仮初の希望だとしても
仮初の希望だとしても、
わたしはわたしを残し続ける。
つまらない、なんでもないわたしだけど。
死に損ねた私、生き残った私、ぎりぎりで拾われた私。
胸を張れる人生じゃない。
何か誇れるものを持ってるわけじゃない。
それでも今日も生きていて
こういう世界を見てるんだけど、
あなたも一緒に見てみない?って、
そんな気分で残すことにする。
生かしてもらってる世界、死ぬことが許されてない世界。
希望はあるよ、きっと嘘じゃない。
嘘だと疑わずになにかを信じはじめたら、
それが希望になるか