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私は47都道府県全部にMリーグのチームがあってもいいと思います

このnoteは、前に公開したnoteのある意味で続きになっています。

しょーがねーじゃん、念願のJ2優勝&J1昇格!6年ぶりにJ1へ戻れるんだから、ちょっとは浮かれさせてくださいよ(笑)。経営規模が大したことない地方クラブが、トップディビジョンで戦っていくのは大変なんだぜ。田んぼしか無い県なのだから(自虐)、1つは誇れるものがあってもいいでしょ。

そのどうでもいいnote(自虐その2)の最後の方で「長くなるので(中略)別のnoteで書きます」と匂わせましたが、このnoteがそうなんですね。一応伏線だけは張っておきました。ほぼ麻雀から逸脱したので、公開して1日経ってもスキが全く付きませんでしたね(笑)。ちゃんとツイートしたのに。


結局どのチームも「東京のチーム」なんですよね

2021年のMリーグドラフトで、本田朋広選手がTEAM RAIDEN/雷電に指名されました。当時富山県に在住していた本田プロは、富山から北陸新幹線で東京に通うと私は思っていたんです。しかし、本田さんはチームの要請で東京に転居しました。富山県の麻雀店も他の人に任せたんでしたっけ?

2022年にも同じようなことがありました。鈴木優プロは最高位戦日本プロ麻雀協会の東海支部の支部長ですが、MリーグU-NEXT Piratesにドラフト指名されたのを機に東京へ単身赴任となっています。豊橋(で合ってたっけ?)から東京まで通えそうですが、家族を残して東京に出ることになりました。新幹線で1時間半くらいでもダメですかねえ。

というわけで、Mリーガー32人は東京近郊に居を構えているということになります。みーんな東京に行っちゃうんだね…。確かにチーム全員が近所に住んでいれば都合がいい。練習だとかイベントだとか、集まるのにはそのほうが早いもんね。

でもさ、みんな東京にいるってことは、どうしても東京周辺のイベントが多くなっちゃうのよね。人口が首都圏に集中してるとか、コロナ禍でイベント開催に限りがあるとか、事情は重々承知ですよ。


ウイーンで麻雀配信ができたなら日本のどこでもできるはず

そもそも、Mリーグの試合をすべて東京のMリーグスタジオで行う必要はあるのかと、地方民は感じるのです。

そりゃあMリーグスタジオでやるメリットはなんとなくわかりますよ。Mリーグを放送するための機材をセットするのは大変な労力を要するだろうし、Mリーグならではの舞台演出をするなら同じ場所で続けるのがやりやすい(試合後に照明が勝利チームのカラーになるのは嫌いじゃないです)。それよりも、ジャッジを下すための設備が大事。審判室とかモニターとか、試合を公正に運営するためには設備が整った場所でMリーグは行われるべき。

でも、毎回同じ場所で試合したら、絵面が変わり映えしないんです。Mリーガーは美男美女が多いから絵としては強いけども、「美女も3日で飽きる」っていうじゃないですか(私の意見じゃないよ)。そういった理由もあって選手の入れ替えを促進させるべきだと意見したこともありますが(前に公開したnote見てね!)、会場が変わることがあってもいいんじゃないですかね。例の流行り病を心配しなきゃならないのは承知の上ですが。

でも、麻雀なんて卓があればどこでも試合はできるし、どこでやっても配信できるんですよ。たとえばこれ↓↓↓

2022年8月に、第3回リーチ麻雀世界選手権が開催されました。世界選手権だけあって、開催地が日本じゃなかったんですね。ウイーンですよウイーン。ヨーロッパ(オーストリア)で麻雀の試合があったんですね。

上の動画は準決勝と決勝が行われた最終日ですが(奈良圭純プロ優勝おめでとうございます)、これを見て物足りないと感じますかねぇ?Mリーグの演出に比べれば簡素かもしれませんが、十分視聴に耐えられるものだと思うんですよ。つまり、麻雀の試合はどこでもできるし、配信もどこからでも可能。海外からできたなら、日本のどこからでもできるはず。

選手権を開催するにあたって、相当な苦労があったものと想像されます。動画は準決勝からなので全自動卓を使用していますが、ベスト16までは手積みだったんですよね。だってウイーンに全自動卓なんてないから。つまり、配信機材だけでなく、全自動卓も日本から運んで開催にこぎつけたってことですよ。

