【エッセイ】いつも心に壱百満天原サロメさまでございますわ【ですわ】
貴方の中にお嬢さまはいますか?
「お嬢さまことば速修講座」という本をご存知でしょうか。
私がこの本と出会ったのは2018年ころ。
Twitterでみかけたので「ふーん」という感じでポチッとやったら、世界に誇るべき日本の運送業者様が次の日に家のポストまで運んで頂いた次第でございます。
もっぱら本の虫の私でございます。本の購入は息をするのと同義ですし、いつも運送業者様に感謝を忘れておりません。念のためここでも感謝を。いつもありがとうございます。
失礼、「お嬢さまことば速修講座」のお話でしたね。
もちろんそのタイトルの通り、お嬢さまのことばを教えて頂ける、大変ありがたい内容の本になっております。
しかしこの本はそれだけではなく、所作や心持ちまでお嬢さまを叩き込んでくるものだったりします。
エッセイをよく読まれている方はわかるとおもいますが、エッセイは「だ」「である」調が多いです。ですが私は「です」「ます」で書いています。
それは私がこの本を読み、心の中にお嬢さまが生まれたからだったりします。
お嬢さまが心に居ると良いことが起きるのです。
・怒らなくなる
・いつでも平静でいられる
・他人に優しくなれる
アンガーマネジメントという言葉をどこかの自己啓発本で読みました。自分の怒りという感情をコントロールしようという考えのことです。知っていることと実践することは果てしなく遠いですが、お嬢さまを心に住まわせると、自然と出来るような気がします。
「お嬢さまならここで怒ったりしない」
「お嬢さまならここで声を荒らげたりしない」
「お嬢さまならここで手を差し伸べるだろう」
そうすることで人間関係、コミュニーケーションというものも、中々円滑に進んだりするものです。
人は忘れる生き物です
さて、先述した通りこの本を読んだのは2018年。もう5年も前のことです。
これは致し方ないことなのですが、時間が経つにつれ私の中のお嬢さまの存在は小さく小さくなっていました。人は忘れる生き物です。
もちろん、心持ちは「お嬢さま」を忘れていませんが、むかし私の心に住んでいたお嬢さまはもうほんの手のひらに収まるくらいのサイズになっている気がします。
確か名前はシャルロッテ。存在感はおやゆびシャルロッテです(?)
そんな時に突如現れたのが壱百満天原サロメさまです。
ご存知のない方に説明しますと、にじさんじという会社に所属しているバーチャルユーチューバー(Vtuber)の方です。
もともとそちらの界隈に疎い私でしたが、彼女の胃カメラを見てから私のシャルロッテは再び存在感を増してきたのです!
壱百満天原サロメ様は「今はまだ一般人お嬢さまを目指す系Vtuber」をコンセプトにしております。
喋り口調は「ですわ」「皆様」、ホラーゲームのアイテム「ハーブ」もしっかり「おハーブ」と丁寧にお呼びしているすばらしきお嬢さまです。
そんな彼女は当たり前の様に人気を出し、今はもうトップVtuberと言っても過言ではない存在になりました。お嬢様はやはり皆様に好かれるのです(彼女はトークもすごく面白いのですがこういうところを詳しく話していくとすごく早口になりながら粘着質な笑いが出てきそうなので自重致します)
壱百満天原サロメさまのおかげで私の中のシャルロッテは息を吹き返しました。彼女がVtuberでブイブイと言わせてる限り、私はシャルロッテのことを忘れないでしょう。そうして人に優しく自分に優しくなるのです。
皆様もよろしければ「お嬢さまことば速修講座」を。
もしくは壱百満天原サロメのお動画を見ることをおすすめいたします。
このエッセイはいつものですます口調よりも更にお嬢さまっぽくなってしまったなあと感じたところで締めさせていただきたいと思います。
それでは。
おまけ
ちなみに私の中のお嬢さま「シャルロッテ」の由来は聖剣伝説3というゲームのキャラクターからです。お嬢さまとは言い難いキャラクターなのですが、可愛くてちっちゃくてスキなのです。
久しぶりにゲームの画像が見たくなり、わくわくしながら調べてみました。
「シャルロット」でした。
……。
おほほ、間違っておりました。
ごめんあそばせ~