道を知ることと、道を歩くことは違う。モーフィアスの言っていたことがようやく実感できました。
ハイ、こんにちわ。
ちょうど昼休み前に、トラブル対応依頼の連絡がありました。
これまで何回も同じトラブルが発生している件です。
当方としては、そのトラブルの原因の解消の提案をしていますが、放置されたまま。
なぜ放置されているのかも、分かりません。
なので、イライラします。
何度同じことやればいいんだ。原因は分かっているのに。
とこれまでは、その初動の怒りが湧いてきたら、そのまま抑えることができず、どんどんイライラが溢れ出ています。
でも、今日は違いました。
ここ最近、脳やリハビリに関する本を読んでいます。
そこで読んだ内容を実践してみました。
(1)イライラしている自分に気づく。
(2)肩など身体に力が入っているか、意識する。
(3)呼吸が荒くなっていないか、意識する。
(4)上の歯と下の歯が離れているか、意識する。
(5)上の歯の前歯の裏側に、舌をつける。
詳しく説明します。
(1)イライラしている自分に気づく。
これが全てといってもいいんですが、まず自分の感情を「私」から分ける。怒り=私となっていると、何もできません。感情は、意識して観察するだけで落ち着いていく、という特徴もあります。
(2)肩など身体に力が入っているか、意識する。
感情反応があるとき、同時に情動反応=身体的な反応があります。イライラ怒りの感情の際には、身体に力が入っていて、特に肩が力んでいます。
(3)呼吸が荒くなっていないか、意識する。
同じく怒りの感情の際には、呼吸が浅く早くなります。
(4)上の歯と下の歯が離れているか、意識する。
同じく怒りの感情の際には、口周辺に力が入り歯を食いしばった状態=上の歯と下の歯が噛み合わさっています。
(5)上の歯の前歯の裏側に、舌をつける。
舌のポジションを正位置に戻す。
今日は、怒りの感情が込み上がってきた時に、以上5つのポイントを意識してみました。
すると、怒りが時間が経つにつれ膨張することなく、小さなイライラのまま続き、トラブル対応が終わると同時にイライラが解消されました。
依然は、その後一日中イライラを引きずっていたのに。
今回のポイントは、今日は怒りが発生した時に、なぜか冷静に対応することができたこと。
つまり、怒りの対応方法という知識は、これまで”知っていた”
でも、怒りの感情によってその知識がかき消され、知識を活かすことはできませんでした。
モーフィアスの言葉の通り、道は知っていたけれど、道を実際に歩けていなかった。
ではなぜ今日は、道を歩けたのか。
事前にシュミレーション、イメージトレーニングしていて、実際に歩いた経験をしていたから。
という仮説を立てています。
今回は、怒りの感情をコントロールするため、アンガーマネージメントのために脳やリハビリの本を読んでいたワケではなく、好奇心や興味があって読んでいました。
なので、上記の5つのポイントなどは、本を読んでみてすぐに意識してみて、自分の身体や感情の変化を、楽しんで試していました。
きっとその事前のイメトレの経験値がなかったら、いざ怒りの感情が湧き上がったら時に、未経験で実践するのは、まあムリだったと考えられます。
なんで、今回の気づきは、楽しんで学んで事前にイメトレしたことは、本番で活用できまっせ。ってことです。
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