
IPPONグランプリ屈指の回答「お金を払ったんだからちゃんとしてもらったほうがいい」はガチ
タイトルはおぎやはぎ小木さんの
「牛乳は噛んで飲んだほうが良いみたいなことを言って下さい」
という大喜利の回答ですね。
ゲラゲラ笑った気がしますが、これが12年前だということを知り戦慄みたいなのが走りました。
戦慄トコトコで草。
さて、先日とあるツールのレクチャーを受けました。
私は個人事業をやりつつ会社も経営している変わった人間でして、少しばかり人より事務作業が多かったりします。
その作業を効率よくやりたい、でも人を雇うのはお金もかかるし、ということでツールを検討したという次第です。
そこのツールは長年使っていたのですが、よくよく調べてみるとバージョンアップすることにより更に効率化が見込めるとのことじゃないですか!
すぐにカスタマーセンターに連絡したら
「ぜひバージョンアップを。ツールの便利なところを説明させていただきます!」
とのお返事が。
これはありがたいとレクチャーを受けることになったんです。
まあこれが本当にイライラする結果になったんですけどね!
まず最初に、現状の説明を行いました。
・私はそのツールを長年使っていること(あっちは顧客のことなんだから知ってると思うけど念のためです)
・少しばかり変わった環境なので、サイトに書いてあるようなテンプレートな状況ではないのでツールが使えるかどうかわからない
・サイトに書いてあるツールの説明は読み込んだけどわからない点があり、それを質問させてほしい
そんなことをお話したのです。
まず最初に。前提として。これがないと話が進まないから。
そしたらお相手のお姉さんは「なるほど、それは大変ですね」と検討違いな相槌を打ち、テンプレートなレクチャーを始めたのです。
本当にわかってくれたのかどうかはさておき、私はその説明を聞きました。
もしかしたら私がそのツールの説明の読み込みが足らず、私の環境でも使えるかもしれないですから。
まあ結果、その時間は無駄になりました。
画面を映して説明しますね、と私が読み込んだサイトの説明をし始めるお姉さん。
「そこは読んだんですけど」と言っても
「一旦説明しますね」と言って説明を止めません。
数十分を使い、お姉さんは「一旦説明を終えますが、質問はございますか?」と私に明るい声で問いかけてくれました。
質問あるって!!!!!!
最初に言ったでしょうがあ!!!

しかしながら、怒鳴るのは大人ではありません。
私は大人です。
「最初に言った通り質問が数点ありまして」という子供じみた前置きから、私は質問を投げかけました。(一瞬の矛盾)
その回答は無事に返ってきて私はにっこりです。
ありがとうございますお姉さん。
多分説明は必須のノルマだったんですね。
説明してからじゃないと質問出来ないというマニュアルだと解釈します。
次にこんなことがありました。
ぼくくん「さっきここは〇〇って説明いただきましたが、サイトを見ると●●と書いてあるんですが」
お姉さん「そこは〇〇でございます」
ぼくくん「でも●●って」
お姉さん「どこのサイトかわかりませんが、そこは〇〇でして」
ぼくくん「いや御社のサイトなんです……」
お姉さん「……」
ぼくくん「……」
その部分は、レクチャーの後のメールで「●●でした。ごめんね」って来てたので安心しました。
私は心が広いので許します。
その後
お姉さん「この資料は国に申請するので絶対に必要です。バージョンアップすると簡単に作れます!」
ぼくくん「最初に言ったんですけど僕の場合必要じゃなくて……」
お姉さん「……」
ぼくくん「……」
とか、
お姉さん「これは会社作ったら絶対にこっちの申請じゃなきゃいけなくて」
ぼくくん「さっき役所に連絡したら私の場合、今のままでいいそうで」
お姉さん「え、そうなんですね」
ぼくくん「ほら、この例外に書いてあるパターンってぼくですよね」
お姉さん「ですねー勉強になります!」
ぼくくん「えへへ」
お姉さん「……?」
ぼくくん「……?」
みたいになりました。
レクチャー……?
レクチャーとは一体……?
そしてトドメはこれです。
お姉さん「バージョンアップすると今まで必要だった書類が一発で作れますよ!」
ぼくくん「この書類面倒だったから助かる! ちなみにどうやるんです?」
お姉さん「……あ、間違いましたこれは一発じゃなくて」
ぼくくん「?」
お姉さん「すみません、二発必要で、しかもこれが必要で」
ぼくくん「今とどう変わるんです?」
お姉さん「変わらないです……」
ぼくくん「……」
お姉さん「……」
なんですか、これ?
最終的にお姉さんと仲良く話せたからいいものの、事務作業の効率化でいうと一切無駄な時間になってしまいました。
あとこれは100%ぼくが悪いのですが、終始笑いながらのやり取りだったのに、最後の最後にぼくが
「バージョンアップって月額でも出来ますよね? 年度末の一ヶ月だけピンポイントで契約するのって出来ます?」
というキラーパスをしてしまったせいでお姉さんは
「まあ出来ますけど……」
という不満そうな声を聞いてお別れとなってしまいました。
結果から言うと「このエピソード、エッセイ行きだろ」という流れで終わったという次第です。
ありがとうお姉さん、ネタをくれて。
まあ業務は効率化出来ませんでしたがね!
最後に私が言いたいのは、「今ままで(バージョンアップする前)はずっと契約してお金払っていたし、これからももっと払うって言ってお話を聞いてるんだから、もっとちゃんとしてくれ」ということです。
ここまで頼れないと他のツールを検討してしまいます。
私も似たようなシステムを作っていることもあり、ここが本当に気になってしまったんです。
以上、吐き出しのエッセイでした。
仕事以外でわけえ女と話したのは久しぶりだったので、そこはすごく楽しかったです。
一回、お酒飲みに行きたいくらいです。
てかどこ住み?
こん^^
どしたん話聞こか?
(少し話しただけで好きになってしまうオタクの悲しき性が垣間見えたところで、終わり)
おまけ
これは今朝の話なんですが、家のネット回線を変更する際にもこんなことがありました。
お姉さん「今回の契約は変更ということになるので、●●というプランになってしまうのですがよろしいでしょうか?」
ぼくくん「わかりました。ちなみに●●以外だと何があるんですか?」
お姉さん「え? ●●以外は……無いですが」
ぼくくん「え? じゃあそれでお願いします」
お姉さん「はい」
ぼくくん「……」
お姉さん「……」
本当にわからなくて聞いているんだからちゃんとしてくれよう!
沈黙が辛いんだよう!
以上です。
いいなと思ったら応援しよう!
