新しい時代の可能性はどこにある? 不安の正体を掴み、自分の思考を歪めているパターンを見つけ出す、Withコロナの時代の必読書!
実話に基づいた、勇気と感動のビジネスストーリー&理論書『全員参画経営』
人間は感情の生き物です。無自覚に反応する感情や、自覚はしているが抑えきれない感情に支配されてしまうと、自分自身の心の眼鏡から見える景色や情報は偏って見えてしまいます。特に恐れや不安の感情は認識をゆがめます。
経営者やリーダーが、不安や恐れを持ちながら経営を行なうと、見たくない事実と恐れがベースになり、自分自身の不安を打ち消す意思決定をしてしまい、チャンスを失う可能性もあるのです。
「自分たちが当たり前の価値だと思っていたことは、今の市場では価値ではなくなっていた」ということに気づけたとき、新しいステージが幕を開きます。
そのために、リーダーは、自分自身の思考や行動のパターンを自覚し、起こっている事実そのものをフラット思考で見る力を養うことが必要です。自分の思考をゆがめているものや、自分の可能性を制約しているもの見つけ出し、意味づけの置き換えをするのです。ー本文より
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混乱している世の中で、苦しみの真っただ中にいる経営者やリーダーたちへ。
これから日本や世界を創造していく、次世代リーダーたちへ。
豊かな社会を創造するための新理論ビジネス書。
経営者、マネージャー、社員、一人一人見ている景色は違う。この多面的な事実を、どうやって融合し、全員が一致団結して、危機に立ち向かうのか?
いま、いる社員で会社は復活する。そのための本質的な行動を促す読む処方箋!
〜営業部と工場で意思疎通ができない中、いつも冷静な田村課長が声を震わせた~
「私たちが今まで改革できていないことは確かに問題かもしれない。でも、営業がやるべきことはもっとあるはずです。私は彼らを見ながら、自分たちが自分たちで生きていかないとダメなんだ、自立する時期が来たのだと確信しました。これは、自分たちが自立するための改革でもあるんだと思ったんです」ー本書より
社員が自ら考え行動し、成長するフォーメーションが生まれた時、逆転の企業再生が始まる。
企業変革の水先案内人が出てきて、「父性性」と「母性性」という独自の観点から、事業と人と組織の機能のバランスをとらえ、経営者の思考・行動・パターンが自ら変わるためのサポートを行い、新たに引き出された能力の組み合わせで、社員が自ら考え行動し成長するフォーメーションをつくっていきます。
その目的は、人と事業の価値を高めて厳しい時代に生き残り、変化に強い会社にしていくこと。本書では、改革が進行し、実現していくプロセスを、読みやすいストーリーと理論的な解説でわかりやすく伝えています。
今、この時代に必要な、これまでにない新しい理論に触れられる一冊です。是非、ご一読いただければと思います。
━著者・簑原麻穂からのメッセージ
この先がどうなるかわからない厳しい現実と向き合いながら、次々と難しい判断を迫られている経営者やリーダー。会社や部署、自分の仕事がなくなるのではないか、そういった不安を感じている社員。このような苦しい状況下では経営者やリーダーは孤独を感じやすくなります。経営者としての責任と重圧から、自分が何とかしなければならないと自身を追い込んでしまうのでしょう。しかし、頑張れば頑張るほど社員との距離があいてしまう。経営者の孤独と社員の不安が入り混じって、経営の舵取りがうまくいかなくなってしまいます。責任を一手に背負って自分を追い込む孤独な状態を選択するのではなく、社員と共に実現したい未来を描く。社員が不安や恐れに振り回されることなく、自分たちの手で改革を押し進めることができる環境としくみをつくる。再生や∨字回復は、経営者やリーダーはもちろん、今いる社員一人ひとりが改革を自分の目的にしたときに実現します。発売後、たくさんの読者の方々から感想をいただいています。この本を通じて一人でも多くの方々に、何か一歩が踏み出せるヒントが見つかりますように。
