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「ゴールデン・アット・バット」を麻雀のチーム戦で導入すればいいのに(笑)

果たしてこの話題を覚えている方は、どれくらいいらっしゃるのでしょうか。

ようするに、「1試合に1度だけ好きな選手を好きなタイミングで打席に立たせることができる」というルールが「ゴールデン・アット・バット」らしいです。2024年12月にこのことが取り沙汰されたんですけど、2ヶ月経って全く聞かなくなりましたね。いったいあの報道はなんだったのか。

私みたいな変わり者は、「こういうのをMリーグとかでやればいいのに」などと思ってしまいます。私はMリーグが創設されると聞いた時は、「半荘中に選手を自由に交代できる」とか「チーム全員で打牌を決めて良い」とか、そういうルールで行われると本気で思っていたんです(笑)。「チーム戦のメリットってそういうことじゃないの?」って。

蓋を開けてみれば、試合中は完全に1人の選手に任せるという、今では当たり前のルールに落ち着きました。それ以来、麻雀のチーム戦はだいたいそういう感じになっちゃいましたね。「もっと特殊ルールを導入して盛り上げればいいのに」と私は思いますが、それだとしっくりいかないと思う人のほうが多いのでしょう。

Mリーグだと、せいぜいファイナルでエース級を起用し続けるのが関の山でしょうね。Mリーグにはエンタメ要素を多く含むとはいえ、競技麻雀であることは外せないということです。

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「では麻雀にゴールデン・アット・バットはふさわしくないのか?」というと、そういうことはありませんよね。ぶっちゃけその手法はよく見るもん。

ありがちなのは、選手が有名人や配信者だらけで、解説に麻雀プロが招かれているパターン。「各チーム1局だけ解説の〇〇プロを代打で使えます!」ってシチュエーション、割と見ませんか?この場合、「代打」が「だいだ」か「だいうち」なのか、よくわかりませんけど(笑)。

それでプロがきっちりアガるも良し、逆に放銃して「なーにやってんだよーー!」ってツッコまれるも良し。どっちにしても盛り上がるパターンです。「麻雀でゴールデン・アット・バット」という手法は、既に取り入れられています。

ただし、その盛り上がり方はあくまでバラエティ色が強いものですよね。よって、Mリーグではやっぱりナシです。やるならオフシーズンの特別企画でしょうね。

MLBでゴールデン・アット・バットの導入が進まないのも、結局はそういうことだと思います。ルールを凝ったものにしたくても競技性が損なわれることになればそれは採用されないということです。私は「9番ゴールデン・アット・バット大谷」からの「1番ピッチャー大谷」を見てみたいけど、それじゃあ選手への負担がデカ過ぎるもんなあ。やり過ぎは良くないってことですね。


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