【有料記事】麻雀note書きおじさん(笑)はBEAST JapanextがMリーグ2023-24で優勝する確率を〇〇%と予想します
このnoteのオススメの読み方は、お役立ち情報を読むというよりは、「おじさんが何か言ってらぁ」というような気の抜けた感じで読むことです。まずは無料で読める部分まで突き進み、「200円なら続きを読んでもいいかなぁ〜」って思った時だけ課金してください。おじさんなりにBEAST Japanextについていろいろと考えてみましたので、できるだけ多くの人に読んでほしいとは思っています(長いけど)。でも、今後のnote活動を維持するために、たまに一部を有料にしてnoteを公開することもあるのをご理解いただけると幸いです。
トップ画像出典:https://x.com/BEAST_Japanext/status/1700455434287775789?s=20
BEAST Japanextに寄せられる期待
まずは、新規参入チームであるBEAST Japanextに寄せられる期待について、私なりにまとめてみます。
Mリーグ参入までに入念な準備
それは、田舎で観る雀をしている私にとって、突然の発表でした。
放送局のBS Japanextが、Mリーグ2023−24シーズンより新規参入!唐突に思えたニュースだったので、私はただ驚きました。BS Japanextには感謝の一言です。テレビ朝日(EX風林火山)やABEMA(渋谷ABEMAS)が既に参戦している中へ飛び込んだのは、英断でしかありません。
かねてより私は、「Mリーグのチームは10や20、いや50チーム以上あっても良い」という暴論を持っています。イメージは、当初10チームで創設されて、2023年は60チームにまで増えたJリーグですね。そういった考えのある私ですので、もちろんBEAST Japanextの新規参入は大歓迎です。
2023年5月31日に放送された、Mリーグ新規参入記念の緊急生放送を見ましたが、なかなか興味深い内容でしたね。まず、いろいろな通信手段が使われている2020年代に、オーディション選抜者に合格したことを知らせる方法が電話(笑)。「そうだよな〜ジャパネットだもんな〜」と妙に納得できましたが、番組終盤で一斉に8人が画面に映った時はZoomだったはずなので(内田プロだけ画面が縦になる事件w)、カオスに感じました(笑)。
出演者が小沢一敬さん・じゃいさん・天木じゅんさん(別日は鈴木ふみ奈さん)だったのも、私の心をくすぐりましたね。ちゃんと麻雀に関わっている方々ばかりだし、アシスタントのお2人はどちらもおっp (ry
…話を戻します。その日の放送で、チーム名「BEAST Japanext」やチームロゴなどが発表されました。どれも「かっちょええ〜」という感想しか出ませんでしたね。やはり、形から入るのは大事。
もちろんチーム数が増えたことも嬉しかったのですが、それ以上に「よく練ってきたな」「入念な準備が進められている!」と感じられことが嬉しかったですね。スポンサー企業がどれだけカネを持っているかなんて、ファンからすればどうでもいいんです。Mリーグには、やる気が感じられるチームにどんどん参入してほしいですよね。
明確なチームコンセプトに基づくチーム編成
さらに驚かされたのは、BEASTが「ウチはこういう選手が欲しい!」って、ハッキリと明言したことですね。それは以下の通りでした。
「守備派はいりません」ですって。面白いじゃないですか。「22-23シーズンのチャンピオンチーム(渋谷ABEMAS)に守備派が多いとか知らねー」とのことです。潔いですね。
「攻撃的な雀風のプロ」とかなり限定したのには驚きでしたが、「自分の考えや想いを自らの言葉で表現できるプロ」や「麻雀の面白さ・素晴らしさを広めたいという熱意と行動力を持つプロ」と明示したのはとても気に入りました。今やMリーガーに求められることって、麻雀の強さだけではなくなっていますよね。②や③で挙げたものも必須条件になっているのではないでしょうか。
この「求める選手像」は、オーディションに参加する選手を公募した時に、参加選手を8名に絞るために使われました。それがあったことで、参加を希望していたプロにオーディション参加の条件を明示しただけでなく、オーディションを見ていた麻雀ファンにもわかりやすくなりましたよね。「あの選手の攻めっぷりはBEASTにはピッタリだ!」とか。あれがあったことで、リスクを厭わずにガンガン攻める選手を応援するようになったのではないでしょうか。
この件は後でまた触れますが、オーディションで提示された「求める選手像」が、そのままチーム編成に生かされていると私は解釈しています。実際にそうなったかは見解が分かれそうですが、ドラフトでもBEASTは「求める選手像」に合致する選手を求めたのではないでしょうか。この部分はBEASTの今シーズンに大きく影響するかもと考えているので、後のパートでも掘り下げて行こうと思います。
他チームにはないメディア戦略
それにしても、BEAST Japanextってものすごい量のコンテンツを提供してくれますよね。Mリーグで1つのチームがここまで定期的に情報を発信し続けたのは、今までなかったはずです。『熱闘!Mリーグ』(ABEMA)や『Mリーグ2022-23~白熱の戦い~』(BS朝日)といった、Mリーグ全体を扱うものはあるんですけどね。あとは、各チームでYouTubeやオンラインサロンなどで配信していますか。
BS Japanextでは、7月から『〜Mリーグ No.1への道〜 BEAST ROAD』がレギュラー放送されるようになりました。おじさんは元々テレビっ子で、なおかつメガネがないと全く生活できないので、BSで麻雀関連の放送が見られて非常にありがたいです。私よりさらに上の世代ですと、地デジかBSCSだと助かるんですよ。おじいちゃんおばあちゃん世代って、テレビ以外のメディアで動画を見る習慣が無いに等しいのでは?