◆『全員参画経営』の紹介◆
多種多様な業種20人~10万人規模の企業の業績の向上・回復を導いてきたプロセスデザイナー・簑原原麻穂さんが提唱する新理論。この手法では、V字回復のための最初一歩として経営者が、まず自分の不安の正体・本質を掴むことが重要です。そのためには、経営者自身が自己認識を行う必要があり、誰もが持ち合わせている「父性性」と「母性性」という新しい見立てを使い、バランスを整えていきます。その上で、社員の強みを引き出し、社員自らが動きだす、変化に強い組織づくりを目指します。
本書は、V字回復に必要な2つのステージの解説と、それをプロセスデザイナーと共に実践していく、実話を元にした2つの会社のストーリーが主な内容となっています。
1、「マザーシップデザイン」ステージ:経営者のマネジメント基盤づくり
ステップ1 自己認識力と自己受容力の向上
ステップ2 思考行動パターンの変容
ステップ3 めざす方向性に近づくための改革シナリオ創り
2、「フォーメーションデザイン」ステージ:経営マネジメントの実践
ステップ1 ありたい姿と現状の認識合わせ
ステップ2 フォーメーションづくり
ステップ3 実践と振り返りの定着化
ステップ3 実践と振り返りの定着化
第1話 生き残りをかけた工場再生 ~社員自身の力で自分たちの市場価値を上げる~
突然の社長就任と厳しい現実を受け止める
改革のカギとなる想いの源泉を見つける
悩みの共有で自分の居場所をつくる
まずは工程の見える化が先
未知の挑戦は見本を五感で学ぶ
ガス抜き後のフラット対戦で事実が見える
基礎技術力を磨き市場価値を上げる
体を使って心の迷いを払拭する
新旧生産方式対決で決着をつける
判断基準と優先順位を明確にした繁忙期連携作戦
技術力を身につけたい!職人魂に火がついた
価値を高める最後の打ち手"改善"
改革を推し進めたその先に未来が見えた
世界一の工場を目指せ!
世界一の工場を目指せ!
第2話 赤字事業のV字回復 ~改革のテコを見つける!~3代目社長の孤独と悩み
業界の成長と社員の疲弊感
会社の未来をつくるキーマン発掘
これまでと違う新支店長
え?会議全部やめちゃうの?
厳しい顧客の声から見えた2つの課題
悔しさから生まれた改革の原動力
女性参謀の登場
パンドラの箱に入っていたモノ
仕事の価値を高める“7つの改革プロジェクト”
やっと見つかった改革のテコ
黒字を実現させた3つのサイクル
黒字を実現させた3つのサイクル
V字回復までのイメージがつきやすい2つのストーリーです。
―簑原麻穂( Minohara Asaho )
泣く子も笑わせる関西出身。
JASに就職し、チーム連携と新商品開発による顧客価値アップを実現したのち、JALとの統合プロジェクトにも参画。リーダー育成や教育のしくみづくり、組織・システム統合、新サービスの開発など組織の機能とマインド両面の変革を要求される多数のプロジェクトに貢献。その後、事業の成長と人材と組織の関係をつきつめるべく、スコラ・コンサルトの門をたたく。積み重ねてきた幅広い経験から、中堅企業の尖ったサービスに専心する喜びと、大企業で大きなシステムを動かす醍醐味、どちらにも鼻が利く。加えて、経営者である父や引き継いだ兄との対話で磨いてきた感性が武器で、リアリストでありそこはかとなくストイック。次世代経営者の良きアドバイザー兼温かみある伴走者として、粘り強い支援が特徴。経営者やリーダーの悩みや葛藤を受けとめながら、真の強みをとことん引き出す。その上で、事業をもう一段階成長させるために必要な要素を独自のバランス理論で見立てて、人の持ち味・能力・経験の組み合わせで構築する。「組織の変革を成功させるためには、男女を問わず、人の強みを活かし合える環境が大切」。そこにある素材で最高の料理をつくる。
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想いを込めて作った書籍を応援してもらうことに繋がり、大変嬉しく思います。 また本が売れなくなっているというこの時代に、少しでも皆様にお伝えしたいという気持ちの糧になります。