べます。
毎日たくさんの反物を行ったり来たり繰り返し運んでも、1枚を10年20年と使い続けることができます。
毎日のことなので少々扱いが雑になることもありますが、破れたり伸びたりすることもなく、ずっと使っておられる会社が多いのです。
いわば”プロ御用達”の生地というわけです。
3:always -silket cloth-のデザインについて
上羽さんは毎年ものすごい数の新柄を制作されます。それを開発初期からずっと続けておられ、膨大な柄数をもっておられます。
その中でもalwaysのコンセプトにあった、サステナブルでユニセックスな柄を選び、カラーも毎日使えるようにとオーソドックスになるよう選んでいます。
【柄:wave】
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柄は変化のあるwave柄。単調な柄ではなく変化があり、安っぽくなく飽きが来ない柄になっています。横に見れば波のように、縦に見れば立ち上る湯気や陽炎のよう。
「波」には“無限に広がる”という意味や、何度も押しては返し地形をも変えてしまうことから“不屈の精神”を表すこともあります。ですが、どのように見るかは持ち主の方の数だけあります。「幸せで平穏な暮らしが長く続くように」「燃え上がるやる気」。
上下に入れ替わりながら柔らかに続くwaveはあなたにはどのように見えるでしょうか。
【色:ダークグレー、イエロー、グレージュ】
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・ダークグレー…ベージュの地糸に濃いネイビーを使用することで柔らかく濃いグレーになっています。シルケット加工のおかげで見る角度によってネイビー系に見えたりモスグリーンに見えたりします。
・イエロー…シルケット加工により、ゴールドのような艶やかな黄色です。柄部分のベージュが、角度によってピンク系に見えることもあり、深みがあって明るい色です。
・グレージュ…うすいグレーがかったベージュですが、角度によってピンク系や藤色系に見えることもあります。3色の中では最も光沢感がありやさしい色です。
【サイズ:50㎝、80㎝、160㎝】
サイズはハンカチサイズから超ビッグサイズまで3サイズ展開です。
・50㎝…ハンカチサイズの50㎝は一番使いやすいサイズです。ハンカチとしてや、バッグの目隠し、女性がお手洗いに行く際に化粧道具やナプキンを包んでいくのにも最適。通帳ケースを包んだり、お菓子のおすそ分けの時など、「ちょっとむき出しなのはな…」と思う時に重宝します。クリアなバッグに入れてイメージを変える場合にも、しっかりした生地なので素敵に仕上がります。パソコンのカバーに使ったり、花瓶敷に使用しても。
・80㎝…よくある風呂敷と同等のサイズです。贈り物を包むとき、旅行に行く際に仕分けに使ったり、エコバッグとして使用するにもちょうどいいサイズです。ダウンコートなどかさばるものを収納するときに使用したり、枕カバーに使用される方も。
・160㎝…通常の風呂敷にはあまりない超ビッグサイズです。着物をたとう紙のまま包むことができます。ソファカバーやベッドスローとしてインテリアに使用し楽しむことも。
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風呂敷の活用方法はしらべればさまざま出てきます。番外編として、災害時に一つ入れておけばなんでも使えて安心です。エプロンやサブバッグとして、子育て中の方にはおくるみや授乳ケープとして、けがをしたときに三角巾として、防寒で羽織ることも。靴がない場合に足をカバーし守ることもできます。
使い方は本当にさまざまで、アイデア次第で無限大に使用できますね。
4:おわりに
この記事ではalways -silket cloth-をご紹介しました。
商品に込めた思いや生地の素晴らしさはまだまだ語りつくせません。
上羽さんの工夫や商品の使い方など、他にも記事を書いていこうと思っています。
少しでも多くの方に知っていただきたいので、書かせていただいたのですが、実はこの商品は出来立てほやほやで、まだ販売ページができておりません。トップ画像もサンプル段階の画像で、実際の商品とは違いますので、こちらも随時更新していくつもりです! →更新しました!
そして10月末をめどに販売ページのご案内をさせていただきますので、楽しみにお待ちくださいね!
こちらをご覧ください!
販売ページができました!
ぜひのぞいてみてくださいね。
2022/09/29新規
2022/10/05画像修正、追加
2022/11/02販売ページ情報追加