そういえば、ジャパネットってシニア層がメインターゲットなんですよね。だから、BSでの放送にこだわるし、その影響でBEAST JapanextのコンテンツがBS放送メインになるわけです。このままいくと、BEASTはシニア世代に最も応援されるMリーグのチームになりそうですね。将棋のプロ先生もいるし、美人のお嬢さんたちもいるし。
しかし、BS Japanextはスゴいね。Mリーグ参入特別番組・チームメンバーオーディションときて、7月から生放送の週1レギュラー番組に、チームメンバー対局SPですからね。なんだかんだで私は毎週見ていたりします。あれ?このまま私はサポーターになっちゃうのか?いや、私はMリーグ箱推し(ちょっとだけ雷電寄り)おじさんを続けます。
これらのことから、BS Japanextが「BS放送局がMリーグのチームを持つとどうなる?」を地で行っているように感じています。その点が、BEAST Japanextに興味をそそられる部分になっているのではないでしょうか。他チームにはないメディア戦略で、新たなファン層を開拓しているBEAST Japanext。今後ますます楽しみじゃないですか。
BEAST JapanextはMリーグ2023-24でどこまでやれるのか?
では、BEAST JapanextがMリーグ2023-24でどこまでやれるのか、個人的な考察を述べてみたいと思います。
おそらくチームスタッフは麻雀の試合をよく見ている
私がBEASTに感心したことの1つが、オーディション参加選手の顔ぶれでした。
「あれ?24歳では?」と思ったのはさておき(笑)、この8人が発表された時、私はとても感慨深かったんです。SNSでは「バッシーとは胸熱」という声が大きかったようですが、私はちょっと違う感想でしたね。
まず、山井プロと宮内プロが入っていたことに感激しました。お2人の実績は言うまでもないのですが、私はモンド杯でのイメージが強いんです。おじさん(山井プロの2つ下)にとって麻雀の放送といえば、かつては『モンド麻雀プロリーグ』か『THEわれめDEポン』だったんですよ。
それと、新井啓文プロが入っていたのはアツかったですね。発表された瞬間に、私は「『攻撃的な雀風』と『言葉で表現できる』って条件にピッタリじゃん!」って膝を打ちました。「けーぶんさんのキャラはMリーグ向きだから、あとはタイトルか何かあれば」って、結構前から思っていましたよ。
この方々以外にも、現役タイトルホルダーや期待の若手と、選り取り見取りの8人を集めたなという印象でした。それで私は思ったんです。「はは〜ん、BEASTには麻雀をよく見ている人が確実にいるな」と。そうでないと、その8人にはならなかったはずです。
「麻雀をよく見ている人」が高橋暁監督なのか、それとも他のスタッフなのかは知りません。でも、チーム内にそういう方が1人でもいれば、Mリーグのチームって強くなるんですよ。「麻雀のチームなんだから、麻雀好きが集まるのは当然では?」ってお考えの人もいるでしょうが、チーム経営って意外にそうはならないんですよね。オーナー企業から出向した社員が球団社長になったはいいが、大してチーム経営に熱意を見せることなく成績を低下させた、なんて話はよく聞きます。
その点、KADOKAWAサクラナイツの森井巧監督などは、情熱の塊みたいなお方ですからね。社内で「Mリーグやらせてくれ」って言って企画書を通して、そこから3年で優勝監督ですよ。情熱って、多くの人を動かすものなんですね。未だに私は、森井さんが5〜6人いることを信じています(笑)。
もちろん、麻雀やMリーグが好きってだけでチーム経営はできないでしょう。チームを俯瞰で見られる目だって必要。でも、情熱がなければ強いチームに育てようだなんて愛情は生まれないはずです。BEASTには麻雀をよく見ているスタッフがいるようなので、チームがおかしなことにはならないでしょう。
