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私の麻雀最強戦2023初回配信観戦記(っていうか感想だよなこんなのは)

今年も麻雀最強戦が始まりました。毎年最強戦は開催されるのですが、特に今年の初回配信は驚くことばかりでした。今回のnoteは、そういった気持ちを私なりに表現してみたいと思います。
トップ画像出典:https://youtu.be/xnTlluxa3xA


配信スタート

あれ?なんか雰囲気が変わってる!!」っていうのが、麻雀最強戦2023を見始めた時の印象でした。金網デスマッチみたいになっているし、試合開始の合図はドラじゃなくてドア(を閉める)。小山のアニキによる選手入場の口上も短かったし、勝ち上がり予想のホワイトボードも出てこなかった。ラピュタの「バルス」みたいに「誰だ!?」ってカネポンに合わせて私も言いたかったけど、黒木真生プロと同じく裏方に徹するってことでしょうか。ちょっとだけ寂しさを感じた瞬間でした。

どうでもいいことですが、小山さんが日吉プロに「ボディ実況ですよね?」って投げかけたことに対して、私はピクってなりました。というのも、

こんなしょうもないnoteを2月に書いたからです。一応ググって「ボディ実況」がヒットしないのを確認したつもりですが。「俺のほうが先に言ってたよ〜」って方はご一報いただけると幸いです。私が言い出しっぺだった場合はロイヤリティが欲しいですね(笑)。

すみません、私はおじさんなので「新しいアシスタントさんは(瑞原さんではない)アッキーナ?」って思っちゃいました。濱口さんトコの奥さんだと一瞬だけ思っちゃったんですね。私はnote書きおじさんなので、今後のために高見奈央さんのことをリサーチしましたが、アイドルグループにおられた方でしたか。YouTubeで雀魂配信しているみたいだから、時間があったら見ますね。

とまあ、新しいこと尽くめで麻雀最強戦2023の配信が始まりました。私はここ2〜3年のガチャガチャした感じも好きでしたが、麻雀の試合を真剣に見たい方には不要だったかもしれませんね。とにかく新鮮な気持ちで麻雀最強戦を見られた気がします。


予選A卓

この卓では、まず多井隆晴プロを応援していました。月曜日に公開した私のnoteを読んでいただけた方であれば、その理由は想像できるはずです。あとは前原雄大プロですね。昨年の決勝戦で見せた押しの強烈さは、見ていて畏怖の念を禁じ得ませんでした。

しかし、東1局の4000・8000は、親番の多井プロには残酷過ぎました。「これも麻雀」といってしまえばそれまでですが、放銃していないのに満貫分を支払うのは不憫過ぎます。倍満条件の時だと私は7割方リーヅモチートイドラドラウラウラを狙いますが、猿川真寿プロのアガリを見て、改めてドラ4の破壊力を思い知らされました。

先行した猿川プロに続いたのが前原プロでした。東場だけでアガリ3回の大暴れ。そこから猿川プロと前原プロの2人が抜け出す形に。それにしても日吉プロ、実況で「ボディ麻雀」というパワーワードに頼り過ぎ(笑)。

南場は前原プロと猿川プロのタッグに、多井プロと友添敏之プロが上手く丸め込まれた印象です。多井プロの親番は、猿川プロが前原プロの白のみに差し込んで潰されました。友添プロの親番は、多井プロへの倍満放銃で終了。2対1対1では、1と1が勝つことが難しいのは言うまでもありません。

なんちゃって守備派の私には、猿川プロと前原プロの強烈な押しが常人離れしているように見えて、「何この人達おっかねぇんだけど」とすら感じました。半荘1回勝負の2着抜けとはいえ、あそこまで押すのは肝が座っていないとできません。それにしても、多井さんと友添さん、ここで今年の最強戦はもう終わっちゃうんだ…。マッチメイクが残酷過ぎやしませんか。


予選B卓

この卓には、私が個人的にMリーグで戦う姿を見たいプロが2人いました。まずは前田直哉プロ。

画像出典:https://youtu.be/9Xz9R8Rk_fc

相変わらずの女子力(笑)。なんちゃって守備派に転向した私は、前田プロの守備を勉強中です。ネトマであの打ち方を実践するのは難しいのですが。あと、前田プロの解説聞きやすくて結構好き。

もう1人が醍醐大プロ。私は毎年Mリーグのドラフト指名候補に挙げさせていただいておりますが、そろそろいいよね?

