日本エステティック協会【センターに合格してれば登録のみ!どんな資格があるか解説します】
今回は、日本エステティック協会認定資格について解説します。
日本エステティック協会【センターに合格してれば登録のみ!どんな資格があるか解説します】
年会費:18000円(半年ごとに9000円にすることも可能)
センター試験の受験までの道のりはこちら
年会費の分、福利厚生や毎月送られてくる会報誌には勉強になることも多く載っています。
私は毎年、乳がん検診の補助を使わせてもらっています。
また、サロンを経営している方は、ロゴマークや資格バッジ、保険、名刺など安く作成をお願いできますし、何よりお客様への安心して頂けるサロンになりますね。
日本エステティック協会での取得可能な資格
エステティック協会だけでも多くの資格が取得できます。まずは・・・
認定エステティシャン
センター試験に合格したら、登録申請のみで取得できる資格です。
認定エステティシャンは登録すればいいだけですが、必ずエステティシャンセンター試験に合格をしていることです。
センター筆記試験受験資格協会認定校での300時間以上または1000時間以上修了、または実務経験1年以上
引用:日本エステティック協会HP
認定校に通ってセンター受験を行った場合は、認定校が手続きを行ってくれて
、認定校価格での登録が可能になることがありますので、通った認定校に聞いてみるといいと思います。
上級認定エステティシャン
上位資格になります。ここからはすこし難しくなりますよ。私個人はこの資格の実技試験が一番大変でした。
実は、この資格は比較的新しく、もとともとは次のステップであるトータルエステティックアドバイザーの資格の実技試験の内容と似ています。
ただし、その頃よりも取得しやすくなっていますので、安心してください!
受験資格
認定校 1000 時間以上コースまたはCIDESCO国際認定校コース修了者
認定校 300 時間修了者で、認定エステティシャン資格取得後 2 年以上の実務経験を有する者
資格取得後 2 年以上、または通算5年以上の実務経験がある認定エステティシャン資格者
引用:日本エステティック協会HP
センターに合格後、早めに協会登録しておくことで受験資格も早くクリアできますね。
上級認定エステティシャンの筆記試験概要
試験時間: 90 分(マークシート形式 出題数 100 問 )
受験料:11,000円(税込)
合格基準: 70%以上の正解
引用:日本エステティック協会HP
筆記試験は問題集をしっかりやって、わからない部分を教科書で確認して勉強すれば、ほぼ問題ないと思います。
上級認定エステティシャンの実技試験
時間:およそ2時間半(詳しい記載なし)
受験料:22,000円(税込)
不合格の場合↓
技術試験対策講座&試験:(1講座/3日間)各66,000円(税込)※再受験料 5,500円(税込)
【内容】
フェイシャル実技(機器を含む)
ボディ実技(機器を含む)
ネイル
メイク
引用:日本エステティック協会HP
筆記試験と実技試験は同日開催です。一発合格すればいいんのですが、なかなか難しい試験だと心得ておいてください。
ただし、ここで万が一、不合格だった場合、基準に満たない項目のみを再受験できます。
3日間で1項目となっており、対策講座をした後にそのまま実技試験を受験をすることができます。
有料ですがかなり優しいというか、とてもためになる内容だと思います。
なんだか一発合格するよりもスキルアップできそうですよね。
さらに2度、試験に落ちても技術確認再試験の日程を設けてくれています。
なんて優しいのでしょう。受かるまで面倒見てくれるのですね。
ちなみに私の頃は何かの項目だけが少し満たない場合でも、すべての項目を1から再受験でした。。。
今後、受験される方は恵まれてますよ♪
AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザー
お客様に求められる実践力とサロンでの指導力を有しているエステティシャンとなります。
ここまでくると指導力が求めらえれる上、エステティックの知識、技術ともに深く理解をしている必要があります。
AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザーの受験資格
AJESTHE 認定上級エステティシャン資格もしくは CIDESCO 資格を保持し、AJESTHE 認定上級エステティシャン資 格取得後 2 年以上、または通算 5 年以上の実務経験者を対象
AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザーの筆記試験
試験時間:60 分間(記述形式)
問題数: 10 問/100 点満点
合格基準: 70%以上の正解
AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザーの実技試験
試験1:プレゼンテーション 5 分
試験2: ロールプレイング 10 分
合格基準 : 科目合計 70%以上
引用:日本エステティック協会HP
筆記試験は完全に記述式なので、分かりやすく回答を書かなければいけません。
また教科書のないようはもちろんのこと、毎月送られてくる会報誌の内容なども出題されますので、毎月しっかり目を通しておきましょう。
試験官がサロンスタッフの役になり、質問をしてくる事に対し分かりやすく解説をします。
職場にて実際に教育をしているような状況を想像して分かりやすく試験官に説明や回答をします。
とても緊張しますが、実技試験の際の口頭試問のようにセリフをいくつかジャンル別に作成しておくといいでしょう。
実は、私も昔の試験を受けたので、この試験は受けていません。ただし以前より合格率が上がっているのは確かです。
実技試験に関して、私の勝手な予想ですが、筆記試験で記述した事をより深く答えられるといいと思います。
これは私個人の考えですが、試験官側の口頭試問も考えるのが大変だと思うからです。
受験者の知識がどこまで深いのかを確かめる試験です。多岐に渡るエステの知識の中で、受験者が何が得意で何の知識を得ているのか分からないまま、口頭試問を進めていくのは大変です。
ですので、筆記試験で受験者がどのように回答しているかを参考にして、口頭試問を行う事もあるのではないかと考えるからです。
エステティックの先生方は厳しい&優しさを持っている方が多いんですよ。美容業界で働いてきた女性はメンタルも強く、女性の気持ちをよく理解できる能力がありますからね♪
ですので、試験官側も受かって欲しいと思いながら口頭試問をしてくれている先生が多いです。
決して、怖がらずに挑んでください!