攻撃的な雀風はMリーグで有利
先にも触れましたが、BEASTは「攻撃的な雀風のプロ」を求めました。果たしてそれが有効なのか、悩ましいところです。そこで私は、Mリーグ22−23シーズンの個人成績に着目しました。
何をもって攻撃派や守備派と分類すべきか、その見解は分かれるでしょう。たとえば、MVPだった伊達朱里紗選手はどっちなんでしょうね。私は守備寄りの高打点志向という認識ですが、攻撃型と見ている人もいるみたいで。それでも、22−23シーズンの個人スコア上位の選手って、攻撃的な選択を好む選手が上位を占めたのではないでしょうか。
根本的に、Mリーグって攻撃寄りの選手が勝ちやすいルールですからね。赤ドラがあったりウマオカが高かったりで大幅プラスになりやすいので、アガリに向かったほうが得になるはずです。今更ですけど、Mリーグルールって本当に競技麻雀っぽくないですよね(笑)。
おそらくBEASTの首脳陣もそこを意識して、攻撃的な雀風の選手を集めたのではないでしょうか。特にドラフト1位が猿川真寿選手だったのが、それを象徴していますよね。
御本人は「相手に面倒臭いと思われるように打っている」「参加率が高い」という自覚はあるみたいですが、あまり自身が攻撃派とは思っていないようで。しかし、麻雀最強戦やRTDリーグを見ていた人は、「猿川さんは典型的な攻撃型」って評価になるのではないでしょうか。今年の麻雀最強戦でも、猿川さんメッチャ押してたし。
あとは、鈴木大介選手でしょうか。私はBEASTが「求める選手像」を発表した時に、すぐに大介さんの顔が浮かんだくらいです。大介さんも、麻雀最強戦での押しっぷりがヤバいでしょ?「ボディ麻雀」とかいうよくわかんねー言葉(笑・note書いたけど)が生まれた時に、試合していた4人のうちの1人が大介さんだったんですね。大介さんがボディ麻雀の使い手かはわかりませんが、躊躇なく攻撃的な選択をしていたのがとても印象的です。
まとめると、BEASTが始めから「攻撃的な雀風のプロ」を集めたのは、理に適っていると私は考えます。しかし、それが成績に直結するかはもっと検証すべきではないでしょうか。後半部分でも、そのことについて述べたいと思います。
BEAST JapanextがMリーグ2023-24で優勝する確率は〇〇%
私(このnoteを書いているおじさん)は文系で、文章を書くのに特化しています。ゆえに、データ解析だとか確率計算だとかは全くわかりません。したがって、あくまでも私の感覚のみでBEAST Japanextの優勝確率を予想しました。ですが、この数字は案外受け入れられるものだと微かに期待しております。
ぶっちゃけて言うと、BEASTの優勝確率は11.1111%でもいいと私は思っています。簡単にいえば9分の1ですね。今季のMリーグは9チーム参加ですので、優勝確率は9等分しちゃえばいいって考えたわけです。
いつも乱暴な言い方を用いて申し訳ないのですが、麻雀は所詮「運ゲー」です。どのシーズンでも、ファイナルに進出したチームの中で、最もその時点で運が向いているチームが優勝すると言っても過言ではありません。実際に、過去5シーズンでレギュラーシーズン1位のチームが優勝したケースはゼロです。よって、「このチームならレギュラーで〇〇ポイント稼げる」などといった予想をしても、優勝予想では意味なんて無いとまでいえるでしょう。
しかし、「BEAST Japanextの優勝確率は11.11%」では、わざわざnoteにする意味がありません。ましてや、ここから先を有料公開にするnoteです。それでは納得いかない方がほとんどでしょうし、私も「さすがに9分の1ってことはないよね」って考えています。それでは、私の予想を発表しましょう。
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