麻雀の公式戦を配信するのにチャット欄は必要なのだろうか？
このnoteでは、配信に対してリアルタイムで意見を書き込める場所を「チャット欄」に統一して進めてまいります。「コメント欄」「コメ欄」という言い方もありますが、YouTubeではチャットとコメントに区別していることもあり、それに合わせる形で「チャット欄」に統一させていただきました。
「じゃあ開いて見なきゃいいじゃん」って思われそうですが、私がついついチャット欄やコメント欄を見てしまう理由は、以下の2つとなります。
共感を得たい：ふと自分が思ったことは他人も思うことなのか、確かめてみたい
他人の考えを知りたい：今起きた事象に引っ掛かるものがあったので、それに対する反応を見てみたい
私が麻雀の配信を見るのは、決まって1人でいる時です。淋しいおじさんですね(笑)。そういう時って、客観的な意見を求めるためにチャット欄を頼りたくなるのです。クサいと知りながら、ついついクサい匂いを嗅いでしまうような感覚でしょうか。
そう思うと、主催者側がチャット欄を設置するのもわかるような気がします。ダイレクトな意見を得られる場として、チャット欄を活用できそうですからね。リアルタイムの反応を入手するには、チャット欄は都合が良いのかもしれません。
ただし、それってリスクが大きいんですよね。チャット欄が視認できるものである以上は、荒らしが来た時も視認できちゃいます。そうなると、視聴者に不快感を与えることになり、デメリットがメリットを上回る場合も発生するでしょう。
何をもって「荒らし」と判断するかはわかりませんが、私が麻雀配信を見ていて不快感を覚えるのは以下のケースです。
出場選手や所属団体、主催者などへの誹謗中傷
選手へのリスペクトに欠ける発言
プレーに対する的外れな指摘
試合とは全く関係のない話
他にもありそうですが、パッと思いついたのはこんなところですね。これらに関して言いたいことは多々ありますが、話を先に進めます。
私は荒らしが湧いて出やすいパターンは2つあると考えていて、チャットを書き込む人数が極端に少ない場合と、逆に視聴者数が多い場合ですね。書き込む人数が少ないと、当事者が何を書いても許されると勘違いするのか、どうでもいい文字の羅列が見られるケースもあります。視聴者が多いと荒らしが増えるのは、単に分母が大きくなるからです。
事象の捉え方は人それぞれでしょうけど、チャット欄を見て嫌な気持ちになる人も多いのは事実なんですよね。ABEMAの麻雀チャンネルが、誹謗中傷に対して厳正な対処を取るってアナウンスしましたし。そういうのが無くならない限りは、何らかの対策は続けていかなければダメでしょうね。
これはあくまで私見ですけど、チャット欄とかXを、2ちゃん（5ちゃん）と同じように使っている人が多くないですか？掲示板はクローズドな空間だからク〇みてーなことを書いても許されるのに、不特定多数が見ている所で同じようなことをしたらアウトでしょ？ああいうノリをSNSとかでやってほしくないのだけど。
私は麻雀の生配信において、安易にチャット欄へアクセスできる環境がある状況に反対します。理想は書き込める人を制限（チャンネル登録1年以上とか）するか、チャット欄自体を無くすことです。配信への意見を書き込める場所は、noteを活用するとか作れるじゃん。ニコ生のノリがどこでも通用するなんて、思わないでほしいですね。
そんなわけで、私は「麻雀の公式戦ではチャット欄不要派」かなぁ。チャット欄が便利なのは理解できるとしても、私は見なくてもいいし、書き込まなくても別にいいかも。私はテレビ全盛期を経験したおじさんなので、麻雀の試合が見られればそれで満足ですね。