なぜ麻雀の実況で「さん」や「プロ」「選手」を付けないのか私から説明したほうがいいんでしょうか?
note書きの私は〇BEMAのコメント欄を蛇蝎のように嫌いますが、その理由の1つが「言葉遣いがなっていない」ことにあります。まあ、彼らに改善を求めても無駄でしょうけど。
特に私が気に食わないのが、「麻雀プロに全く敬称が付いていない」ことです。「コメ欄ってそういうもの」って言われればそれまでですが、やっぱり良くないですよね。というわけで、今回のテーマは「麻雀プロに敬称は必要なのか?」です。こんなこと、私が説明すべきではないかもしれませんけど。
麻雀note書きおじさん(笑)には敬称のルールがあります
たとえばこれ。
ウケが良くないですけど(笑)、このnoteには何人かの麻雀プロが登場します。まだ読んでいない方は、読んだ上でスキを付けてくれると嬉しいです。それはいいとして、このnoteでは、ちゃんと麻雀プロに敬称を付けているでしょ?例を挙げると、
松ヶ瀬隆弥プロ(以下「ガセさん」)
となっているはずです。
なぜ、このような回りくどい表現をしているのかを説明しますね。まず、「以下『ガセさん』」の部分は、読んだ人に笑ってほしいから。コメディ調のnoteには、「松ヶ瀬プロ」よりも「ガセさん」でしょ?
それと、私のnoteには、一応の決まりがあります。それは、必ず敬称を付けること。だいたい以下の通りです。
人の名前には必ず肩書や呼称を付ける
麻雀プロの場合は「プロ」か「選手」、少なくとも「さん」「p」は付ける
愛称と呼べるようなニックネームはそのままでOK
といった感じになります。あくまでも自主規制ですけどね。ちなみに「p」は「プロ」をさらに短くしたもの。なるべく使わないようにしてますが。
だって、それが常識じゃん?特に私の場合、麻雀プロには敬意を持っています。ですから、決して呼び捨てにはできません。だから私のnoteでは、渋川難波プロをよく知られている「渋」ではなく、「渋さん」に統一したんですね(「ガセさん」「渋さん」に揃えたかった意図もある)。
なぜ麻雀の試合実況は呼び捨てが多いのか?
ところで、麻雀の試合配信には実況がつきものです。私のnoteと違って、実況では敬称を用いません。たとえば、10月31日のMリーグ。
「開催26日目、第1試合です。起家:ドリブンズ・園田、南家:Pirates・優、西家:風林火山・瑠美、北家:雷電・萩原の並び。東の1局、ドラは四萬です」
って感じですね。この日は松嶋桃プロが実況を担当しましたが、日吉辰哉プロも小林未沙さんも、だいたいこんな感じになるのではないでしょうか。もちろん、お三方ならではの個性的な言い回しも加わりますが。
そういえば、敬称を付ける・付けないでちょっとだけザワついたことが、2023年のビッグイベントでありましたね。
WBC(ワールドベースボールクラシック)の試合中継はTBSとテレビ朝日が合同で行いましたが、局により敬称を付ける・付けないの対応が分かれたんですね。「『大谷』とはなんだ、ちゃんと『大谷選手』と呼べ」ってクレームが殺到したみたいです(たぶん)。MLBの現地実況でも「オータニサーン」ってさん付けするくらいだから、「大谷」呼びに違和感を覚えたのでしょう。
でも、スポーツ実況って敬称無しが当たり前なんですけどね。なぜって、いちいち敬称を付けていられないから。一瞬で展開が変わるものを実況するには、なるべく言葉を簡潔にして伝えようとするんですね。だから、スポーツ実況では「選手」や「さん」などを省略しているわけです。
このことは、麻雀実況でも採用されているようですね。話をMリーグに戻しましょう。実況を担当するお三方もそうですが、解説の土田浩翔プロや石橋伸洋プロなども敬称無しで喋っていますよね。「年長者のツッチーはともかく、バッシーも呼び捨てなの?」ってお考えの方、麻雀実況にはそういった事情があるんですよ。
(※Mリーグ側から敬称なしで実況・解説するようお達しがあったという話を聞いたことがあったような気がします。『たかちゃんねる』だったような?)
麻雀実況が敬称無しで行われている理由がもう1つあるのではと、私は考えています。それは、プロ団体の公式戦を、当該団体に所属しているプロが実況することが多いから。そりゃあ、身内に敬称は付けないでしょ?日吉さんが鳳凰戦A1リーグで実況しているのは、プロ連盟に所属しているプロだからなんだぜ。アナウンサーじゃないからね(笑)。
コメント欄が醜悪に見えるのは敬称を付けていないから
呼称が無いといえば、〇BEMAのコメント欄なんかもそうですね。もちろん麻雀プロに敬意など持っていない集団なので、「選手」「プロ」「さん」などという敬称を見掛けません。
敬意がないのは今に始まったことではないのですが、それ以外にも敬称無しの理由はありそうです。それは、書き込む内容よりも反応する速さに重きを置くヤツが多いから。そりゃあ反射的に書き込んでんだもの、中身などあるわけない。
もし書き込んだものを読んでもらおうという意図が少しでもあるのなら、言葉遣いには気を付けますよね?そういう配慮が少しは見られるはずです。しかし、それが無いというのは、つまりそういうことですね。
私は何度もnoteで「〇BEMAのコメント欄は見るな」「〇BEMAのコメント欄は廃止すべき」と書かせていただきました。配信している側からすれば、番組へのダイレクトな感想は、喉から手が出るほど欲しいのでしょう。しかし、反吐が出るようなものを見せられるリスクが高い、大多数の視聴者の気持ちも汲み取っていただきたい。
それに、そういうコメントって敬意を欠いているのはもちろんですけど、的外れな場合が多いんですよね。だから、読む価値がないんです。たまに面白いコメントも散見されるけど、大多数のコメントがしょうもないので、埋もれがちなんですよね。
そういえば、このnoteを書くにあたってリサーチしたら、こんなものを見つけました。不特定多数の人に向けて質問を投稿して、回答できる人が意見を書き込むやつですね。その「なんとか袋」には、このようなやり取りがありました。
そうですか、私は世間の笑い者なんですね(笑)。上に挙げた回答が「ベストアンサー」になっていたので、きっとそうなのでしょう。
でも、私はnoteでの方針を変えません。やっぱり、麻雀プロにはリスペクトの念があるからです。まだ世間に認められていないという意見をお持ちの方もいらっしゃるようですが、私のnoteで「そんなことはないよ!」って発信したいですね。私の発信力なんて、微々たるものですけど。
おしまいに
これは麻雀プロに限らず、どの分野でもありがちな話ではないでしょうか。おじさんのnoteは麻雀に特化しているので、このnoteでは麻雀プロに絞って書きましたが。敬称無しにしているのには理由があり、何でもそうしていいわけではありません。
ようするに、「分別をつけましょうよ」ってことです。上司が「肩書で呼ぶな、さん付けしろ」って言えばそうするけど、基本的にはルールや常識に基づいて行動するじゃん?それができないヤツの相手なんか、しなくてもいいよ。でも、ケースバイケースって言われれば、それまでなんですけどね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?