何が言いたいかっていうと、「Mリーグの試合を東京でやる必然性がないなら東京にチームを置く必然性もないよね?」ってこと。そんなにMリーグスタジオにこだわりますかね。もっといろいろな所でMリーグの試合をやったらどうですか?試合会場に観客を入れるのは難しいかもしれませんが、会場近くでパブリックビューイングやって、試合前後に選手が挨拶するだけでも喜ぶと思うけどなあ。JT将棋日本シリーズみたいに、壇上で試合するのと大盤解説みたいなのが同居するスタイルとかできませんかね?(声出し禁止とかになりそうですが)


なんなら2次元でも麻雀の大会は成立する

たとえば、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・松山・福岡の8都市にMリーグのチームを置いたとしましょう。今が8チームだからこのように例示したわけで、特に意味はないです(意味を持たせるのなら新潟とか長岡とか入れますよ私)。すると、おそらくはこんな意見が出るはずです。「移動が大変じゃない?」って。

私もそう思います。時間は掛かるしお金も掛かる。移動で選手は疲れるし、いいことないようにみえます。でも、麻雀って牌を使わなくても試合ができるじゃないですか。

RMUさんの闘魂杯は全試合で雀魂を使っていますよね。日本プロ麻雀連盟さんも麻雀格闘倶楽部で「eMAH-JONGプロトーナメント」をやってるじゃないですか。だから、卓を囲んで牌を使って麻雀を打たなきゃならないと思えないんだよな。いいじゃん2次元で試合したって。

私が2次元でもいいじゃんって思った大会がコレです↓↓↓

特に最終節なんて、全員Vtuberさんたちが出場してたんだぜ。プロ(監督)は全員解説。でも同接5万で視聴数60万近くの大会になったんですよ。Mリーグ2022-23の開幕日が視聴数190万くらいだったから大したことないって思われそうだけど、基本的に神域リーグってアマチュアの大会だぜ?それでもある程度の人が見たし、何よりも「神域リーグ見て麻雀に興味を持つようになりました!」って人が多いという事実は見逃せません(田舎住まいのnote書きが実感できるレベル)。

全試合で雀魂を使った大会でそれなのに盛り上がるんだから、別に麻雀牌で打つのにこだわらなくてもいいと思うけどなぁ。牌を手からこぼしてチョンボとか、ノーテンリーチや誤ポンとかがなくなるんですよ。それに、雀魂でも龍龍でもいいんですけど、麻雀ゲームアプリを使えば試合時間の短縮にも繋がります。実際に、神域リーグは1節で試合時間そのものは3時間ちょっとくらいでした。

ここで私から提案ですが、まず、Mリーグのチーム数は将来的に増やすものとします(別のnoteで細かく提言したいですね)。その前提で話を進めると、レギュラーシーズンとセミファイナルは一部の試合で卓を囲む以外はゲームアプリで進行して、ファイナル全試合を東京のMリーグスタジオで打つとかどうですか?プロ野球の日本シリーズもそうですけど、さすがにファイナルは「試合時間が長過ぎる!」なんて議論が沸かないと思いますよ。「牌を使ってこその競技麻雀」て意見が出そうですけど、ゲームアプリでも麻雀の競技性は損なわれないと感じますがどうですか?

そうなれば、別にMリーグのチームが東京にある必然性ってなくなるじゃないですか。確かに首都圏は人口が多いですけど、たかだか4000万人でしょ。日本の人口が1億2000万人だから首都圏以外は8000万人ってことになり、倍ほどいることになるわけだ。そっちに目を付けて商売する手はあるはずなんですけどね。

私は47都道府県全部にMリーグのチームがあってもいいと思いますけどどうですか?麻雀の普及を考えるんだったら、地方に着目するべきなんですよ。雀荘は全国にあるし(もっとあってもいい)、近場になくてもゲームアプリで麻雀は楽しめる。地方を開拓すれば、麻雀の競技人口をもっと掘り起こせそうだけどなぁ。


おしまいに

私はMリーグスタジオでMリーグの全試合を行う必然性はないと感じるし、何なら牌を使う必要もそこまでないと考えます。なので、Mリーグのチームが東京にしかないのはつまらないですね。近くにMリーグのチームがあれば私は応援するのに。もちろん極論としてここまで書きましたが。

私が理想とするリーグ戦の在り方は、JリーグやBリーグなんですね。チーム数やディビジョンが多くて昇降格があるリーグ。どちらもMリーグ最高顧問の川淵三郎氏が作ったリーグです。リーグの降格を経験するのは辛いけど、競技の裾野を広げるには最適解だと思いますけどね。


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