気軽に受験できる資格もある
私のように資格にストイックになる事だけがエステティシャンではありませんね。経営や、お店のことで資格なんて二の次って方も多いと思います。
本当にその通り。ただ、お客様へ安心のためにディプロマなど飾ってもいいかなーという方にはこのような資格があります。
フェイシャル認定エステティシャン&ボディ認定エステティシャン
筆記試験
時間:単願 60分 併願:90分 (4肢択一・マークシート式)
合格基準:70%以上正解(共通問題・フェイシャル・ボディの合計得点で判定)
受験料:単願8,200円(税込) 併願15,400円(税込)
筆記試験と下記のいずれかを満たしていなければ、ディプロマの発行をしてもらえます。
①協会認定校または理・美容師養成施設で60時間以上のエステティック課程を修了
②800時間以上の実務経験者(週40時間換算で6ヶ月を目安とする)
③AJESTHE登録教室において所定の認定FEコース・認定BEコース(60時間以上)を修了
引用:日本エステティック協会HP
認定エステティシャン(センター試験)の一歩前の段階と思っていただければ分かりやすいと思います。
フェイシャル認定エステティシャン&ボディ認定エステティシャンは年会費が5500円だそうで、認定エステティシャンよりやすいんですね。ボディのみとかフェイシャルのみの実務経歴の方にはいいと思います。
美肌検定
美肌検定は、誰でも受けられます。アロマテラピー検定のようなイメージです。本を購入して、受験申し込みをするだけです。
試験時間:60分間
受検料: 5,500円(会員:4400円)
合格基準:70%)以上正解 全40問
引用:日本エステティック協会HP
テキストはかなり、詳しい内容が書いてあって私もよく、読み返したりします。
エステティック協会の資格保持をすることで取得できる資格
他にも日本エステティック協会の資格を持っていれば、このような資格にステップアップしていくことができます。
高齢化社会の中でお年寄りにも寄り添うエステサロンでありたい、海外で活躍したいなどの目標があれば、勉強する価値、あると思います。
CODES-JAPON認定ソシオエステティシャン
医療機関や社会福祉施設の専門家チームと協力しながら、医療や福祉に関する知識に基づいたエステティックを通じてケアを行うエステティシャンです。今後の社会には必要な人材ですよね。
日数:合計32日間 4日×2〜3ずつ受講
受講料:300000円
内容:社会福祉分野・社会福祉分野Ⅱ・医療分野
引用:日本エステティック協会HP
シデスコ認定エステティシャン
70年の歴史を誇る国際ライセンスです。日本でも有名ですよね。
私は一般(ポストグラジュエイト)でこの資格を取得しました。
とても大変でしたが、仲間もできてすごく勉強になった時間で、今でもやってよかったと思っています。
【学生受験】
CIDESCO国際認定校 1200時間以上のカリキュラム受講⇨
CIDESCO国際試験合格⇨
試験合格後、2年以内にエステティックサロンまたはスパで600時間の実務経験
認定校にて学生受験して取得する方がとても多いように思います。
【一般受験】
※一般受験は下記を満たしていなければなりません。
①日本エステティック協会認定エステティシャン資格を取得していること
②エステティックの基礎教育を600時間以上受けていること(※時間数は合算可能だが、通信教育の場合、通学した時間数のみ有効。ただし企業の社内教育は含まない。)
③エステティックに関連した実務経験が3年以上あること
④受験申込書類の審査に通過すること
引用:CIDESCO-NIPPON HP
私は、一般受験で受講しました。
まずは、600時間の基礎教育の証明書を集めるのに時間がかかりました。
各学校へ問い合わせしてなんとか条件をクリアしたのを覚えています。
一般受験は下記のように進みます。
一次試験
合格基準;70%以上
受験料:10000円
引用:CIDESCO-NIPPON HP
一次試験が筆記試験です。まずはこれに合格すること。結構難易度は高く、当たり前のように記述試験です。エステティック協会のテキストを読みあさって勉強したのを思い出します。
参考書もあるので、早めに購入して読み込んでおくことをオススメします。
一次試験に合格したらあとは二次試験!だと思いますよね。
ですがその前に実技チェックを受けて、40時間講習を受けなければなりません。
そして私の時にはイギリス人の先生でした。綺麗で優しいですが、ぜんぜん言葉が通じず、通訳の先生にいつもついてくれているので授業も通訳つきの授業です。
そしてこの講習こそが、実技試験対策になっているので、しっかりと勉強をすれば合格する仕組みになっているんですよ。
時間もお金もかかりますが、専門学校に入り直すよりは全然安いと思います♪
二次試験の前に
40時間講習料:90000円〜
レポート提出:5000字以上(要約をA4用紙一枚にまとめる)
引用:CIDESCO-NIPPON HP
レポート提出まで終われば、いよいよ二次試験です。
二次実技試験
フェイシャル
まつげのティンティング
(まつ毛を染める行為ですが日本ではファンデーションを代用し、講習中に教えてくれます。)
ネイル
メイク
ボディ
ワックス脱毛
の内容で行われます。ほとんど講習にて勉強しているので、怖くないはず。40時間での努力が試されます。
二次筆記試験
筆記がまたあるのかーと思われると思いますが、こちらも40時間講習を受けていれば問題ない内容だったことを覚えています。
以上
いかがでしたか。まだまだエステティックの資格はいっぱいあります。
今後も新しいものが出てくるかもしれませんね。でも一番大切なのは、人を美しくする技術だということですね。
技術に自信をもったエステティシャンが増えると、世の中に綺麗な女性が増えるのではないでしょうか。
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