それにしても、なぜ「醍醐大冒険」でトランポリンだったのか?2人のおじさん(もう1人は河野直也プロ)がただただトランポリンしている姿は、なぜか私のツボに入りました(笑)。「さやチャンネルω」のモルックとともに、麻雀プロが麻雀以外で楽しげな姿を見せる愉快な動画だと思います。

かなり話が逸れてしまいましたが、B卓の話でしたね。東1局では、前田プロがダマテンでラス牌をツモって2000・4000スタート。とにかくこの日の前田プロは、リーチかな?って場面でもダマテンでした。私も「メンゼンでテンパったら基本的にリーチ」の人でしたが、最近守備を気にするようになってダマテンが増えました。

しかし、B卓は流局がとても多く、2番手争いが接戦のまま南入。「誰がアガって浮上するか」というよりも、「誰が失点して脱落するか」といったチキンレースのような決勝卓争いになったように見えました。結局、石川遼プロが2番手を守り切ってゲームセット。醍醐プロと近藤誠一プロがここで脱落しました。

予選A卓は鈍器でぶん殴り合う感じでB卓はヒットアンドアウェイでコツコツ当て合うような印象でした。同じプロの試合なのに、こうも違った内容になるとは。だから麻雀って面白いんですよね。


決勝卓

予選卓が上位2人抜けとあって、試合展開により上位2人が途中から協力し合うという、他の試合では見られない戦い方になるのが麻雀最強戦の面白いところです。では、トップしか価値のない決勝卓はどうなるのか?

その答えは、東2局0本場に見えたような気がしました。まずは前原プロがペン7ソーでリーチ、石川プロが3・6ソーで追っかけリーチ。さらに猿川プロが、ドラの8ピンをぶった切ってカン8ピンでリーチ!3人のめくり合いは、猿川プロが制しました。

前田プロがダマテンを多用して、自らのスタイルを崩さないことにも敬服いたしました。私が手本とするのはあのスタイルにすべきかもしれません。しかし、最後まで攻め切った猿川プロが、決勝卓を制しました。素人ながらリスクの大き過ぎる試合運びに見受けられたのですが、勝ちに行く麻雀ってどこかで腹を括らないとダメなんでしょうね

そういえば、決勝卓の前のコーナーに、猿川プロの奥様である石田亜沙己プロが出演していました。旦那様に一言が「勝て!とりあえず勝て!」ですか(笑)。私はご夫婦がそれぞれで書き下ろしていたブログの読者でしたが、あれも1つの夫婦の形なんだなぁと。夫婦って不思議だけど素敵なものです(知らんけど)。

それにしても、元最強位が初回で3人も敗退するとは。よっぽどニュースターを生み出したいんですね。私も常々「麻雀界は10代20代の活躍が必要」と生意気にも申し続けていますが、そういった機運が生まれつつあるんでしょうか。でも、前原プロのパワフルな麻雀は凄まじかった。


おしまいに

麻雀グランプリMAXとか女流麻雀日本シリーズとか、大きな試合がこの土日に集まっていたんですね。でも、私はガッツリ見ていられるテンションじゃなかったんです。結果だけは追いましたが。女流日本シリーズは1回戦だけYouTubeで見たかな。

でも、最強戦を見て「やっぱり麻雀って面白いな」って思いました。1局として同じにならないのが麻雀の魅力、見ていて飽きません。そういえば、しばらくネトマ打ってなかったから、久しぶりに雀魂でもやるか。私の場合は三麻だけど(笑)。

あれ?黒熊さん、どっか行っちゃったの?もしかして、深夜手当が払えずに御役御免になったとか?でも、楽しく拝見しました。それにしても、麻雀最強戦2023はホントにシンプルになったもんだ。

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