世界遺産
宗像大社へ行った時のこと。
正直、その前日まではよく知らない神社だったのだけれど
地図を見ていたら、「神宿る島」の文字。
ん!?
そこに目が釘付けになる。
「世界遺産・神宿る島」とは!
知らなかった自分を恥じた。
翌日、何の前知識もないまま到着。
掃き清められた境内がとても清々しい。
私の好きな「気」だった。
いくつか鳥居をくぐり、本殿を参拝。
何やら、他にも見どころがあるらしい。
奥へ向かう。
第二宮、第三宮では、つい2週間前にふと“伊勢神宮へ行きたい”と思った願いが思わぬ形で叶った。
さらに奥へ向かう。
そこにあったのは「高宮祭場」。
昔、神事を執り行われていたとされる場所。
森が結界となって、その場のエネルギーを守っているような
人間などが入ってはいけないエネルギーを感じた。
その前で、しばし立ち尽くす。
なぜか涙が溢れてくる。とめどなく。
溢れる涙をそのままに、畏敬の念を覚えひれ伏すようにその涙を置いてきた。
素晴らしい「場」だった。
神宿る島・沖ノ島はこの高宮祭場以上の高い波動で存在しているのだろう。
もはや、行くことは出来ないのだけれども、ずっと守り続けて欲しい場だと、私も思う。
それが、世界遺産なのだな。
本当に、素敵な場所だった。
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