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専門調査員試験(5) 2次試験【外国語面接】
皆さん、こんにちは。本記事をお読み頂きありがとうございます。
今回は専門調査員試験 2次試験のうち「外国語面接」についてです。
「人物面接」は次回に続きます。
1次試験「外国語筆記」の回でも書きましたが、筆者の受験言語は英語です。
また、私は2次試験で外国語面接が先、人物面接が後だったのですが、人によっては順番が違うこともある旨申し添えます。
①面接の形式と雰囲気
・一般的な会話能力を測る面接
面接の時間は10分程度で、面接官の方と受験者の1対1ですが、国際交流サービス協会(IHCSA)の方が記録係として入られます。記録の方は受験者に背を向けてメモを取っているため、それで余計に緊張してしまうということはないと思います。
面接官は(おそらく)外部の英会話講師の方が来られているのではないかと想像します。
面接官の方が外部の方であることからも分かる通り、答えに困るような専門的な質問をされることはなく、一般的なコミュニケーション能力を測っているように思われました。
特に、自分の考えを堂々と伝える姿勢と、多少回答に窮してしまっても会話を続けようとする態度が重要であると思われます。
面接官の方は大変感じが良くにこやかな方であり、「圧迫面接のせいで実力が発揮できなかった」という声は聞いたことがありません。
・面接は2パートに分かれている
10分程度の短い面接ではありますが、前半と後半に分かれており、前半は日常会話、後半は意見交換(ディスカッションというほどのものでもない)のパートです。
後半では4つのお題から1つを選び、そのお題に沿って自分の考えを1~2分で述べた後に面接官の方と意見交換を行います。
例によって守秘義務があるため具体的なお題を挙げることはできませんが、「現在起こっている社会問題」と聞いてすぐ思いつくような一般的なものであったと思います。
②面接の対策
実際に面接を受けた上で思いつく限りの対策を挙げておきます。
1) 自分が興味を持っている社会問題について、1~2分程度で考えを述べる練習をする
2) 日常生活で英語を使わない人であれば、英字新聞などを音読して口を慣らしておく(小手先のテクニックですが、この方法は意外と使えます)
3) 英語話者の友人に面接の対策をお願いする
なお、筆者は修士課程がイギリスであるため特に対策はしていませんがそれでも合格していますので、外国語筆記と同様、海外大に行かれていた方は無理に対策する必要はないと思われます。
③(余談)待合室の雰囲気
私が受験したポストは(自分も含めて)たまたま大学院生が多く、頑張ろうね!と励まし合いながら和気あいあいと過ごしました。
また、この待合室に各ポストの給与と住居手当の額が張り出されるため、忘れずにご確認ください。
写真を撮ることは禁止されているため、メモに書き写すことになります。
(注)2020年秋募集の面接はオンラインで実施されることになっていますので、試験時に外の受験者と話す機会はないのかもしれません。
次記事は2次試験の「人物面接」編です。
次回で試験の内容と対策については一区切りとなりますが、合格発表~赴任前研修~準備としつこく続きますので、今しばらくお付き合いください。